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スーのパーのカー

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嘘大袈裟まぎらわしさ
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2017年3月の記事一覧

なお慰安旅行における慰安量はセックスの回数に比例するものとする

群青色のパンティ一枚きりを穿いて女は壁側を向きぐったりと横たわっていた。昼に寄った食事処で注文した虹鱒料理に当たったのだろうか。いや、それはあり得ない。その証拠に私も虹鱒の刺し身を恐る恐る食べたがピンピンしている。私は自分の分の座布団を折り曲げて、女の首のところにそっと滑りこませる。きっと温泉の湯に当たったのですと女は蚊の鳴くような声で言う。私は手持ち無沙汰で団扇などで女の身体を鰻の蒲焼きでも調理

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冷たい棺の中のディスコ

知人が死んだ。もう四年近く前のことだ。鴨がネギ背負ってじゃないが、彼女も背中に何かを背負って何かにバクリと喰われてしまった。酒の好きだった彼女が酒の飲めない身体になり、連絡がきた。酒を断てと医者は言うが、そんなものは知ったことか。昏睡状態になっても取り上げられない場所を見つけたから、酒を買って来てほしい。私は彼女のいう通りにした。酒は詳しくないが、琥珀色のものなら何でもいい、というリクエストに答え

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神棚にチーズバーガーをお供えするアンクルサム

某月某日。爺さんは山へ芝刈りに行き婆さんは川へ洗濯に行った。二人とも帰ってこなかった。永遠にだ。私はアンクルサムとして恥ずかしくないアメリカンライフを送りたいと念じていたので、二人の不在は渡りに船だった。アメリカの国旗を塗炭屋根の上に備え付けて、ゴリラのようにドラミングをする。幸先はよい。私はアンクルサム。ハットをかぶった小粋な奴。電話番号をあばら家に書いて「アメリカンライフをはじめてみませんか」

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