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人は平等には生まれてこない。それでも生きて行くのだ!半生を振り返る 第二章

第二章では、自分を変えるキッカケ!=> 自分を変えた行動!
 同時に、これまで隠れていた新たな身体的・脳力的障害が登場する。

<大学生生活~ とにかく逃げる為の時間>

大学生活が始まったのは良いが、そもそも大学へ行く理由は、勉強したいわけでもなく、遊びたいわけでもなく、ただ!ただ!何も考えずにゆっくりカラダを休ませたいというのが動機であった。

大学生活への意気込みとかモチベーションなど一切なし!!!!!

大学行かなくても、高卒でぶらぶらとフリーターなりしていれば良いじゃないかと思う人もいるだろうが、私は精神的にも肉体的にも怪我や病気で働ける状態ではなかった。
しかし、両親や周りからは大学へ行けなかったら、就職しなさいと言われていた。もちろん、就職できるようなカラダではなく、それを周りは一切認めようとせず、私も従うしかなかったような状況だった。

 第二章から過去形に文章が過去形になってきた。
なんとなくだが、過去を書くことで自分に起きてきたことを受け入れ、整理でき始めているのかもしれない。

大学生活の話に戻ります。
15校の大学入試試験に落ちて、最後、ある大学の二次応募試験を受けたらたまたま合格。 まともに勉強もしていなし、勉強しても試験中に体調不良を常に起こしていたので試験など半分も実力を出せずにいた。
受かったのは奇跡でしかなかった。

とにかく、就職せずに、ゆっくりと体を休められる大学生活へと突入していった。

<通学が往復6時間、これまたかなり苦痛>

たまたま合格した大学は、自宅から往復で6時間かかる場所にある。
毎朝6時前の電車に乗り、4回は乗り継ぎをして、学校近くの駅から徒歩20分。
授業が終わり帰宅できるのは、毎日21時過ぎだった。

学校にいる時はまだ良い。

問題は、通学途中であった。
通学通勤ラッシュの時間帯と重なるため、とんでもないぐらいのギュウギュウ詰めの車内で毎朝3時間立ちっぱなし。
そして、この3時間の間に、腹痛・下痢・不安感・ふらつきなど、体調不良が表れて、途中下車すること多数。これがほぼ毎日であった。

学校に到着した時には、クタクタである。
授業中も高校時代に比べるとマシではなるが、やはりトラウマが残っていたのか、授業中に体調不良になった。それでも、自由に出席退席ができるのが大学なので、その辺は楽であった。

これほど体調不良であるから、案の定、週末は病院通い。 
日曜だけは休憩としていたが、休憩できない事情も出てきた。

<学費や通学費のために、アルバイト>

往復6時間の通学、通学費がけっこう高い。 私学に通っていたので、授業料も国公立と比べると二倍以上だ。

少しでも家庭の金銭面をカバーするために、アルバイトをすることになった。土曜日の夜や日曜に出来るアルバイト。

人前に出ることが苦手、コミュ障、吃音、 それでいて慢性的な体調不良持ち、今現在では持病となっている。

こんな私が出来るアルバイトは何だ?と考えて、とにかく裏方の仕事を選択した、某ファーストフード店の厨房である。

<全然、仕事ができねぇ~~~~~~~~~>

アルバイトでの面接ではなぜか「しっかりしているね、期待しているよ」と店長から言われた。
何を根拠にそんな風に思うのかが分からない。
黙って、ハイ!と答えて頂けなのだが、この店長からの期待が私を更に不安視させた。

アルバイトとは言えど、研修がある。
厨房なら、簡単な補佐レベルでコミュ障・吃音持ち、24時間腹痛持ち、24時間下痢持ち、こんな私でも務まる仕事だろうと安心していたのだが、、、

研修期間、マニュアルを渡させる。
見た瞬間、「えっ、かなり膨大な量だな、覚えられるかな」

そう、暗記は得意だが、短期記憶ができないので、臨機応変に対応ができない。 マニュアルでの挨拶文をマニュアルが渡されてから10分後に言えるようにと指示が来た。 

結果、 案の定、挨拶文が出てこない、、、、(^_^;)
焦れば焦るほど、言葉が出てこない、言葉に詰まり、全く意味不明のことを発してしまった。
この時は、まだ店長も「最初だから、すぐに慣れますよ。大丈夫」と優しかったが。

研修期間が終わり、先輩アルバイターと共に厨房での作業に入る。
そこで、厨房作業の作業内容を初めて聞く。
「えっ!補助じゃないんですか? 全部1人ですか?」

補助業務だと思っていたら、午後5時から午後23時まで1人作業だと言うのだ。
しかも、調理方法、機材の使い方、掃除方法など、いろいろな作業があり、同時進行である。
覚えることが多い上に、同時進行。 

紙に書いて作業内容を覚えようとするも、自分のペースでは仕事はできない現場だったので、ゆっくりと確認作業ができない。 

調理方法を間違える。機材の使い方を間違える。 時間以内に終わらせられず残業三昧。
何より、ケアレスミスが非常に多く、店長から他のスタッフから注意を受け始める。
慣れればなんとかなるだろうと考えていたが、そうはいかず、とんでもないミスを繰り返す。

短期記憶ができない。同時進行の作業が困難(マルチタスクはミス多し)である。

「 なぜだ!!! まわりは出来るのには、俺はできないのはなぜだ?」
自問自答を何度も繰り返し、なんとかきちんと仕事ができるように努力をしたが改善されることはなかった。


<身体的・脳力的障害が原因でほぼクビ状態>

身体的な怪我、病気など体調不良の面、そしてこれまでは気づかなかった仕事ができないという脳。 ダブルが重なり、繁盛期の年末になると、店長や他のスタッフからもダメなアルバイトとして烙印を押される。

これ以上、この仕事は無理だと悟り、「店長、この仕事を辞めます」と言うと、何の反応も無しに、「そうか、分かった」で終了。 

仕事の能力面への課題は、体調不良の課題と重なり、私の人生を苦しめる。
しかし、私は、その改善策を模索し始める。

それは、第三章にて話します。


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自分を変えるキッカケ!=> 自分を変えた行動! 
第二章で書く予定にしてましたが、そこに行くまでの記事が思った以上に多かったので、第三章に持越しです!!!

続く
第三章  「これではダメだ、何か対策を!」で始めたこと。 
     自分を変えるキッカケ => 自分を変えた行動!

     アルバイトの変更、友達を作る、性格を変えるためにサークルへ

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