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テレビは何故「つまらなくなった」のか

お久しぶりです、人間国宝です。
内容とは関係ないですが、最近はかなり充実した日々を過ごしてします。
 去年末、元彼女にお金を返すためにレイクに10万円を借りたのですが、それからなんだかんだ復縁する事ができ、バイトを頑張る気力がわいたのでレイクに返す10万円を貯める事が出来ました。
卒業論文も書き終わり、卒業も無事に出来そうな状態です。
最強です。

ただ、来年からワーホリに行くので40万円を貯めなければなりません。しんどいです。記事買ってください。

さて、今回は大学の課題でテレビ番組に関するレポートを書いていたら楽しくなってきたので久しぶりにnoteでも書いてみようと思った次第です。

レポートからの一部抜粋で、テーマは
【何故、テレビはつまらなくなったのか】です。
Youtubeを比較対象に、テレビ業界が直面している苦境について考察します。

【エンタメ動画のパーソナライズ】

 近年、我々が「テレビはつまらなくなった」という意見を多く耳にする要因は、エンタメ動画のパーソナライズが進んだ事だと私は考える。
 テレビのコンテンツはパーソナライズされていない一方で、SNSではあらゆる分野で個人の興味に合ったコンテンツが大量に生まれている。

このレポートで私が意味する「パーソナライズ」は以下の2つを指す。
 
(①はあんまり本筋と関係ありません。)
①    時間・場所のパーソナライズ
 人々がエンタメ動画を視聴する場所・時間は、SNSの登場によってより自由になった。
 例えばYouTubeでは、スマホやパソコンでほとんどのコンテンツに時間と場所に縛られずにアクセスできる一方で、テレビ番組は決まった時間と場所でしか見る事ができない。これらを比較すると、明らかにSNSの動画の方が人々にとって気軽にアクセスできる事がわかる。
 そのため、人々がそれぞれの場所・タイミングでコンテンツを消費する状態が進んでおり、エンタメ動画がSNS(スマホ)によってパーソナライズされたと言える。

②    コンテンツのパーソナライズ
TikTok, YouTube, Instagramなど、動画コンテンツを扱う代表的なSNSでは、AIを活用し、それぞれのユーザーの興味に合うコンテンツを優先的に表示することでユーザーが多くの時間をそのプラットフォームに費やす工夫がなされている。
 一方、テレビ番組はより多くの視聴率を獲得するため、なるべく多くの人が興味を持つであろうコンテンツを配信する。テレビ番組でも、局の特性、チャンネル、放送の時間帯などによってある程度個人の興味に合わせたコンテンツ配信は可能だが、あまり内容がニッチになってしまうと視聴率を欠くため、パーソナライズを進める事自体が制作側にとって良いとは限らない。

いうなれば、テレビはファミレスです。
なるべく多くの人に来て欲しい(視聴率が欲しい)から、皆が好きそうな物を沢山揃えます。
その代わり、予算やメニュー数(チャンネル数)に限りがあるので、1つ1つのメニューでは専門店に敵いません。
逆に、ハンバーグに拘りすぎてメニューの大半がハンバーグになってしまったら、ファミレスである意味がなくなってしまいます。

一方でYouTubeは専門店です。
例えば、ハンバーグが大好きな人はガストよりも「さわやか」(有名になったやつ)に行くように、ファミレスにあるようなものでも、より美味しいものが食べたい人は専門店に行きます。
ハンバーグ以外の料理を提供していなくても、レベルの高いハンバーグを出して有名になれば、全国からハンバーグガチ勢が訪れる繁盛店(有名チャンネル)になれる訳です。

では、テレビvsYouTubeは「ファミレスvs専門店」のような構図なのでしょうか。実は、そうではないんです。

正確に言うと、「ファミレスvs専門店たち」です。
なぜなら、YouTubeのチャンネル一つ一つが専門店ばりに視聴者を集めているからです。しかも、予算は無限でチャンネル数も無限、視聴者も無限、動画を見る場所・タイミングも自由です。
 つまり、今のテレビ業界は「ラーメン屋、パスタ屋、日本料理屋、中華料理屋….」というように、あらゆる専門店に圧倒的に不利な状況で戦っているファミレスのような状況です。

しかも、コンテンツが自分の興味があるものばかりにカスタマイズされているので、YouTubeはなおさら有利なわけです。
店で例えると、「武蔵屋のラーメンと、さわやかのハンバーグと、鈴政の寿司が食べられるお店」が、24時間営業でどこにでもあるみたいな感じです。

他にも、過剰なコンプライアンス意識のせいで面白い番組が作れないとか、他の角度からもテレビが衰退した理由について考察する余地はありますが、そこまでの気力がないのでここで終わります。ただ、この記事で書いたことだけを考えても、テレビがYouTubeに勝てないのは当たり前だと思うんです。

結論としては、「テレビがつまらなくなった」というよりも、「ユーチューブが面白すぎる」ということで、ユーチューブの登場によってテレビの面白さが相対的に下がってしまったんだと思います。

っていう話でした。
今後は、noteを久々にバリバリ書いていこうと思います。
「フィリピンのスラムに住んだ話」「カナダでホームレスと間違われた話」とか、「エビは虫」っていう話を書いていこうと思ってます。

あと、記事買って下さい。記事。



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