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カーニバルとイワシ

自粛生活152日目。

今週は金曜と、次の月曜がカーニバル後のお休みだそうです。おかげで午前午後と公園三昧😅
カーニバルって正直そんな身近ではなかったので、ちょっと調べてみました。

今年は2月12日〜17日でした。というのも、毎年日付が動きます。イースターの日付けから6週間遡ったあたりがカーニバルの日付となります。イースターは移動祝日(まるで車みたいですが😅)なので、当然カーニバルの日付も動きますよね。

さて、カーニバルの語源は、肉を取り除くという単語の結合から来ているようです。このお祭り以降、イースターが終わるまで肉断ちをするという宗教的な意味合いが込められています。もしかすると、今でも敬虔なクリスチャンとか、修道院などでは踏襲している伝統かもしれませんね。

このカーニバル、終了の儀式がありまして、ちょっと調べても意味がわからないイベントなんです。

最終日は、灰の水曜日と呼ばれる日でもあり、なぜかイワシの埋葬(Entierro de la Sardinaエンティエロ デ ラ サルディーナ)をするんです。みんな喪服のように黒い出立ちで、イワシを入れてると想定した棺桶下げたり、イワシのハリボテ持って街を練り歩いたりするとか。



。。。意味わからんでしょう?

このお祭り以降お肉を食べられないから、逆にお魚への感謝を込めて(これから魚いっぱい食べるで!)埋葬、、、かなぁ、という友人の意見もありました🧐

ちなみにこの変な儀式はスペインとラテンアメリカだけだそうなので、ある意味珍しいイベントでもあります。

中でも大変有名なのは、スペイン ムルシア県のEntierro de la Sardina。こちらはイースター終了後の土曜日、しかも春祭りの最中に行われます。春祭りは大きなイベントで、様々な大型山車のパレードもあったりします。

そんな中で、大きなイワシのハリボテを街中で燃やし、春の到来を祝うと😅
このお祭りは珍しいこと、また歴史も古いことから、世界の見どころお祭りにも認定されてもいます。(そうやんね。こんなの見たことも聞いたこともないわ😂)



しかし「燃やして」って、、、
皆さんご存知の有名なバレンシアの火祭りも、実は春を呼ぶお祭りなんですよね🧐

なんともかんとも、スペインでは火を燃やして春を呼ぶようです😌

燃やされるイワシ、いつか観に行こうと思います。

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