長い時間をかけてトガった人間になっていく
スぺカレAクラス 7月9日(火)
自分の精度を高める
現代では様々な自己啓発本がヒットしたり、MBTI分析が若者の間で流行ったりしているほど多くの人が”自分”について知りたいと思っていることが社会的な流れとして見えてきている。
自分について知りたいという流れは非常に良い流れであるが、その自分について知ることに関して
知ったからもういいや、この診断がでたから仕方ないよね、と自分自身の分析が甘かったり一辺からしか見ていない人もいるのではないだろうか。
ここでは、自分自身の精度を高めてより良い人間になるために、自分自身のポテンシャルを知り、自分をどう活かしていくのかを考えていく。
精度を高めるためにまず必要なことは自分自身がどのくらいのパフォーマンスができているかを知ることだ。
例えば、仕事でとても楽しいと思っていることで且つやりがい、評価ももらえているとするならばその仕事は自分自身のパフォーマンスがしっかり活かされている仕事であるといえる。
しかし現代の多くの社会人はそうではないだろう。
仕事はお金のために行く、やりがいは給料、評価はもらえているのかすらあまり分からない、なんならもらえていないように感じる。
このようなお金に囚われた働き方をしている人がほとんどだと思う。
自分自身の精度を高めてより良いパフォーマンスを社会に発信していったり、貢献するためには自分が活きることを忘れないことが重要である。
またここでいうポテンシャルの大きさは問わない。
元々のポテンシャルのビーカーが小さくてもしっかりと液体で満たされて、ビーカーとしての役割を果たしているのであれば、つぎはビーカーを大きくしていく作業に移る。
自分を活かしきれるよう考えることが第一歩である。
次に自分の精度を高めるために必要なことは
強みをとにかく伸ばすこと、トガらせることである
これは自分を活かすことと非常に似ている。
自分の強みを自分自身で知ったり、家族ではない信頼のおける見立てのある人にフィードバックしてもらうことでより鮮明にわかってくるだろう。
自分の弱みばかりを見るのではなく、強みに目を向けてどんどんアップグレードしていくことがより良い人材になるための賢い道といえる。
20代は学びと経験のインプットを
トガるという言葉を頻繁にスぺカレでは使用しているが、これは埋没しないでより希少性の高い人材になるということを意味している。
ではトガるためには具体的にどうしたらよいのかということを分析していく。
端的に言ってしまうと20代のうちのインプットと学びである。
海外に行くことが貴重な時代に少しずつなりつつある。
そんな中で海外に行くということはトガるということにつながる。
しかしこの海外旅行は消費やテンプレの海外旅行ではないことを留意してほしい。
日本との違いを肌で感じたり、歴史を知ったり、世界の広さを体感したり、自分自身のちっぽけさを感じたりという学びの海外旅行をすることで自分自身がトガっていく。
また、人的資本と社会的資本を知り、スジのいい時間を過ごすことも必要になってくる。
人的資本とは、自分自身のなかに蓄えられる資本のことで知識や資格、技能のことを指す。
社会的資本とは、人とのつながりであったり、社会からの信用のことである。
この二つを言語や理論で知るだけでなく、体感しながら学んでいくことでスジの良い時間を過ごすことができるようになる。
消費につかう時間を、自分の好きなことで且つ社会のためになる時間に変換出来ること、つまりは誰かの幸せになる時間に使えることこそが、自分の精度を高めることにつながるだろう。
さらに、現代はより複雑化しているため、情報よりもリベラルアーツが非常に重要になっている。
これこそインプットである。
哲学や宗教はあまりにも莫大すぎて嫌になってしまうかもしれないが、少しずつ知っていくことが第一歩といえるだろう。
私自身も絵本から見始めたり、分かりやすい文献から手に取ってみている。
興味をもって現代社会に蔓延る悩みやモヤモヤを解決してくれる種になることは間違いない。
そして、リベラルアーツがあることによって自由への道が開かれ、価値のある新しいものが作れるようになってくるのである。
20代にしかできないこの学びを大切にしながら時間を有効に使ってほしい。
まとめ・感想
自分の精度を高めて、より良い人間、トガった人間になる練習を20代はギアを上げて取り組むことがこの令和の時代の必修科目であることを改めて感じた。
今後が心配だからこそ今の自分に学びの投資をして、30代や40代になった時に稼げる人間にならねば…と危機感を持って時間を有効に使っていきたいと思った。
まなちゃる
マイクロスポーツを幸福にカッコよくするための学びを発信します。