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グランプリをとった、その後。

2016年は今の仕事にはなっていなくて、ただひたすらいろんな地域をまわって、カレーをつくって食べることをやり続けていた1年でした。2017年の夏に、仕事に転換するきっかけがふたつ。

ひとつが友人のカレー仲間に誘われて入った、「NEW PEACE」が運営する「6curry」を立上げから関わらせてもらったこと。

そしてもうひとつが、2017年8月に高橋渚さんと出会い、「スパイスカレー研究部」を始めたこと。
2017年8月2日、東京で「福岡移住計画」さんのイベントで、複業をしている人として、登壇したことがきっかけ。当時は、ほとんど仕事にはなっていないけど、カレーとコンサルをやってる人という感じで話をしました。
終わってから、高橋さんから、何か一緒にできないですかね?と声をかけられ、後日改めて打ち合わせのために「TOKYO PRODUCERS HOUSE(通称:プロハ)」へ行きました。
「神保町はカレーの町だし、このプロハを使って、一平ちゃん直伝のスパイスカレー教室、をやったら面白いのでは?」
なんではじめたのかを振り返ると、最初は完全にノリ。
4回1クールに設定してスタートしました。単発で終わるかなと思っていましたが、連続開催を最初の設定していたことと、回を重ねる毎に満席、増席が続いたことが功を奏し、2クール、3クール、4クールと今も続いていて、そして地方にも広がっていきました。

ただ作って振舞うというステージから、カレー教室の講師をすることになるとは思ってもいませんでした。もちろん、そんなにカタイ場ではありません(笑)
ただ、「カレーを通して、みんながいる場所をつくる」ことが、自分がやっていたこと。
多くの人が食や、カレーを通してあたたかい場をつくれるようになったらいいな、と思っています。
だから、スパイスカレー研究部では、一平ちゃんカレーの活動を通して、どんな変化があったのか、とかを毎回、丁寧に自己紹介をさせてもらうことを大事にしています。
ただスパイスを使って、カレーをつくる人が増えるのもいいんですが、それよりも、カレーを通して人と人がつながっていく、ということを楽しんでもらえる人が増えてほしいと思っています。

東京が2017年9月から月1でやりはじめ、Facebookのイベントページは毎回更新して使う継ぎ足し方式で1年半育てたところ、興味ありの数が5,000を超えました。
スパイスカレーをつくるということに興味がある人が、こんなにいるんだな、ということにとても驚きました。2018年の12月で、東京は16回目になります。長崎の東彼杵では5回、大村で2回。愛知の瀬戸では3回。青森、滋賀、香川、福岡で1回ずつ。それぞれの仕事やつながりから、地方での研究部開催も少しずつ増えました。
部員の人数については、1回でも参加したら部員とカウントすると、東京だけで300人程。地方を合わせたら全部で450~500人ぐらい。
滋賀と香川は普段は裏方で動いている高橋さん(写真右)が、福岡は長崎のときにサポートしてくれている溝端さん(写真中央)が講師になって、研究部が勝手に広がっていることがとても面白いですね。

ー時に、カレーはその繋がりの中で奇跡を起こす―

奇跡を起こす、というキャッチとして言葉はちょっと大げさにしています。
等身大にいうと、つながりのなかでおもしろい動きが始まった、というくらい。
そのなかでも印象に残ってるエピソードは、また次回。

サポートを頂けると大変喜びます! スパイスカレー研究部の活動にすべて充てますので、よろしくお願いいたします。