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仕事をやめるぞ!


仕事をやめる決断をした。

新卒で入職して以来ずっと働いてきた職場。

ぐずぐずと、
「なんか違う」と「これでいいか」を何度も繰り返しながらも、
最終的に、
自分の適性の問題と職場への不満・上司への不信感を理由に、退職という決断に踏み切った。

こうやって簡単に書くと、若者が仕事をやめる典型的な理由の盛り合わせといったところだろうか。
でも、わたしにはわたしなりの理由があるので
それを自分の記録としてここに書いておく。

まず、この記事には、自分の適性についての問題、つまり、いまの仕事が自分に合っているのか?というなかなか答えがでないもやもやについてとりあえず書いてみる。


わたしの仕事について少し説明すると、
プロフィールにはOLと書いているが、本当は、自分はとある専門職として働いている。

専門職といえど、こなす仕事の幅は結構広い。
いまの職場は同業他社に比べると、特にそうで
ここまで働いてきた中で、わたしもいろいろな役割を経験した。

主な業務内容を超簡単にまとめると、
①喋る仕事(対クライアント)
②他の専門職とのチームの中で、自分の専門分野に関して介入していく仕事
③事務作業
④(大げさにいうと)企画・開発的な仕事
こんなとこか。

わたしはもともと、特に①と②がやりたくてこの仕事に就いた。
だけど、いざ働き始めて気づいた
自分、喋るの下手すぎ問題。
いや、就職する前に気づけって感じなんだけど、
視野が狭すぎた学生の頃のわたしは、この仕事に一直線で、自分の能力を全然気にしていなかった。

①も②も、伝える力が超重要だ。
数をこなすうちに、多少は苦手意識が和らいだけれど
それでも、後になって、あのときもっとこう言えばよかったと後悔したりとか、反対に、自分が言ったはずのことが全然伝わってなくて落ち込むとか、わりとある。
そしてそれは、自分の話術の問題だけでなく、
専門職でありながらも自分のもつ知識・スキルへの自信のなさも一端となっているように感じる。

そうか、
専門知識×コミュニケーションスキル=専門職としての価値
こんな感じかも。
そりゃあ、働き始めた頃に比べたら、努力により、価値は上がってきたと思うけど、
経験年数を考慮すると、果たして自分の数値は適正なのか。
考えるとまた自信をなくす。

一方で、思いがけず、③や④の業務に対しては、わたしは自分の力をかなり発揮できている気がする。
淡々と情報を処理していく仕事
他のスタッフの意見をききながら調整していく仕事
やや地味な仕事だけど、嫌いじゃない。
それに、決めたことはすぐに実行したい性分のため、④の仕事では、かたちにするまでスピード重視で夢中になって働いた。

「適性」を考えると、
③や④の仕事の方が自分には向いている気がする。

だから、やっとこさ、いまの職場をやめて、得意な仕事をすることに決めたんだ…と、この記事を締めくくっていきたいところだが、
面倒くさいことに、わたしの気持ちはそんな一筋縄にはいかない。

①、②だって、これまで以上の勉強や訓練により自分の実力をもっと上げたら
もっと自信をもって、楽しく仕事ができるかもしれない。
忙しく業務に追われて、漫然と来てしまったところもあるけれど
自分にもまだ伸びしろはあるはずだ。
そんなふうに、諦めきれない部分もある。仕事内容に苦手は感じるけど、嫌いじゃないから。

だから、結局のところ、
いまの職場をやめるのは、一旦、区切りをつけるため。
このまま、自信のないまま働き続けたくなかったから。


そして、いまの職場をやめてからのこと。

次に何をするかについては、
まだ迷っている。
頭の中にはプランがいくつかある。

プランA:いまの職業を続ける。まずは、もっと専門性を高めるための修行をして、自信をつけて、それから同業他社を探す。
プランB:専門職として働くが、③や④の仕事のウエイトが高い職場に転職する。
プランC:③や④に近いことができる他業種に転職する。

まあ、AかCを目指して、ダメならBに進むのがいいかと、いま書きながら思った。
それだけでも、ここまで文章にしてきた意味が少しあったかな。
それにしても、AとCのどちらに進んだらいいのか。
悩む。
結局まだ決めかねている。


人生は一度きり。
だからこそ、迷う。

できれば時間を無駄にしたくない。
でも、遠回りしたおかげで気づくこともあるだろう。

自分の気持ちに正直に、進みたい方向に行こう。
失敗を恐れずに、ダメならまた次に行けばいいさ。

わたしのこれからについては、
もう少し、いっぱい考えて、自分でまた決断していく。


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