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人生を豊かにするもの ウィーン2日目

スペイン生活 207日目

今日は朝から怒涛のウィーン観光スポット巡りを。
まずは公共交通機関の共通24時間券なるもの(8€)を買って、シェーンブルン宮殿へ。

シェーンブルン宮殿

ちょっと小雨が降ってて、なかなかの強風で、気温は大したことなさそうなのに、風のせいで結構寒い。いかにも雨降りそうな雲。
残念ながら中は撮影禁止だったけど、グランドツアーに参加して、40室を見学。(オーディオガイドで所要約1時間くらい)
ちょいちょい中国や日本っぽいものが出てきて面白いし、まぁとにかく豪華。ハプスブルク家、だてに600年も続いてないぜ。
そして庭もとにかく広い。そして寒すぎて私も周りのジョギングしてる人とともに小走りになったし。

シェーンブルン宮殿の後は、レオポルド博物館へ。そしてベルヴェデーレ宮殿のupperのみ訪れて、クリムトやモネ、ピカソ、ムンク、シャガールやアンディ・ウォーホールまで。
名作だらけで困ってしまう。
ちなみに私は2019年に上野の東京都美術館でクリムト展に行ってから、クリムト好きなんだけど、1番有名な接吻じゃなくて、私はダナエが好き。
ただ、ダナエ、ウィーンのヴュルトレ画廊にあると書いてあるんだけど、そのヴュルトレ画廊の情報が出てこない。でも所蔵って書いてあるから、一般公開していないのかも…?ってことで、他の名作を見学。

Judith and the head of Holofernes

ユディトI は上野で見て以来だけど、ダナエの次に好き。

Death and Life

その後はオーストリア国立図書館に行ったり、ウィーン市庁舎を見たり。
そして夜は観に行く予定はなかったんだけど、たまたまモーツァルトに声をかけられて(笑)、オーケストラを観に行くことに。ウィーン・モーツァルト・オーケストラってやつで、ヅラ被ったモーツァルトが街なかでチケットを売っている。
ちなみに、オンラインでもチケットは買えるんだけど、この人たちから買うと、オンラインは座席はランダムアサインなのが、座席の指定が出来て、なおかつチケットをもらえるので、シアターでクーポンをチケットへ引き換えする必要がないらしい。
ってことで、私はとりあえず最安値の55€のチケットを購入。
20:15スタートだったので、ちょっと早めに行ってクロークにコート預けたり、トイレ行ったり。
クラシックに全然詳しくない私でも聞いたことある曲が結構流れて、みんなで手拍子したり、とても楽しかった。そしてドレスコードがそこまで厳しくなくて、ジーンズとスニーカーでも大丈夫だったのが突然行くことにした身としてはとてもありがたかった。(ちなみにニューイヤーの時はテレビ中継があるからドレスコード厳しいらしい)
そして7月〜9月のピークシーズンはほぼ毎日だけどそれ以外は毎日開催しないので注意。
私はたまたま今日の夜あってラッキー!

演奏中の写真、動画撮影はダメみたいだけど、それ以外は大丈夫っぽい。ちなみに演奏する人たちもヅラかぶって、18世紀を再現した衣装を着て演奏してくれる。途中、休憩を挟んで約2時間なんだけど、あっという間!

絵画とか音楽とか、正直なくても生きていけるし、全然困らないものなんだけど、こういうのってあると人生が豊かになるんだなーとふと思った。
博物館や美術館に飾られてる作品は確かに誰もが認める価値があるのだと思うし、音楽に至ってはやはり臨場感が大事かなーと。イヤホンで聞くのとは訳が違う。
モーツァルト聞きながら、私の人生最高!と自由と幸せを噛みしめつつ、明日はスロバキアへ行こうとしてるので、そろそろこの辺で。
今日のトップ写真はシェーンブルン宮殿のお庭。有料のとこと無料のとこがあるけど、無料のとこだけでも十分かも?


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