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宝塚ファンとサッカーファンには共通点が多いのだった

 ※当記事のデータは2020年時点の物です


サッカー馬鹿達の遠くに、宝塚が見えてきた

 兄と弟がいるのだけれど、二人ともサッカー観戦が好きで、僕を含めた兄弟3人だけで構成されているLINEは、サッカーの試合があるたびに悲喜こもごもなメッセージが届き、チームのあれやこれやを兄と弟で語りだすとちょっと見ない間に未読メッセージが70件とかになり、お互いの応援しているチームが直接対戦しようものなら、こいつら一生口きかないんじゃないかな、と思うほどの険悪さを時たま見せる。それでも応援するのがサッカーと言うものらしい。

 最近まで僕はサッカーには興味がないのでそれを眺めつつ、「まったく馬鹿だなぁ」と呆れた表情を見せていたのだけれど、最近ちょっと事情が変わった。

 きっかけは、僕が宝塚歌劇団にドはまりしたことだった。

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(神々しさすら漂う宝塚大劇場)

 宝塚歌劇団と聴いて「全く知らない」という人はあまりいないと思うのだけれど、ザックリ解説させていただくと(なぜなら語りだすと長くなるから)、兵庫県宝塚市を拠点とする、全員女性で構成されている劇団で、女性が男性の役をやる「男役」と、女性が女性の役をやる(なんか変な書き方だな)「娘役」で構成されている。

 純粋なミュージカルもやれば、音楽に合わせてかっこいいダンスをみせるショーもある。超!エキサイティング!な団体である。

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(ちなみに今宝塚大劇場でやっているのは宙組公演「アナスタシア」。マジでよかったです。)

 初めて宝塚を見たのは2年くらい前で、初めて見た時にそのエンターテインメントの暴力に僕は屈服した。ダウンしたところにマウントを取られて「これでもか!これでもか!」と素晴らしいショーを叩きつけてくる宝塚の超エンターテインメント体験に、身も心も骨抜きにされてしまったのである。

 それ以来僕は宝塚歌劇大好きマンとして、宝塚友の会に入会し、チケットの選考抽選には何口も応募し、推しを見つけ、劇場に足しげく足を運び…と、宝塚が生活の中心とまではいかないまでも、確実に一部を担うようになった。男のファンは少ない。けれどそんなの関係ない。だって好きだから。

 そうするとですね、それまであれほど「馬鹿だなぁ」と思っていたサッカー馬鹿の兄弟たちと、不思議に話が合ったりすることが増えてきたのですね。

 というわけで今回は、サッカーと宝塚の不思議な共通点について話したいと思います。もしかしたらサッカーだけにとどまらず、スポーツ全体の話かもしれないけれど、とりあえずサッカーで。

共通点についてまとめてみた

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