モリー先生との火曜日:死にゆくコーチが遺したもの
日本語タイトルは「モリー先生との火曜日」ですが、私が読んだのは英語版「tuesday with Morrie」です。
オンライン英会話の先生とおすすめの本について話していた時に、フィリピンの先生のおススメの本として、紹介されました。英語の勉強という意味でも、人生の教訓としてもおススメの本として紹介させてもらいます。
ALSで余命僅かな大学教授とその元生徒が、毎週火曜日に会話を交わしていきます。その中で、世界とは何か、後悔とは何か、許すとは何か、文化とは何か、愛とは何か…というような14のテーマについて語っていきます。
死を目の前に感じているからこその力強さと真実味。徐々に自分ひとりで生きていけなくなることを前向きに好奇心を持って臨む教授の姿勢。
多くのことを学ぶことが出来ますが、一番私が感じたのは、すべては「愛」の重要性を語っているということでした。
許すというテーマについても、後悔というテーマにおいても、そこに愛を持てたか、という視点で教授は語っていく。死を目の前に、地位も名誉もプライドもお金も心を満たしてくれない。「愛」だけが心を満たしてくれるものだということを改めて考えさせてくれる。
という内容もとてもいいものでしたが、
それ以上に、毎日25分のオンライン英会話の新たな活用方法として、一緒に本を読む、おススメです。だいたい毎日8ページぐらい読んだので24日かかりましたが、英文を読むスピードが断然上がりました。分からない単語も時々出てくるのですが、そのあたりはコンテクストで理解するというスキルも上がりました。
次は何を読もうかと、先生にヒアリング中です。
英語学習に「tuesdays with Morrie」おススメです。泣きながら英語の勉強ができます(笑)
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