浮いているだけ。
生命の終わりを感じている。
上を向いて、下を向いて、また上を向く。
生に縋り付いているのだろうか。
それとも死に抗っているのだろうか。
その体は空気に満ち、自然と水面へ近づく。
先ほどまで駆け回っていたのだろう。
その体は美しく、輝いている。
広大な世界の中で今、主役となっている。
なぜこんなにも目が向くのだろうか。
動くことのできない死を待つ存在なのに。
少しずつ流されて行く。
私もいつか流れるままの姿への変わるとだろう。
死を待つ私が輝くように、今日も更新し続ける。
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#創作 #思考