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01.チャイとは

早いもので今年も残すところあと一か月半、日に日に寒さが増し、ホットチャイが飲みたい季節になりましたね。

こんにちは、チャイ研究家のちゃいまいです。
かなりマイペースになってしまうと思いますが、チャイについての研究報告を上げていこうと思います。

さて、インドカレー屋さんや、おしゃれなカフェで見かけることの多い「チャイ」ですが一体何者なのか、みなさんご存じでしょうか。

「チャイ」が意味するもの

日本でチャイとして提供されている飲み物はスパイスが入ったミルクティーが多いため、チャイがそのようなものを指す言葉だと思っていらっしゃる方も多いようです。
しかし実は、チャイという言葉自体はヒンディー語やロシア語、ペルシア語、トルコ語などで「お茶」を意味します。

つまり厳密にはカフェなどで見る「チャイティー」という言葉は「お茶お茶」という意味だったりします。チゲ鍋を訳すと鍋鍋という意味になるのに似ていますね。

スパイス入りのミルクティーもチャイですが、実はチャイはスパイスが入っていない場合もあるし、ミルクティーではない場合もあります。
私がインドで出会ったチャイはスパイスが入っていないものもありましたし、スリランカではスパイス入りでミルクが入っていないものもありました。

スパイス入りのミルクティーは「マサラチャイ」

では、日本でよく飲まれているあのスパイス入りのミルクティーは何なのかという話ですが、正確に言うと「マサラチャイ」と呼ばれるものにあたります。

マサラとは、ヒンディー語で「香辛料を混ぜ合わせたもの」を意味します。マサラチャイに使うスパイスは地域や家庭、お店によって様々です。
単体のスパイスを使う場合、人によってはジンジャーチャイ、カルダモンチャイなどと呼び分けていることもあります。

それで結局チャイって何者?**

…という問いの答えですが、いろいろと調べた私なりの「チャイ」解釈は下記です。

言葉としては「お茶」を意味し、
狭義には、日本における一般的な解釈である「インドなどでのまれているスパイス入りの煮出しミルクティー」のことを意味するが、
広義には作り方も材料も自由なお茶っぽい飲み物
です!(異論は認めますw)

いかがでしたか。
今回は、チャイは何者なのかについて書かせていただきました。
次回は、その起源について探ってみようと思います。

皆様のチャイライフが少しでも豊かになりますように。
それではまた。

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