見出し画像

火星に原子力発電所?ロシア宇宙局が提案

ロシアの宇宙機関の子会社で、宇宙船、衛星、その他の宇宙技術の製造を専門とするアーセナル設計局は、将来のロシアの火星基地のために原子力発電所を作ることを提案した。エンジニアによると、この発電所は、2030年に飛行試験を開始する予定のロシアの原子力宇宙輸送船「ゼウス」を使って火星に輸送することができるという。

アーセナル設計局の提案では、原子炉はゼウスにより輸送された後、パラシュートシステムにより地表に下ろされ、着陸後は発電所を起動して、ロシアの火星基地にエネルギーを供給するという。

他にもゼウスプロジェクトは、電磁インパルスを使い敵対する宇宙船の制御システムを無効にし、さらにはレーザービームを発射することもできる「メガワット級の電気推進システム」も提案している。

======
《ライター》
・記事執筆:川﨑悠貴
・編集:佐藤凜

《参考文献》
[1]https://sputniknews.com/science/202107111083361640-russian-space-agency-proposes-putting-a-nuclear-power-station-on-mars/
[2]https://thefrontierpost.com/russian-space-agency-proposes-creation-of-a-nuclear-power-plant-for-a-future-russian-mars-base/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?