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♢10資産継承・相続

新年早々現実的なテーマになってしまいなんか申し訳ない。大人になるとこういう事態と向き合わなきゃなーって考え始めたりもしますよね。
しかしまだまだお正月気分でのんびりしたいので固いことは書かず、ゆるりとした話題にしましょう。
継承という単語だけ見ると家族や親戚から来る印象が強い。わかりやすい部分だと性格、顔のパーツ、口癖など第三者から見ても判別しやすい部分。
しかし平等に与えられた好奇心を能動的に可動させ無意識に継承する物がある。例えば初めて買ったゲームの冒険心、何回も見た魔法使いが出てくる映画、表紙がボロボロになるまで読み込んだ小説に、傷ついた心を癒やしてくれたアーティストのルーティン、理想の姿に近づけるブランド・・・身近な範囲だと配信者やフォローしてるユーザも当てはまる。
俳里という人格も親の性質と自分の第六感で見つけた小説家やアーティストから構成されている。俳里のペルソナが居を据えている根本的な性格と趣味は父親と父方の一族を継承している。読書習慣や聴く音楽のジャンルは自覚していたが性格は「そんなことはない」と目を背けた学生時代。しかし歳を重ねるにつれ、ふとした言動や世間への関心、無関心又は自分と関わりのない物事への態度に、人間関係や物へ依存しない点が完全に父親である。そしてあぁ・・・と頭を抱える始末だ。父親の方も「長所も短所も似てきている」と苦笑することが増えたらしいのでそういうことだろう。
一方で母親の方はどこが似ているのだろうと首を傾げる事が多い。強いて言えば輪郭だろうか。それくらいあからさまに「似てる!」という部分が見当たらないのだ。しかし母経由の知り合いに会うと「お母さんとそっくりねえ」と言われるので雰囲気は似ているのだろう。しかしずっと同じ空間で生活しているから空気感が似るのは当たり前だよな?と可愛げのないことを考える時点で父親の鱗片が顔を覗かせる。
自覚する部分と言ったら飲酒したときのテンションと微妙な角度から来る独特なユーモアセンス、、、だろうか?主に私は突っ込む方だが、斜め上の視野は母から養われてきた。
うん、変なところだけ受け継いでるなぁ。唯一まともに持ち帰ってきたのは家事をする際の気配りだろうか(必要な調味料がやたらめったら細かい。掃除の1手間がある等)

で、私自身で開拓した主な物で浮かぶのは村上春樹、森見登美彦、西尾維新(戯言シリーズのみ)米津玄師(ボカロ曲経由)、女王蜂、シーシャ、容姿(髪型、ピアス、服装諸々ひっくるめて)、いかついもの、かっこいいもの、呪い、ジブリ原作、文豪、詩、漫画から得る雑学(激しい偏り)、グロテスクな物、ゴスパンクなもの、ネットミーム、ポケモン・・・といった所だろうか。
うん、偏らずぐわんぐわん混ざって闇鍋みたいな人格が生まれておる。もう後戻りはできない!!いいんだこの自分が好きだから。
今この文章を書く瞬間に落ち着くまで山々々・・・果てしなさ過ぎて正直20まで生きているのか?って私自身も家族親戚一同思っていた。だけどなんだかんだ生きている。ここまで生きれたのは自分のやりたいことは自己責任で無理ない範囲で実行している両親を見てきたからだ。だから自分に不都合なことが起きて病んでも好きなことに当たらず縋って癒やされてきたから。だから今、働きながら合間を塗ってでも文章を書いて本を読んで俳里を育てている。
全国区は面倒だから、詩の界隈で「あ、俳里さんね〜」くらいの知名度になるくらいの物書きになる。

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