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商才とは商売をしていく上での才能で商売の駆け引きに巧みなことを指すそうですね。
私も経営者ですので、商才に長けていたいものですが、、、笑
でも、商才を高めようとする前に、大才であろうとする意識が大事だと思っています。

大才とは

徳川将軍家の剣の指南役、「柳生家」の有名な家訓をご存知でしょうか?

江戸時代の初期に、家康、秀忠、家光の3代に仕えた柳生宗矩の言葉です。

柳生系の家訓

小才は、縁に出会って縁に気づかず。
中才は、縁に気づいて縁を活かさず。
大才は袖触れ合う他生の縁もこれを活かす。
この言葉、私が出会ったのは25歳前後だったかもしれません。

この言葉、私が出会ったのは明治32年に創業したグループ会社の4代目社長から紹介をいただいた言葉です。

多分、私が25歳前後だった気がします。
25歳でこの言葉に出会ったからこそ、縁を活かし、縁に助けられ、44歳(現在)まで会社経営を続けてこられたのかなと思います。

要約すると・・・

小才はどんなにすばらしい縁(チャンス)に巡り合っても、それに気づかない。中才はたとえ、そうした縁(チャンス)に気がついたとしても、十分に活かすことができない。大才は、どんなに小さな縁(チャンス)でも、それを見逃さず、最大限に活かしていくことができる。

という事です。

改めて、、、深い言葉ですよね。

この5年ぐらいを、振り返ってみました。

まだまだ、中才以上、大才未満

意識はして生きてきたつもり。

これが私の人生ですね。

縁に感謝し、100%、縁を活かして生きてきたのか?と問われれば、100%とは言い切れないからです。

だからきっと、商才になれない自分が存在するのだと思います。

世界では有事も起きている現在。

この時代に日本人として商売ができていること、仕事ができていること、仲間がいること、そして、生きていることに感謝し、人との出会いを大切にしていこうと思います。

そして、社員教育の現場でも「柳生系の家訓」を伝えていきたいと思いますし、社員に対して、縁を与えられるような経営者であり、もっともっと、大きな存在になっていきたいなぁと思います。


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