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[本] 「ぼくはのっぽの大リーガーだった」キャシー・バード著

●本の紹介です。

ぼくはのっぽの大リーガーだった ― 前世記憶をもつ野球少年の、真実の物語 (日本語)  – キャシー・バード (著), 釘宮 律子 (翻訳)

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「前世記憶をもつ子ども」に関する投稿は過去に何度かしています。

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「ぼくはのっぽの大リーガーだった」・・・・この本は、2歳の男の子、クリスチャン ハウプト(Christian Haupt)くんが、かつて大リーガーの選手「ルー・ゲーリック」だったとほのめかし、母親がその信ぴょう性を徹底的に追求するといった内容です。

ルー・ゲーリック(1903年6月19日 - 1941年6月2日)は、メジャーリーグのプロ野球選手(内野手)。ニューヨーク州ニューヨーク市生まれ。左投左打。1920年代から1930年代にかけてニューヨーク・ヤンキースで活躍した。三冠王をはじめ、打撃タイトルを多数獲得し、史上最高の一塁手と称される。
ゲーリッグは毎日プレーを厭わないその頑丈さから鉄の馬(Iron Horse)と呼ばれ、1925年から1939年の14年間に渡り、当時の世界記録となる2130試合連続出場を果たした。しかし、1939年、体調異変を感じて自ら欠場を申し入れ、記録は途切れた。後の診断で筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断されたゲーリッグは引退を決意した(この病気は「ルー・ゲーリッグ病」と称されることもある。ルー・ゲーリッグ 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』最終更新 2020年9月21日 (月) 12:29

私の母親はALSで他界しており、大学時代の親友も現在ALSで、きびしい状況下にあります。

本の前半は、キャシーの2歳の息子のクリスチャンが、両親にとってほとんど縁のなかった「野球」に異常なまでに執着し、「ヤンキースの選手だった」「ベーブ・ルースに意地悪された」「のっぽの野球選手だった」「野球選手だったときは、ほとんど毎晩ホテルに泊まった、列車に乗った」「親は自分で選べるけどね」などと話し始め(話をするのは大抵寝る間際や起きて直ぐだったようです)、最初はキャシーは、この子は大丈夫か?と思っていましたが、少しずつ転生や再生に関する領域に引きずり込まれていく内容が克明に描かれています。

やがて、ヴァージニア大学で子どもの前世記憶に関する研究をしていたイアン・スティーヴンソン博士の後を引き継いだジム・タッカー博士と会います。更に、キャシーは「退行催眠」を受け、自分がかつてルー・ゲーリックの母親だったと知る・・・・。そして、息子の語る内容と退行催眠で知り得た情報について、現存するルー・ゲーリック周辺に関しての符合点をアメリカ野球殿堂図書館の資料などで徹底的に調べ上げていくといった内容です。

また、キリスト教徒のキャシーが輪廻転生を受け入れ、イエスを裏切ることになる恐怖との闘いについての心の機微も詳細に描かれています。ケン牧師の「輪廻転生は信じませんが、この知恵と知識の情報が、別次元からやってきたのは神の思し召しです。」の言葉は、キャシーに心の安らぎを与えました。

野球を通して「スピリチュアルに生きる」ことにも触れられています。


●キャシーのHP

●Christian HauptのYouTube

●生まれ変わりの研究(Reincarnation Research)
たくさんの事例が載っています。日本語でも読めます。

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その記憶は、
過去世記憶なのか?チャネリングで得られた情報なのか?
本当に生まれ変わっているのか?それともアカシックレコードのような記憶庫にアクセスして得られた情報なのか?

ただ、間違いなく、その記憶や情報はどこかに保持されているようです。

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