「裏口入学に失敗しで親に詰められた」あの時の自分に寄り添ったら、父に本当に言いたかった言葉が出てきた
今日は僕が、今までの人生で一番つらかった体験について、自己対話していきます😁
もしかしたら他にもっと根深い所に何かあるかもしれないけれど、「これまでの人生で一番つらかったことは何?」って聞かれたら、一番最初に思いつく出来事です。
それは
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中学受験(裏口入学)失敗で父に詰められる!
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です💦
●小6の僕に起こった悲劇!
僕の父は、一代で会社を立ち上げ大きくした人です。
意志が強く、自分の力でいろんなことを成し遂げてきた人でした。
「息子を一流大学に行かせ、将来は会社を継がせる」と心に決めた父は、僕の意見など聞かずに自分の信じる「幸せな未来」に息子を導くため、僕を知らず知らずに支配(コントロール)していました。
そんな中起こった、中学入試。
当時僕の地元は、ほとんどの子が近所の公立中学に通う感じでした。
でも父は、地元では頭がいいので有名だった、中高一貫校に僕を入学させようとしました。
父は僕にはなにも言わず、伝手を使ってその学校の校長に面会し、僕の入学を確約させていました。(裏金とかあったのかは、わからないです💦)
「あの学校を受験しなさい。校長と話を付けてきたから絶対受かるから。」
と言われ、僕は受かる気まんまんで受験したのでした💦
結果は不合格!
父は校長に呼ばれて
「まことに申し訳ないが、この点数では到底学校に受けいれられません。」
なんてことを言われたそう。
恥ずかしさと怒りでおかしくなった父は、誰にも聞かれないように僕を車の中に呼び出し、こう言うのでした。
「俺の顔に泥を塗りやがって!!!」
「校長に呼び出されて、俺がどんだけ恥かいたか。」
「〇〇(同学年のいとこ)は受かったのに。□□(いとこの母:父の姉)に笑われるわ。なんでお前はあかんのや。」
父の呪いの言葉に、僕は固まって小さく謝ることしかできませんでした。
そっからの僕は見事に父の支配に染まり、めっちゃ勉強して無事に父が自慢できる高校や大学に入るのですが、それはまた別の話😆
今日はこの、「裏口入学失敗」について、自己対話していきます。
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“ありのままの自分を知り愛するために、自分の気持ちに寄り添いながら、「問いかけ」による対話と気づきを記録しています”
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●何が嫌だった?悲しかった?
・一方的に怒られたこと
・僕の話をなにも聞いてくれなかったこと
・恥ずかしいとか、自分のことばかり。
・車に連れていかれて怖かった
・自分はダメな存在だと思わされた。
●もっと掘り下げるとどう感じた?
・絶望感というか、しばらくわけがわからなかった。
・ただ怖くて固まってた。
・無力感
●他に嫌だったことは?
・友達に違う中学行くともう言ってたので、恥ずかしいなと思った。
・地元の中学は、不良の先輩がいたので、怖いなって思った。
・地元の中学は頭が坊主指定だったので、絶壁頭の僕はめっちゃ嫌やった。
●その時を思い出すと体はどんな反応をする?
・首がきゅっと絞まるような感じ。
・視野が狭くなるような感じ。
◆体の反応を感じながら、その時の気持ちに寄り添った。
怖くて悲しくて、自分が物みたいやった。
小学生の僕は、本当はどうしたかったのか全然わからなかった。
イメージの中で、父を責めてみた。しばらく文句をいってたら、怖かったとか、悲しかったとかの気持ちが現れ、
最後にその時の自分が、父に一番言いたかった言葉がでてきた。
「見捨てないで」って😭
僕は失敗した、これからは何としても父の役に立たなあかんって、あの時思ったのかも。
高校受験の時は、ホント勉強したもん。人生で一番勉強した😆
●その時本当は父にどうして欲しかった?
・脅したり恫喝したりじゃなくてもっと僕の事を気遣ってほしかった。
・受験前も、僕の気持ちをきちんと聞いて欲しかった。
・成績とかダメなところを怒るだけじゃなくて、ありのままの自分を見てほしかった。
◆その時の父が、もし自分の理想のように僕に接してくれていたらどんな感じだったか、想像してみた。
すごい慈愛ある顔で、僕にあやまったり僕を慰めてくれる想像の父の姿に、ちょっと泣けた😭
●もし父の立場だったらどう思う?
いや全然無理。まず裏口入学とかしようと思わんし。
まぁ父なりに、僕の将来を考えてやったことなんだろうけどねぇ。
でもあんな風に恫喝してくること自体、自分が恥かいたことしか考えてない証拠やん!
まぁ年齢的にも、父も余裕がなかったのかもしれやんけど…、
やっぱ無理😆💦 共感ゼロ!!
●「もし「相手が自分の鏡」だとしたら、どう思う?」
父の意志の強さは、見習うべき素晴らしい資質だと思う。
鏡としては、そういう強さを僕も持てるんだと教えてくれているのかも。
●「この出来事が、あなたへの愛だとしたらどう思う?」
僕の人生の中で、大きな楔を打たれた事件だったと思う。
楔を抜いて、自分の生きたい道を進むために。
●「自分が思い込んでる考えってない?
当時は、
「父に逆らってはいけない。」
「父の期待に応えなくてはいけない。」
っていう思い込みがあったと思う。
言いかえると、
「僕は父の期待に応えないと愛されない」
と思い込んでいた。
でもこういった思い込みは、幸運にも大学に入って親元を離れたことでなくなっていった。
大学でいろんな考えの人に出会って、父からのコントロールに気づいたことが大きかった。
それに気づいてからは、逆に父へ復讐しようとするのだが… それはまた別の話😆
●この出来事から「素晴らしいこと」「良いこと」をあえて探すなら?
・ネタになった。
・父にもできない事があると知れた。
・高校受験を頑張ることで、地頭が良くなった。
・大学で東京に出てこれた。
・中学でそれなりに楽しい経験もできた。
・人当たりが良くなった。
・人の気持ちを考えられるようになった。
●ハイヤーセルフからメッセージ
「この経験に対して、あなたに非があるところは何もありません。
あなたはこの体験によく耐えました。そして自分を捨てられる恐怖、愛されない恐怖から自分をしっかりと守り抜きました。
それは恐怖から来るものでしたが、命を守る愛の行為でもありました。
きちんと自分をほめてあげてください。」
うん。褒めてあげます😆
よくやったね~💓
●この対話から、あなたはどんなことを大事にしようと思いますか?
相手の気持ちを感じることを大切にしたい。
ありのままの相手をちゃんと見て、その人の可能性を信じて接していきたい。
相手の何かを決めつけて接したり判断しない。
●全体を振りかえって…
あの時の自分がどんなふうに感じていたのか改めて知ることができた。
父にコントロールされていたときは、父の意志が僕の望みだったけれど、今はもう違う。
僕は僕自身のありのままをしっかりと見て、見捨てたりしない。
もっともっと自分の気持ちを大切にして、自分自身を信じてやっていこう!
そして人の気持ちも大切にして、その人の持つ愛を信じていこう!
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