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腎臓内科外来受診(2016年11月) ~来たかステロイド副作用、牛歩減薬

【11月24日】
月に一度の外来受診。
今回から耳鼻科の受診はなく腎臓内科のみです。

まだ扁桃腺摘出跡の違和感は消えず、喉の奥にティッシュが貼りついているような感覚があります。
あくびをしたときに傷痕部分の伸びがイマイチで突っ張り痛むこともしばしば。
サボっているせいでなかなか無くならないアズノールで、
いつかティッシュがスルッとはがれるその瞬間を楽しみに うがいに励みたいと思います。

さて ステロイドを入れはじめて約3カ月、
100mgのパルス点滴で顔も腫れず食欲も増さず不眠にもならなかったちゅんですが、
ここにきて「これはステロイドの影響かな?」という事象が表れはじめました。

まず、ナゾの情緒不安定。
元々お月様の期間とかイライラクヨクヨしがちな性格なのですが、
想定される期間が過ぎても相変わらず何かに焦ったり些事に思い悩んだり理不尽な怒りに駆られたりという状態が 11月初頭から続きました。

途中 気分転換に英彦山へ紅葉見物に出かけたりするものの、
道中ずっと何ものかに腹が立ちっぱなしで 前を行く老人が思わず道を開ける勢い&息切れ状態で山を登り 頭の中は一刻も早く帰りたいという思いで一杯。
一体何をしに来たんだか。

怒ってスッキリすればイイものを、
荒れてしまった自分にまた苛ついて情緒不安定が加速するという負のスパイラルです。
何とかしよう何とかしようと考えるあまり
集中力も乱れて仕事で凡ミスはするわ妙な思い込みに振り回されるわ同僚とギクシャクするわ博多が陥没するわトランプが大統領になるわ、
まァ 個人的にも世界的にも色々タイヘンな時期でしたね。
理由は分かりませんが、この状態は約2週間続いて 外来受診の少し前にはなんとなく落ち着いてしまいました。
ホント何だったんだ。

そして 遅れてきた食欲爆発。
これは11月中旬ごろから。
塩分とたんぱく質を抑えた食事のパターンもだいぶ固まってきて 特に物足りなさも感じずにこれまできていたのが、
急に食後 食べたりなさを感じるようになりました。

デザート代わりにレーズンを一つまみ食べてごまかしたりもしましたが、
時にはご飯をもう一杯食べないと収まらないことも。
いくら たんぱく質制限にはあまり神経質にならなくてイイと言われたからって 褒められたことではありません。
食事前の空腹感も強く 同じ時間くらいに帰宅した旦那(我が家の食事担当)に夕飯早く早くと急き立てる鬼嫁と化していました。
いくらか程度は控えめになったものの、この食欲の状況は現在も続行中。
デヴにはなりたくないので なるべく自制しなくてはなりません。


という状態を経て迎えた外来受診。
今まで遅刻気味に病院に着いてひたすら待たされていたので 今回15分前に受け付けを済ませてみたのですが、
血液・nyo検査への案内が早かっただけで 診察室に入るまではやはり2時間近く待たされたのでした。
しかも前述の焦り症状のせいか
大切な予約票や限度額証明書、受診のあと振り込みしようと思っていた通帳など 必要なものを色々忘れてくる始末。
15分早く来る前に一度確認しろという話です。

しかし今回も待ちの患者さんが多い。
腎臓内科・泌尿器科の診察室前のソファだけでなく エレベーター前のスペースにも置ける限りの椅子が並べられているんだけど、
時折フルに埋まった上に立って待つ人が出たり そこを院内を移動する人が通りかかったり 業者さんが何かのボンベを台車で運んでいったり とかなりカオスな状況です。

なんでこんなに多いのか と見るともなしに見ていると、
夫婦連れで来院している人が多い。
それも介助がないと動けないってワケではなさそうな壮年~老年男性が。
腎臓関係は食事療法も重要だから料理での注意点を聞くために奥様同伴 ということもあるんでしょうが、
なんとなく 医者の説明を聞くのが面倒とか 待ってる間の話し相手とか 支払い・薬処方の雑務とかに連れてきてる感があるんですよねェ。
おとーさん、自分の事はなるべく自分でやろ?

スマホを眺めるのに疲れた頃 ようやく診察室へ。
うぅ 首が凝った。
「どうですか?」との問いかけに
さっそく前述の情緒不安定と食欲炸裂を訴えます。
情緒に関しては気の毒そうな顔で話を聞いてくれるだけで特にコメントなし。
食欲については即「あ、それはステロイドの影響ですね」とのことでした。
まァ 腎臓内科の先生にココロの乱れを相談したところで専門外だし 抗不安薬の処方がせいぜい、
ちゅんもそこまで望んではいません。

てことで続いて検査数値の検討。

潜血+1、蛋白+2
随時尿蛋白55、部分尿クレアチニン94.2
→ 尿蛋白 0.58g(前回0.59g)

尿蛋白量が0.3g以下になれば完全寛解ということになるそうなのですが、
今んとこちゅんは不完全寛解という状態らしいです。
(ちなみに治療を始める前の尿蛋白は1.34gあったそうで)
体重がみるみる3kg減った先月に比べて あまり蛋白質を気にせず食べていたことも関係するのかも。

とはいえ2ヶ月間ステロイド25mg飲み続けても尿蛋白があまり減ってない というわけで、
明日から半錠だけステロイドを減らすことになりました。22.5mgですね。細かいなァ。
ホントは25mgのまま継続したいところなんだろうけど、
情緒不安定だの何だの言うので 苦肉の策の半錠減なんでしょう。
服用15mg以下になってマスクから解放される日はまだまだ遠いです。

しかしタダでさえ極小サイズのステロイド錠剤、
いくら細かい作業が好きで空手経験者のちゅんでも上手く半分に割れないぞ と思ってその旨話したら、
ちゃんと薬局で割ってから処方しますから と笑われました。
ついでに前回 薬局からジェネリックのお勧めがあったけど替えてイイか尋ねたところOKとのこと。節約節約。

総括。
ステロイド服用25mg → 22.5mg
蛋白質制限はこれまで通りあまり神経質にならなくてOK。
塩分1日6gはしっかり守りましょう。
ほぼ現状維持ですな。良くも悪くもなっていないという。
ただ 気まぐれに上下する(としか思えない)eGFRが43.76に上がっているのは嬉しい要素でした。(前回39.39)
あと中性脂肪が252とちょっとお高めになってたので やっぱり食事の内容に気をつけなくちゃ。

お支払いを済ませて(2,180円也。ここでまた高額医療費認定証を忘れてきたことが判明)薬局へ。
ジェネリックにできる薬は代えてもらうよう伝えて、
これまで飲んでいた感染予防薬バクタ配合錠がダイフェン配合錠になりました。(510円お得)
そして半錠処方のステロイド・プレドニン錠。
4.5錠ずつのパックか0.5錠だけのパックにするかどうする?と聞かれたので、
今後の服用数の増減も考えて0.5錠パックをお願いしました。
いつの処方分だか分からないんだけど20錠くらい玉突き状態で余ってるのよね。
お薬代2,010円也。

今後の服薬は
〈毎朝〉
プレドニン錠(ステロイド)5mg×4.5錠
ダイフェン配合錠(感染予防)×1錠
〈水曜日朝〉朝食30分前
アレンドロン酸錠(骨粗鬆症予防)×1
〈毎夕〉
ランソプラゾール錠(胃腸薬)×1

ステロイドを減らすためには尿蛋白量に減ってもらわなくちゃいけないので、
蛋白質制限はあまり厳密でなくても と先生も言うしモノの本にも書いてあるけど、
キツくない程度に調整していきたいと思います。高いけど野菜食べよ。
カロリー摂らなきゃ という大義名分で好き勝手食べてた甘いものも 健康的なレベルに自制自制。
目指せ中性脂肪値の改善。
塩分摂取量のバロメーターは血圧 ってことで、
カタログでもらったポンコツ血圧計を買い替え グラフ化してくれるスマホアプリで管理することにしました。
入力するたび上下するグラフが楽しいのですが、
これもステロイドのせいか微妙に高めキープです。

これから年末に向けて公私ともにバタバタするのを
ステロイドでドーピングした状態でいかにミスなく乗り切るか勝負です。
年末進行のプレッシャーで血圧を上げず、ストレスで甘いものに走らず、忘年会で塩分摂りすぎず…結構ハードル高いぞ…ッ。
腹をくくりつつ 受診が終わった開放感から甘々のシフォンケーキを食べに行ってしまうちゅんでした。
いゃぁ 実に甘かった。

今回はこれでおしまい。

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