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反日教科書マグロウヒルと消された『ヨーコの話』~慰安婦は天皇の贈り物!? 米教育現場にまで忍び込む歴史戦工作

(リード)
在米韓国人の邪悪な反日工作がついに教科書を汚しはじめた。その一方で、平和を学ぶための良心の書が全米の教室から駆逐されようとしている。行きつく先は恐ろしい日本人差別だ。

これこそがヘイト、レイシズムではないか

 在米日本人の子弟が悲鳴を上げている。アメリカ国内にぞくぞく慰安婦像や慰安婦祈念碑が建てられている昨今、NYやLAの小中学校では、中国韓国系の生徒が中心になって日本人生徒に対する陰湿なイジメがあとを絶たない。殴る蹴るは当たり前、唾を吐きかけられた、集団で囲み「お前には汚い日本の血が流れている」と罵られた、という報告も手元に届いている。
 先生に相談したところで、その先生自体が韓国系の場合すらあり、「日本軍は14歳の少女を強姦し性奴隷にした」などという授業を平然と行っている状況だ。遠足での慰安婦碑見学や韓国製慰安婦映画の鑑賞会まで行う学校もあるというから、日本人子弟は学校の中に身の置き場さえない。思いあまった親が領事館に駆け込むと、なんと「私どものの仕事ではない。警察に言ってくれ」という怖ろしい返事が返ってきたという。冗談じゃない、邦人保護こそあなたたちの仕事だろう。
 もはやイジメの次元を超えたへイト・クライム、レイシズム・クライムともいうべきこれら邦人ハラスメントについて、モンタナ州立大学准教授という肩書をもつ山口智美なるフェミ屋さんが、週刊金曜日のネット放送で「アメリカに住んでいるが(イジメの話など)聞いたこともない。まったくのデマ」だと言ってのけたのには驚いた。バカにつける薬を研究中の科学者がいたら、彼女を一級の被験者に推挙したいとさえ思う。こんな人士でも少しは世の中のお役に立つに違いない。私は東京S区のはずれに住んでいるが、多摩川ひとつ隔てた川崎市で先年起こった中1男子イジメ殺人事件もテレビの報道で初めて知って驚いたくらいだ。山口のいうアメリカはご町内レベルの広さしかないらしい。

「表現の不自由展」によせた山口智美のメッセージ。もはや、この人物に関して何の説明も不要だろう。短期帰国しては保守系のイベントに紛れ込んだりする。但馬の単行本も買ってくれたそうだ。

 人間、振りかざす正義を手に入れるとどこまでも残酷になれるものである。まして、子供の世界は――。
 今、アメリカの公立小中高校で、日本は戦争の加害者であり悪、日本人を糾弾することは正義だ、という空気がじわじわと広がりつつある。日本人はいくらイジメたところで、イスラム系移民のようにあとがややこしいということもない。最近は、ポリティカル・コネクトネスに押さえつけられ言いたいこともいえないプア・ホワイトの子弟が憂さ晴らしの恰好の標的として、邦人イジメに加担しているという話も聞いた。

反日映画とシンクロする異常教科書

 彼らの「正義」にお墨付きを与えているのが教科書である。2014年度に採択が決まった米最大手の教科書出版社マグロウヒルの高校生向け世界史教科書『Tradition&Counters』に、旧日本軍の慰安婦強制連行が”史実”として記載されているという情報は、日本の心ある識者たちを激震させた。その内容たるや、誤記や誤認識の領域をはるかに超え、明らかな捏造であり、おぞましいまでの反日悪意に満ちたものだ。一部を抜粋してみよう。
《日本軍は14歳から20歳までの20万人もの女性を、強制的に連行し、徴用し、「慰安所」「娯楽センター」などとよばれた軍用売春施設で働かせた。日本軍は慰安婦たちを天皇の贈り物と言いながら兵士に提供した。女性の多数は朝鮮と中国の出身者だった。 》《ひとたび軍用売春施設に入れられると、「慰安婦」は、毎日20人から30人の男性の相手をさせられた。女性たちはしばしば兵士が直面するのと同じ危険に遭遇し、多数の戦死傷者を出した。》《特に逃げようとしたり性病にかかったりした者は、日本兵に殺された。戦争が終わるころには、慰安所でやっていたことを隠すために、多数の慰安婦を虐殺した。》《日本の兵士のために慰安所を設置する動機となったのは、南京の惨事で、そこでは中国人女性への大規模な強姦事件が発生した。そうした暴虐行為の発生を避けようとして、日本軍は別の戦争の惨事をつくりだしてしまったのだった。》
 ちなみに、「天皇の贈り物」の下りの原文はThe army presented the women to the troops as a gift from the emperorである。

米国の教室に入り込む反日。マグロウヒルの教科書。強制連行された慰安婦は20万人。慰安婦一人が30人の兵士を相手。200000×30人……一体、日本兵はどれくらいたのだろう。あまりにも非科学的だ。


 なんのことはない。韓国の反日慰安婦映画『鬼郷』(2016年2月公開)の内容そのままではないか。両者は繋がっていたのである。この映画の監督・趙廷来(チョ・ジョンネ)は制作の動機をこう語っていた。「日本政府は慰安婦強制連行の証拠は存在しないという。ならば証拠を作ってやれと思った」。韓国人にとって証拠とは見つけ出すものでなく、作るものらしい。妙に納得してしまった。
 彼らだけのマスターベーションですんでいるうちはそれでいい。しかし、韓国の国策によって多額のマネーとともに世界中に”史実”として、ばら撒かれるのである。マグロウヒルの教科書で学び、『鬼郷』を授業で見せられた子供たちの、日本人の同級生に対して向けるまなざしに「正義」という名の憎悪や敵意、侮蔑が宿らないと誰が証明できようか。
 趙監督は「反日映画ではない。戦争のない世の中を願って作った」とも言っているが、いつもの彼らのエクスキューズに過ぎない。おそらくマグロウヒルの編集者を問いただしても同じような答えが返ってくることだろう。

妄想映画『鬼郷』を絶賛する「しんぶん赤旗」(2016年3月8日付)。
映画『鬼郷』より。敗戦の報を受け、日本軍は証拠隠滅のために慰安婦たちを銃殺し穴に落として遺体を焼却する。んなバカな(怒・笑)。鬼帰とは鬼神になって故郷に帰るということ。巫覡(シャーマニズム)文化の国・韓国らしいともいえる。

 2015年末の日韓合意が国内外の韓国人の鼻息をますます荒いものにさせている。合意は「日本政府が罪を認めた」という宣伝にこそ使われ、慰安婦問題の解決には1ミリの寄与することはない。そもそも彼らに合意を守る気などハナっからないから、10億円もやらずぶったくりだ。
 私から言わせれば、政府も外務省も韓国人というものを知らな過ぎる。韓国人の反日とは、反・日本国ではなく、反・日本民族なのである。合意や協定、条約の類など彼らからすれば、国と国が勝手に決めたものであって、そんなもので民族の恨みは消えない、というのが彼らの理屈だ。

卑劣なヨーコ・バッシング

 かようなヘイト教科書が採択される一方で、全米の教室から追われようとしてる良書がある。ヨーコ・カワシマ・ワトキンスという日系米国人作家の書いた自伝小説『竹林はるか遠く』(So Far from the Bamboo Grove)、通称『ヨーコの話』である。同書は、終戦直後、北鮮から引き揚げる作者一家が体験した受難を通して戦争の悲惨さを訴える内容になっていて、アメリカの中高生向け優良図書に選ばれ、中学校用教材として多くの学校で使用されていた。しかし、本の中で、引き揚げの日本女性を朝鮮人が襲い強姦するエピソードがあり、これに韓国系生徒が反発、登校拒否を起こしたことから、騒ぎは瞬く間に韓人世界に広がって行ったのである。
《米国生まれでニューヨーク近郊の私立学校に通う7年生のホ・ボウンさん(米国名アレックス・ホ)は、「韓国を侵略し多くの人を殺したのは日本人のほうなのにこの本の至る所で韓国人が日本人を暴行し、とても悪いことをしているように書かれている。涙がとめどなく流れそうになった」と語った。
 ホさんは「私のクラスの友達がこの本を読んだら私をからかい、悲しくなるのではないだろうか。私自身が心の平穏を感じ、思う存分意見を述べる場であるべき学校のクラスで、こうした扱いを受けることはあってはならないこと」と心配した。》(「間違った『ヨーコの話』学びたくない」 (朝鮮日報 2007/01/21)
 むろん、『ヨーコ』の中には善良な朝鮮人も多数出てくるし、日本人のエゴも描写されている。決して特定の民族を非難するのを目的にしたものでなく、これこそ「戦争のない世の中を願って」書かれた小説なのは明白なのだが。

『ヨーコの話』こと『竹林はるかに越えて』。
『ヨーコの話』排斥運動の旗手・ニューヨーク韓人学校父母協会長のチェ・ユンヒ女史。まさにモンスターならぬデビル・ペアレンツだ。米国務省宛てに「日本海と東海を併記せよ」という署名運動を行ったり、近年では「コリア系児童のために韓国の公休日である旧正月をNYの公立学校にも導入すべきた」というトンデモ主張をしている。

 しかし、これに対する在米韓国人社会の反応は異常といえるほどだった。『ヨーコの話』の内容は「第2次世界大戦加害国の国民である日本人を被害者にすり替え」(朝鮮日報2015/5/29)るための捏造に終始しているとして、韓人の保護者団体や韓国領事館までが加わり、同書を優良図書指定および学校教材を外すよう執拗な抗議活動が展開された。その際には「ヨーコの父(満鉄勤務)は戦時中731部隊にいた」などというあからさまなデマが流布され、ヨーコ氏の講演会の妨害まで行われている。これが、彼らのやり方なのだ。弱いメダカも群をなすと凶悪な蛭になるのである。そして雌猫の発情の如き声で騒ぎ立て黒を白、白を黒と押し通す。
『ヨーコの話』こと『竹林はるか越えて』は2015年、待望の日本語版(ハート出版)が出版された。実は、ヨーコ騒動の渦中の07年にも日本語版の出版の企画が進んでいたが、作者のヨーコ氏から突然のキャンセルがあり流てしまったという経緯がある。作者は理由を明らかにしてはいないが、およそ察しはつく。日本語版が出たときの在米韓国人たちのいやがらせや脅迫を警戒したのだろう。子供のイジメ問題を抱える邦人保護者が表立って声を発せない理由もそこにある。
 外道のやることはどこまでも外道だ。

初出・MSムック『国連発世界反日時代』(メディアソフト)2017年1月

(追記)在米日本人児童に対する陰湿ないじめはあとを絶たない。これに関して、日本人子弟の父兄も立ち上がってはいる。住民の人口20%をコリア系が占めるニュージャージー州に住む日本人主婦が中心になって興した「ひまわりJAPAN」(以下ひまわり)がそれである。但馬もその代表者と何度かメールのやりとりをさせてもらった。
 ひまわりに寄せられた在米邦人父兄の声、その内容は想像を絶するものがあった。一部を紹介する。
《日本軍は13歳の子を強制連行して性奴隷にして虐殺した、と現地校で教えている》
《カルフォルニアなどでは『慰安婦・性奴隷として日本兵に拉致されたのは、まだ生理も始まっていない、12、13歳の少女で、しかも日本兵は戦後、口封じのために20万人以上の慰安婦を虐殺した』という話が韓国人生徒達や韓国人父母らによって学校に広められている》
《小学校で韓国人の生徒に「独島はどこの島だ?」と聞かれ、知らないというとしつこく何度も質問され、母親が先生に抗議したところ、韓国人の先生は「本当の事だから仕方ない」と相手にしてくれなかった。》
《バスケットで得点した時のお祝いのハイタッチで、日本人の子の時だけ手を引っ込める韓国人の子がいる》
《クラスメイトから「テロリスト」「強姦魔」呼ばわりされ、唾をかけられた》
《日本人は韓国人にひどいことをしたのだからと学校で謝れコールが起こり、泣いて謝るまでコールが続いた》
 ひまわりによれば、こういった苦しみを訴えてくる父兄たちも、決して一枚岩ではないという。積極的にこの問題をアピールし改善への道を開こうという声もあれば、「そんなことをすれば、ますますいじめがエスカレートする」「卒業までの辛抱だから」と運動に消極的な人たちもいる。前者はアメリカの市民権を獲得し定住している人たちで、後者は主に2~3年で帰国する商社マンたちだという。
 領事館は個別の案件は取り合ってはくれない。何より、日本の外務省や国、それにマスコミの冷淡な態度だ。朝鮮学校のチョゴリ切り被害は大々的に報じるテレビ、新聞も、在外邦人児童の受けている虐待に関しては関心すらもとうとしない。
 国内ではいじめによる子供の自殺があとを絶たない。あってはならぬし、ならないことを願うが、アメリカでは学校での銃乱射事件もたびたび起こっている。そういった最悪の悲劇が起きてからでは遅いのだ。

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