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【栄誉】メフィスト賞の座談会で現場の声をいただいた大学生【小説は書きつづけていれば、ホントに上達してた話】

 こんにちは、山本清流です。


 はじめて、選考に残りました。

 『死者の瞬き』という作品で、メフィスト賞の座談会に取り上げられたのです。


 『死者の瞬き』が気になる方は、こちら。


  以前に、「書きつづけていれば上達する」という話をしたのですが、

 今回は、この栄誉ある実績を交えながら、その話題を掘り下げたいと思います。


 いまの僕の心の声は以下のとおり。

 僕は小説を書くのが苦手だ。なぜなら、7回も新人賞で一次選考に落選しているからである。しかし、ずっと書きつづけていると、だんだんと表現の幅が拡がり、自分でも納得できる文章表現ができるようになってきた。継続は力なり。継続するためには、習慣化するのがいいのではないか。

 以下、この心の声を深掘りしていきます。

 よかったら、ぜひ。


 【もともと小説を書ける人だったの?】

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 まず、この疑問に答えておきたいです。

 答えは、NO、です。


 受賞していない分際でなにを偉そうに、という感じですが、

 その論点はともかく。


 僕の文章力は、そもそも高くありませんでした。

 高校生のとき、作文を書いたら、めちゃくちゃ赤ペンが入りました。


 小説を読みまくっていたかと言えば、そんなこともありません。

 読むのが遅く、体力がないので、途中で読むのをやめた本も数えきれません。


 小説という形に落とし込むことなんて、ほとんどできていなかったと言っても過言ではありません。


【しかし、謙遜なされているのだろう?】

 そう思う人もいるかもしれませんが、

 これは嘘ではありません。


 僕は紛れもなく才能のない身ですから、

 ただ継続していくことで徐々に改善しているだけなのです。


 その証拠と言ってはなんですが、

 いままで応募してきた作品は、『死者の瞬き』以外、すべて一次選考で落ちてます。

 【継続は力なり】

 その後、たくさん書いていくことで、徐々に改善しました。

 みなさんに強要するわけではありませんが、かなり書きました。


 中学生のころから書きはじめて、

 長編小説を15作くらい書いています。たぶん。

 

 そのほとんどは小説と呼べないものです。

 「小説という形」にするのは、とてつもなく難しいみたいです。


 メフィスト賞の座談会でも指摘されたように、

 これだけ書いてきてもなお、「まだ小説としての形に不備がある」(引用ではなく、意訳です)のです。


 継続しないわけにはいきません。


 【継続するには】

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 習慣化するのがおススメです。


 期間内に、ある一定の量を書くように決めておくのです。


 【僕の場合】

 中学から高校にかけては、毎日、ルーズリーフ3ページを文字で埋め尽くすという苦行をやっていました。

 これはかなりキツイです。


 目的を達成できなかったら、罪悪感に押しつぶされます。

 さすがにやりすぎだったな、と反省しています。


 【あまり過度にやると、続かない】

 目標を大きくしすぎると、続きにくいと思います。

 最初は、少ない目標からやったほうがよさそうです。


 慣れてくると、長文でも苦じゃなくなってくると思います。


 【ときどき、休んでもいい】

 一日も休まずに、という感じになると、辛いです。

 ときどき休んでも、そこまで磨いた能力が消えたりはしません。


 休んだときに、自分を責めないように注意したいところです。

 責めそうなときは、一度、自分の作品を誰かに読ませるといいかもしれません。


 誰かに評価してもらえると、自分への評価も高まります。


 9割以上の人が小説を書きません。小説を書いているだけで、すでにすごいのです。


 【僕もこつこつ継続していく】

 今回は以上で。

 現在、僕は、毎日、ショートショートを更新中です。


 いまのところ、およそ一年くらい継続しています。

 その中で上達しているという実感があります。


 これからも続けていって、上達していきたいです。

 みなさんも、可能な範囲で、継続してみてください。


 上記したのは極端な例なので、

 まあ、自分のペースで書きつづけていくことが大事なのではと思う僕です。


 上から目線みたいになってたらすいません🙇

 以上。山本清流でした。お読みいただき、ありがとうございました。