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7.退行催眠中間域全記録~「魂の色」

マイケル・ニュートンというセラピストがまとめた、退行催眠による「死んだ後の世界~生まれる前の世界」、いわゆる「中間域」の記録を紹介しています。

スピリットの世界(霊界)に帰還すると、どうやら学校のようなところに行くようです。そして、進歩の度合いは魂の色で解るそうです。

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魂の進歩はその魂の色で判断することができます。スピリットの世界そのものが全般的に白いのは別として、私の被験者たちは、ほかの大多数の魂が多様な色合いの白に見えると報告しています。

私は、個人のバイブレーションの波動パターンが魂のオーラに相当するのだと信じています。多くのケースから、進歩した魂は高速で運動するエネルギーの粒子を放ち、それは青い色をしていて、もっとも集中度が高くなると紫色になることがわかりました。この世の可視光線のスペクトルでは青紫がもっとも短い波長をもち、目に見えない紫外線がもっとも強いエネルギーをもっています。

*魂の発達レベルの分類モデル

 学習ステージ  色の範囲             ガイドの能力
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レベルⅠ初級  白(明るく均質)               なし
レベルⅡ中等下 白っぽい(赤みあり。最後には黄色みを帯びる) なし
レベルⅢ中等  黄(純色で白っぽさはない)          なし
レベルⅣ中等上 暗い黄色(深い黄金色で最後には青みがかる)  初級
レベルⅤ高等  明るい青(黄色みはなく最後には紫がかる)   上級
レベルⅥ最高  暗い青紫色(輝く光に包まれる)       マスター

●私が提示する魂の発達レベルの分類は、社会的にも知性的にもエリート主義を排除するものです。高度に進歩した魂はこの世ではつつましい境遇に見出されることが多いのです。これと同じ理由から、人間社会で影響力のある特権階級の人間が必ずしも成熟した魂の至福を体現しているわけではありません。

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上記のように、退行催眠によって被験者たちは、大多数の魂が多様な色合いの白に見えると報告しているようですが、それは視覚として認識したわけではなく、霊眼で見える色の雰囲気を置き換えたのだと推測できます。

光とか色とは何でしょう?

光とは、電磁波の一種であり、人間の目に見える可視光領域のものを指します。可視光線より波長の短いものを紫外線、長いものを赤外線と呼びますね。太陽はあらゆる光を放射しています。(紫外線=約7%、可視光線=約47%、赤外線=約46%)この光が物体に入射する何らかの波長の光が観測者の方向へ反射(正反射・乱反射を含む)する際に、その物体の物性に応じた特定の波長のみが反射され、それ以外は吸収されるという現象が起こります。観測者には反射された光だけが届くため、その波長に基づき判断される色が、「その物体の色」として認識されるわけです。

人間の目には、可視光領域の光しか認識できないわけですが、例えば、赤外線スコープは、人間の目に見えない赤外線を目標に照射して、イメージ増幅管により像を生成する暗視装置です。顕微鏡も、望遠鏡もまた通常、人間の目では判別できない領域を増幅する装置ということになりますね。

長い波長のもの(AMラジオ、短波ラジオ、FMラジオ、GPS、携帯電話、無線LANのような電波)から、赤外線、そして可視光線、紫外線、X線、ガンマ線と短い波長ものまでを電磁波と呼ぶのですが、その中の可視光領域の電磁波しか人間の目では認識できないということになります。実際には、様々な電磁波が飛び交っているにも関わらず、この狭い範囲しか、感識できないわけです。

ですので、認識規制の無い霊眼で見えるものは、肉眼では見えない色合いも何らかの形で認識できると思われます。その色合いは、言葉では表現できず、「無限に多彩であり豊富」ということになるのでしょう。

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さて、上記の「魂の発達レベルの分類モデル」を見ると、レベルが上がるに連れて、色の持つ波長が短くなっている事に気が付きます。光子エネルギーも赤外線→紫外線→エックス線→ガンマ線とは波長が短くなるにしたがって増していきます。

被験者がこのような知識を持ち合わせていたのかどうかは解りませんが、魂の発達レベルが上がると、光子エネルギーが増す色として認識されているのは興味深いですね。

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