見出し画像

スぺカレ~令和に必要とされる強キャラ~

スぺカレ Aクラス 5月21日
・働き方OSのアップデート
・希少な人材になる必要性
・自分に合った将来像

様々な働き方、稼ぎ方のバリエーションが増えている現代では、楽しく働いている人もいればとりあえず食べるために働いている人もいるだろう。
この前者と後者にはどんな違いがあるのかというと、職の選び方が一つの要因になってくる。
時代が進むにつれて働き方はiPhoneのようにアップデートしている。
ではどのようにアップデートしていったのか、まずはOS.1から考えてみる。この働き方は所謂”昭和の働き方”と言っても過言ではない。一生涯働ける場所に就職して定年まで真面目に(笑)働くことを指す。このOS.1は昭和の時代には勤続年数が増えると自然と昇格・昇給につながったため、稼ぐには一番効率が良いとされていた。しかし、現代でOS.1の働き方はどうだろうか。勤続年数が増えど増えど給料は変わらない…と嘆いている人ばかりだ。令和のこの現代にはOS.1は適応していないことが分かる。

次にOS.2を見てみよう。これは”平成の働き方”と言われる。平成時代には多くの女性が社会に出て働くようになり、それぞれの人生のタイミングが働く人々に出てきた。そのタイミングで転職をしたり一旦離職をする人が増えてきたのである。その後復職するといったときに参考になるのが前職の経験になる。前職が教師であった人は、教育関連の仕事を探したり、もう一度ほかの学校で教師をしてみたりする傾向が多くみられた。このOS.2は現代でも多く見られるケースではあるが、果たして働く人の充実感や満足感につながっているだろうか。多くの人が自分自身の専門性や資格に頼り、本当にやりたいことや自分に向いているものを仕事にしている人は少ないのではないかと感じる。例に挙げた前職が教師だった人の教員資格を取得した動機が、子どもが大好きでこれからの未来を担っていく宝を心から支えたい!と考えて教師になっていたのであれば天職だ。しかし、周りから勧められたから…とりあえず教師になっておけば生涯安泰だから…といった動機であれば、本人のそして周りの人たちの良い影響にはならないだろう。これがOS.2の落とし穴である。

最後に最新のOS.3を見てみよう。これは自分のやりたいことベースの就職・転職である。本当に自分自身がやりたいことは何か、これだったら楽しく学べる!もっともっと知りたい!と楽しみながら自分自身を伸ばせる働き方がOS.3になる。そんな理想論は通じないと感じる人も多いだろう。しかし、この先の見えない現代社会で生き抜くためにはその場に停滞していることこそが危険なのである。何かしら自分で楽しいことを見つけたり、誰かのためになることを見つけ、それを稼ぎにしていくことが令和の新しい働き方なのである。

そんな新しい働き方が求められる背景には社会の動きがある。
スイスでは会社の面接を一人当たり30回行っている。これはその会社や組織に必要な人材を選別するために行われている。ここから分かることは、スイスでは社員一人ひとりに向き合い、その人の本質を見たり、どんなことが得意かどのくらい向上心があるかを見極めている。併せて会社や組織を今よりもより良いものにしようとする姿勢が強いことが分かる。その結果、スイスのGDPは日本の約3倍までのぼっている。
つまりは、難しいことができる人材は社会で必要とされているということだ。その人材をここでは”強キャラ”と言おう。
強キャラはどこでも引っ張りだこになる。その強キャラになる一つの素材としてマネジメント力、ブランディング力が挙げられる。ここで注意したいのが強キャラは大きな組織に居るとは限らない。小さな組織の中でもチームを作り、社会に貢献している強キャラもいる。
では強キャラになるにはどうしたらよいのか!と考える人が多くいるだろう。強キャラになる第一歩は自分の好きなこと、これをもっと学びたい、この役職で誰かを喜ばせたい!と感じるものを見つけたり感じたりすることが第一歩になるだろう。

強キャラになるための材料をここでは2つ紹介する
まず一つ目はマネジメントの強キャラになるためにはどうしたらよいのかを考えていく。マネジメントは様々な人を巻き込みながらより良い組織を作っていったり整えていったりする質に問われる役職である。
その質を上げていくためにはまずは小さな価値を作りながら周りの人を巻き込んでいく練習が必要になる。ここで重要なことが全員がwin×winであることだ。誰かが割を食ってしまうとその割を食っていた人が限界を迎えた場合、その組織は崩壊してしまう。そのため全員が幸せになるような調整力が必要になってくる。
次に経営企画・コンサルの強キャラになるためにはどうしたらよいのかを考えてみる。経営企画やコンサルはコンセプトを見たり作ったりすることが必要になる。自社乃至相手の会社のコンセプトを見ながら今後の経営の助言をしていくコンサルでは土台となるコンセプトを深堀りするスキルが必要になる。ということはまずは自分でコンセプトを持っていることが大前提になり、そのことで見る力、本質を突く力が養われていくのである。会社を任せる人がコンセプトが無く、空っぽな人であったら本当にこの人に任せていいのだろうかと不安になる。そして自分でコンセプト考えた経験があるからこそ見る力が付き、相手の求めるものを作ることができるようになるのである。

強キャラになるにはこの例に挙げたものだけとは限らない。様々な界隈に強キャラは存在する。その強さを身につけるためには自分自身に合った学びを深めたり、実体験を通しながら実感値として感じ続けることが重要になる。この不安定で複雑な世の中を生き抜くためには強さを身に着けていきたいものだ。

まとめ)令和の働き方をまとめてきたが、自分自身が学びたいと感じたり、このことなら楽しくやっていけそうだと感じるモノ・コトを深堀りしながら一人ひとりが個性のある強キャラになっていってほしいと感じた。

まなちゃる



マイクロスポーツを幸福にカッコよくするための学びを発信します。