丸ちゃんの話
僕は霊感犬ポチ。
今日は、ちょっと、丸ちゃんの話をしよう。
丸ちゃんは、僕がご主人様の処に来るちょっと前に、一番上のお姉さん夫婦の下に来た柴犬だ。
ハッキリ言って、丸ちゃんは可愛い。
柴犬の中でも可愛い部類に入る。
だから、丸ちゃんは、会う人、会う人、「可愛いわね~」と言われる。
そして、なでなでされる。
丸ちゃんもまんざらではなさそうだ。
ところがだ…
これが、犬となったら、大違いだ。
他の犬が丸ちゃんに近づこうものなら、歯をむいて威嚇する。
「丸ちゃん、可愛い顔が台無しだよ!」
と言いたいのだが、本人からしてみれば、関係ないようだ…。
そう、丸ちゃんは、僕と丸ちゃんの弟分で、既に虹の橋を渡っていった陣以外、全く犬を受け付けないのだ。
なぜなら、丸ちゃんは、過去世、一番上のお姉さんの旦那さんの奥さんだったからだ。
だから、丸ちゃんは、犬の仲間にされるのが嫌なのだ。
私は、あくまでも一番上のお姉さんの旦那さんの奥さん。
だから、丸ちゃんは、一番上のお姉さんの旦那さんが、ペットショップに入ってきた時に、直ぐにわかったらしい。
一番上のお姉さんの旦那さんも、丸ちゃんを見るなり、
「この子だ!」って思ったらしい。
そんな縁で、丸ちゃんは、一番上のお姉さんの家の家族になった。
最近は、一番上のお姉さんたちが、二重生活を始めたため、なかなか丸ちゃんや陣の後に来たヒナに遭えないのだけれど、僕としては、また、ゆっくりと、丸ちゃんと話がしたいなと思っている今日この頃だ。
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