見出し画像

ありっちゃありの、ドーナツ弁当

5連勤したのにまだ明日も仕事があるってどういうこと??


5月18日のごはん

朝ごはん アイスコーヒー 水
昼ごはん ドーナツ弁当 
晩ごはん 豚肉とピーマンと茄子の味噌炒め ミニトマトとツナのサラダ 納豆油揚げ 豆腐のスープ ごはん ビール2本

明日も仕事だけうへぇ、と思ってたらツマがビールを冷やしてくれていた。晩御飯の豚肉とピーマンとナスの味噌炒めもめちゃくちゃうまい。神よ…!

ビールに合うし、ご飯にも合う

今日の読書

「薬菜飯店」(筒井康隆)
「貧乏大好き」(東海林さだお)
 
筒井康隆の本はたまたま見つけて読んで見るが、「飯店」の文字に大いに騙されたなと思う。

東海林さんのエッセイはやはりフードエッセイストとして確固たる地位を切り開いてきた人だけあって、表現や着眼点が「地味なのにすごい」という一番難しいことを、さも簡単そうに書いてるのがすごい。

★ありっちゃありの、ドーナツ弁当

大抵の場合職場には弁当を持っていく。前日の晩に作っておくスタイル。

節約と言う意味でもあるし、弁当作りがたのしいから、というのもあるのだけれど、職場の周りにコンビニはなく、カフェやレストランもなく、お弁当屋さんというものもなければ、地元に愛されているスーパーもないというのが最大の理由。

書いてて思ったけど、自分が働いているところ、割と辺境の地だな。この周りに家を持つ人はどうやって生活してるんだろうと思うけど、大抵の場合は「車社会なのよー」で片付けられちゃうんだろうね。だから東京に人は集まるんじゃないのかとも思う(車がなくても余裕で生活していけるから)。

少し話がそれたけれど、そんなわけで毎日弁当を作ってるのだけれど、昨日の晩は

・まだあと2日も働かないといけない(本来の契約になかった6連勤ウィークなので)ことにやる気が萎えている
・冷凍してた米のストックを切らした(なぜなら晩御飯に私がもしゃもしゃと食べたから)
・かといって今から炊くのもめんどい

という負の3連単が綺麗にゴールインしたため、ぼくはその場にあったおやつのドーナツの袋から2つドーナツを取り出してお弁当箱に入れたのだった。

翌日の昼(つまり今日)になってお弁当箱を改めてあけると、なかなか潔いビジュアルに「これもこれで悪くないのでは」と思う。おにぎりが二つ入っている弁当箱や、日の丸弁当のような「さぁ、今からこれだけでお前は飯を食え」と言い渡されてる時のような気持ち。

そして缶コーヒー片手にもそもそと食べるオールドファッションドーナツは、優しい甘さと、ともすればぽそぽそとしそうな、だけれどどこかしっとりとした食感が「これからまた午後も頑張んなきゃいけないけどとりあえず今は休もう」という気持ちにぴったりと寄り添ってくれた。

ありだな、オールドファッション弁当。


サポートでより凝った料理記事などが書けます。よろしくお願いします!