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人格を壊してしまいたい人へ
みんな、人格というものがあるはずだ
そして、それは簡単には変えられないはずだ
でも、なぜか人は自分の人格を嫌がることが多い
私も大概じゃない
だから、私は私の人格を壊してしまった…きっと
だから、もし自分の性格のことが嫌で壊してしまいたいって人がいたら、ちょっとだけ時間を分けてくれないかな
そこまで長くないからね
この体験談がきっと、あなたの未来をちょっとは救えるはずだから
ことは10年前
きっかけは星占いとか…だったと思う。占いって、自分の性格を勝手に決めつけられる感じがあってあまり好きじゃなかったんだ。でも、なぜかハマると抜け出せない。知り合いにも占いを布教しているような状態だった。
でも、友達から嫌がられるようになってから気づいた。私のやっていることは間違っている。布教なんてしても、特に意味はない。
だから占いをやめた。完全に抜け出すために、占いに書いてあった人格とは真逆になろうと努めた。
でも、それは逆効果だった。
自分自身をつぶすも同然。はじめはやる気があったからまだよかったかもしれないけど、後々になると本当の人格を見失うようになった
まるで多重人格のようにね
この時点でもう見失っていたと思う、私は誰なのかなんて。
それって、すごくつらいよ。原因もわからないのになぜか泣きたくなる、なぜかつらい。大好きなものを見ても、逆に苦手な食べ物を食べてみても、虚無のまま。
もとから人間は虚無なのかもしれない。でも、人生を進むにつれて、その虚無に物語が与えられ、美しく彩られていくはずだ。生まれたときは真っ白でも、天命を全うするころには、何にも染まらない艶やかな黒になっている。周りの人はみんな鮮やかなのに、一人だけ色のない世界。一人で部屋で泣いている日が多かった
ついには軽い躁鬱とまで診断された
だから何って感じだった。実は前からそうなんじゃないかとはわかっていたんだ。ここまで気分の上下が激しいのは病気じゃないはずがない、と。
その後、回復しようと努めたが私にできることはない。もうはっきり言って手遅れだった。
だから、ここまで読んでくださった方々に言いたい。いくら自分の人格が嫌でも、滅ぼしてしまいたくても、壊しちゃいけないよ
私みたいにならないでほしい
ただ一歩、そこでとどまるだけで、本来の自分として生きるだけで人生は鮮やかになる。
人が、苦しむために生まれてきたわけはない
人は、幸せになるために生まれてきたはずだ
たとえ、今すごくつらくて、消えてしまいたいって思っても、ちょっとの行動で変わることができる。一人で抱え込んでしまうよりも、誰かに頼ったほうがいい
我らがホモ・サピエンスは集団生活をすることで生き残ってきた
現在では滅びたネアンデルタール人は、そこまで大規模な集団を作っていなかったそう
だから、誰かに頼って生きていくことが、一番の方法なんだってわかる
無理しないで。
貴方はきっと、幸せになれる
※追記 別に占いが悪いものだとは一切考えておりません
ただ私が過度にとらえすぎただけのことです
不快感を与えてしまった方々、申し訳ありません
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