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5.義父の脳内出血・実母の難病

1993~1997年
断食から約2年後の1993年1月に義父が脳内出血で倒れる。その年の2月に義父が入院していた同じ病院で長男が生まれる。

義父は右半身に後遺症が残り現在でも不自由な生活が続いている。2020.5で90歳の卒寿を迎えた。倒れた後、自ら、徹底した健康管理を行い、現在、血液検査では悪い所がない。

不自由な身体で本当に良く頑張ってきたと思う。見方によっては、まるで修行僧のようだと感じる。

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義父の倒れた同じ年の夏ごろから、実母が発音異常を訴える。脳系の病いかと検査を受けるが、原因は特定できない。それでもロレツが回らなくなってゆく。

1995年7月、実母の検査入院先の病院で、家族のみに筋萎縮性側策硬化症(ALS)と告知を受ける。
さすがに告知を受けて2~3日、自分のエネルギーの低下を感じた。現代の医学では、原因が解明されていない為、治療の方法はないと、断言される。

この病気の日本ALS協会を訪れたが、病気の進行に伴う対処法のケア・ブックを紹介されるだけで、やはり治療の手段はないとの回答だった。いずれ動けなくなると分かっていても、周りとしては、何かをせずにはいられない。

前出に投稿した霊媒師からの助言を得たり、東洋医学の分野をいろいろと調べるようになった。鉱泉水、卵油など、良いと思われるものは何でも試していった。しかし、症状は少しずつ進行していった。

上記の「気で治る本」はとても有益だった。この本の中の「野口整体」にも連絡を取ったが病気の性質上、難しいようで断念した(野口整体、活元運動については、いずれ書きます)。

エドガーケイシー療法を行っている、新宿区西早稲田の「福田高規治療院」へも行った。「ひまし油の湿布」はとても気持ちが良かったようだ(この「ひまし油の湿布」は妊娠中の家内にも行っていて、長男は超安産だった)。エドガーケイシーのALSに関するリーディングは一件しか残されていない。下記にリンクを貼り付けておきます。

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1996年5月、霊媒師の紹介で、気功師に出会う。本人の「効果がありそうだ」との感触と、やる気も伴って通うことになった。外気功に併せて、自分自身で気が練れるようにとリハビリの生活が続いた。

進行は、止まっているようにも感じた。が、夏を過ぎたあたりから、気力が
減退。処々の事情(他の患者さんが他界したり、私から観て、どうもこの気功師はチカラがあるのかもしれないが信用できない側面があった)もあり、外気功治療を断念する。

その後、慢性筋肉疲労を取り除く東洋医学系の治療所に数回通ったが、歩く気力も萎えてしまった(この治療所に私も何回か通ったことがあります。先生は既に他界されてしまっているがググると情報が出てきたので貼っておきます)。

藁をも掴む思いで、いろいろやってきたわけだが、いよいよ、八方塞がりの状況に負い込まれる。自分のエネルギーも低下して気管支炎をこじらせてしまった。つづく

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PS:大学時代の親友が、実母と同じALSになってしまいました。25年近く前の母の時とは治療法、対処法もずいぶん変わっているようです。進行を抑制させる、症状を軽減させる、症状の進行のスピードを遅らせる為の治療も行われているようですが、根本的に治すといった治療法は未だに無いようです・・・。

治療成果を上げている鍼灸治療院もあるようですが、万能というわけではないでしょう。早く治療法が見つかることを祈ります。

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