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初めてのリーダーシップ

私は数十人の集団を率いたことがある。

初めてのリーダーとしての動き、
プレイヤーとしても経験が浅い自分にはとても難しいものだった。

そんな経験をここに記す。


苦労と苦痛


何が正解かわからない。

新たな仕組みを作るのか、前任を踏襲するのか。

経験のない中の進みはとても遅いものだった。


コミュニケーションエラー


意見がぶつかることが良くあった。

私ごときにできることなら周りにも出来る。
そう思い、様々なことを行っていたが、そんなことはなかった。

基準になるのは良いが基準を押し付けるのが良くなかった。

ついていけなくなる人がだんだんと増え、離脱者が多くなる。
気付くころにはもう遅く、数人いなくなった状態だった。

目指す先の違い

私は遥か遠くを目指していた。

しかし周りはそんなことはなく、今が楽しければ良い。

そんな動き方もあるだろう。
しかし、その時は無責任に思えた。

次の代へ悪いものを残す、そんなことがあって良いのだろうか。

そう思っていた私はよくぶつかっていた。


人を先導する楽しさ

他人の人生の記憶に残ること

リーダーをすると必然と多くの人と関わることになる。

そこでその人にとって良い影響を残すことができれば、その記憶に残ることができる。

私も何人かの記憶に残ることはできただろう。

この人のようになりたい。
すごい人いたよね.

そう次の世代へと記憶の残る人になれたことは、私の財産となった。


景色が変わる。


今まではプレイヤーとして、指示された作業をこなすだけだったが、そんなことはなくなる。

自ら仕事を作り、その仕事を配分する。
全ての仕事に関わり、統括することはこの経験からしか得ることはできないだろう。


経験に基づく意識するべきこと



基本に忠実に。


特別のことはしなくて良い。
当たり前のことをただ淡々とこなすことが何よりも重要。

  • 関わる人に挨拶をすること。

  • よく人の意見を聞くこと。

  • 相手の目線、立場に立ちながら考えること。

  • さぼらないこと

  • 責任を取ること

そんな当たり前のことをこなすことが意外と求められる。


焦らず、一歩ずつ。


リーダーの焦りは伝染して、組織の焦りとなる。
だから堂々と構えて、ゆっくりと素早く動くこと。

急いだところで何も変わらない。
のんびりと回り道をして、その景色を楽しもう。


継続的なコミュニケーション


ただ話すだけでいい。
関わる人と常にコミュニケーションを取ること。

毎日、継続的に話すことで、
その人の特性、能力、コンディション等、様々なものが見えてくる。

機械を相手にしているのでなく、
相手は人だということを忘れずに行動すること。

そして、人は損得でなく、感情で動くことを忘れないこと。



先導者とは。



ロールモデルとなること。


目標となれ。

「ついていきたい。」

そう思わせるために動くのでなく、

「こうなりたい」

と思わせるように動くべき。

恐れを見せないこと。


踏みとどまってはいけない。
誰かが自らの前へ進むことはないのだから。

何があっても進み続けること。
それが先駆者の資質。

組織を掌握し続けること。


組織の全てを把握する。

1人で進んでいては散歩と同じ。
人と一緒に進むことができて、初めて先導となる。

目的地、経路、人数、障害物。
組織を取り巻く全てのものを把握し、掌握せよ。


取捨選択をし続けること。


自身の全ての選択が、全員の選択となる。
時にはその選択がとても恐ろしくなるだろう。

しかし放棄してはいけない。
選択をし続けなければならない。


リーダーシップ



リーダーの本質とは、人生である。

その人のこれまで培ってきた思考力、行動力、胆力。
様々なものが組織に反映され伝染する。

つまり、同じ資質の中から、
能力の強弱をコントロールした人間を増やしているのだ。

だからこそ、
組織の限界はリーダーの資質で左右され、
リーダーの素質は組織を見ればわかる。

全ての行動がみられていることを忘れるな。

最後に

最後まで読んでくれてありがとう。
書き殴った形だが、少しでも伝われば嬉しい。

人によって理想とするリーダー像は様々だが、
その一つと思って読んで欲しい。

そして、
あなたの理想のリーダー像をコメントでおしえてくれれば嬉しい。


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