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第3回『スピカワークスインターン広報』<後編>!

こんにちは!
スピカワークスの新人編集者・小屋です。

【2023年度インターン】内容を振り返る、第3回『スピカワークスインターン広報』後編です。

先日公開した前編では、

「インターンの初回活動となる【ガイダンス】
「インターン課題に取り組むオンライン実施の【ワークショップ】
「実際に弊社の事務所にて行った【対面での講習会】

をお届けしました。

後編となる今回は、「作家さんへのインタビューに同席」「単行本帯リード作成に挑戦」を振り返ります!

【リード】についての説明は、第1回『スピカワークスインターン広報』で記載しております📝 ぜひこちらの記事も、参考にご覧ください。

それでは、後編もどうぞ最後までお付き合いください!

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2023年度インターンで行った活動内容

①作家さんへのインタビューに同席

音羽すずめ先生にご快諾いただき、先生の初電子単行本『攻めて好きって言わせて』配信記念インタビューに同席してもらいました。

初めて漫画家の先生とお会いするということで、緊張していた3人。インタビュー後に感想を聞いてみました。

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【I.Kさん(大学2年生)】
漫画家さんと対面でお話を聞くのが初めてだったので、少しドキドキしました。創り上げた作品への想いを話されるときの表情や言葉が、強く印象に残っています。また、その想いが漫画に詰め込まれているからこそ、読み手はより楽しく、作品を読むことができるんだなと改めて実感しました。

【I.Sさん(大学2年生)】
聞いてみたいと思ったことを、実際に漫画家さんへ伺える機会はなかなかないので、貴重な体験でした。作品への想いや考えを聞き、漫画家さんの信念や考えの一部に触れることができて、幸せでした。作品を読んで感じた、「温かさ・眩しさ」の根底にあるものを知れたような気がして、嬉しかったです。

【H.Kさん(大学2年生)】
インタビューの内容が、作品のいろいろな情報を引き出してくれていたので、そばで伺っていて楽しかったです。質問内容もとても勉強になりました。また、漫画家さんがこだわった部分などを、直接聞くことができる機会はなかなか無いので嬉しかったです。

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②単行本帯リード作成に挑戦

卯月ココ先生『恋せよまやかし天使ども』2巻の帯リードを、3人にも考えてもらいました。なお、発売された単行本で実際に使用しているリードは、代表・鈴木作です。
(こちらの活動内容は、「編集者の方々の日々の業務を、実際に体験してみたい」という声をもらい、組み込んだものです。時期によっては行えない場合もありますので、その際はご了承ください。)


<帯リード課題内容>
・『恋せよまやかし天使ども』2巻の帯リードを、5案ほど考えてもらう
<押さえてほしいポイント>
・1巻をうけて、「ここに期待してほしい」と分かるもの
・タイトルとカバーイラストと雰囲気が合いそうなもの
・同じ発想のものよりも、色々なテイストがあるとより良い

作成したリードに対し、代表・鈴木からフィードバックがありました。その上で、<帯リード作成時に意識していること>の説明に加えて、それぞれの案に対して<良かったところ・改善点>などを一緒に確認していきました。

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【I.Kさん(大学2年生)】
最も苦戦したことは、「自分の中で感じたものを表す言葉が、思うように出てこない」ことです。該当する巻の内容や雰囲気にも合うような言い回しを、必死に探しました。そんな中でも、色々な作品の帯を参考にしてみたときに、自分では思いつかなかった表現の仕方をたくさん知ることができたので、嬉しかったです。

【I.Sさん(大学2年生)】
その作品を、しっかりと表現できる言葉を探し出す」ことの難しさを、実感しました。フィードバック時には、鈴木さんがリード作りで意識されていたポイントを聞くことができたので、嬉しかったです。またそのポイントは、私が読者として漫画を購入する時に、無意識のうちに判断材料としていることだったと気づき、とても納得しました。

【H.Kさん(大学2年生)】
フィードバックを受けて、「帯リードの重要さ」を改めて理解しました。そして、「作品を知らない人に、手に取ってもらう」ことの難しさも知りました。自分の中にある引き出しの少なさを痛感し、リード作りには苦戦しましたが、「どんな言葉で、この作品の面白さを伝えるか」を考えることは、とても楽しかったです。
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上記の通り、2023年度スピカワークスインターンでは、「自分の『好き』を自分の言葉で伝える」ということを課題の主軸として、様々な活動を行いました。インターンの開始直後は緊張した雰囲気の3人でしたが、月日を経て打ち解けていく中で、自信をもって自分の『好き』を伝えられるようになっていたように思います。

〖代表・鈴木コメント〗
スピカワークスでのインターンに参加してくださった3人のメンバーの皆さん、どうもありがとうございました。
編集者の基本は「自分が良いと思うものを他人に紹介する」ことだと思っているので、今回もまずはその基本を、ワークショップで体験してもらいました。今回は途中、お題をシークレットにした回も挟み、不意の相談に応える擬似体験もしてもらいましたが、皆さん一生懸命に取り組んでくれましたし、対応力が高いなと感じました。コロナが落ち着いてきたことで、今回は対面での講習と食事会も行ったり、希望に応じて実習的なことも入れたりと、今までよりも少し多めのカリキュラムを組んでみました。そういうこともあってか、最後の方はそれぞれの個性もハッキリと出てきたり、積極性も感じられるようになって良かったです。今後どのような道に進まれたとしても、自分の大事にしているものを堂々と伝えられるように頑張ってください。応援してます。

そして、この記事を読んでスピカワークスでのインターンに興味を持ってくださった方がいたら、次のインターンでお会いできるのを楽しみにしています。よろしくお願いします。

〖小屋コメント〗
今回のインターンでは、活動時に皆さんから出てくる【個性的な感想・質問】が印象的でした。まだ見えていなかった作品の側面を知ることができたと同時に、<作品が良いものだと相手に伝える>ための、様々なアプローチ方法を、新しくインプットすることができました。自分ではない誰かの「好き」や疑問を知ることは、とても大事ですね。
オンラインだけでなく、対面での活動も実施できて良かったです😊
インターン本当にお疲れ様でした!

改めまして、2023年度(第2回)スピカワークスインターンに参加していただき本当にありがとうございました!

👇スピカワークスでは2024年2月現在、インターンを募集中ですので、ご応募お待ちしています!

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