ファティマ第三の予言!隠された真実の内容を探る
ファティマ第三の予言(預言)とは
1917年5月
ポルトガル、サンタレン県のファティマという
人口1万人程度の小さな町に住んでいた
ヤシンタ、フランシスコ、ルチアという
当時まだ幼い3人の女の子たちの前に
キラキラと光り輝く謎の女性が現れて
『わたし聖母マリアだよ。』
と名乗ったという・・・
何ともまぁ、にわかに信じがたいようなお話である。
1917年5月13日(ファーストコンタクト)聖母降臨
羊飼いだったルチアたちが、いつものように羊を連れて歩いていると
突然、目を開けていられないくらいの眩しい光に包まれた。
そしてその光の中から、なんとも美しい女性が現れた。
(引用元:WJ HirtenF5-229ファティマの聖母2伝伝記 ©WJ Hirten,Hirten)
こう告げると、あっけに取られてる彼女たちの前からソソクサと去って(消えて?)いったという。
この約束は3人だけの秘密にするはずだったんだけど、
一番ん年下のヤシンタちゃんはお母さんに詰めされてポロっと話してしまった。
でもまぁ、そんな話を誰が信じる訳もなく
『夢でも見ていたのかい、お嬢ちゃん?!』
と3人は町中の笑い者にされてしまった。
1917年6月13日(2度目のコンタクト)謎の雲
あまりに3人が頑固に言い張るので、
それなら確かめてみようと数十名の村人たちが、
3人と一緒に約束の場所へとやって来たのだった。
しかし、大人達にはマリアの姿は見えなかった。
ただ、ルチアたちとマリアの対話が終わった時、
大きな爆発音とともにヒイラギの木のそばから小さな雲が昇っていくのを
そこにいた全員が目の当たりにしたのだった。
1917年7月13日(3度目のコンタクト)預言
噂は一瞬で町中へと広がり、目撃者はなんと
5千人にまで達していた。
この3度目のコンタクトで
『時期が来るまでは決して口外しちゃダメよ』
という条件のもとマリア様から人類へのメッセージが託された。
これが、現代でも語り継がれている『ファティマの預言』というやつである。
その驚愕の内容は、バチカン当局から公式発表される事になるのだが、
それは、この出来事から25年もたったあとのお話。
1917年8月13日(4度目のコンタクト)謎の雲再来
噂は町から町へと広がっていき前回の4倍近い人々が集まっていた。
しかし、あまりにも大騒ぎになってしまったことで、
ルチアたち3人は、世間を惑わしたといういわれのない罪で牢屋に入れられてしまっていたので来られなかった。
ルチアたち不在のなか、
約束の場所では閃光がきらめき、
雷鳴がとどろき、
またもヒイラギの木のそばに小さな白雲が出現。
そして、空に上昇して消え去った。
1917年9月13日(5度目のコンタクト)謎の物体
群衆の数は3万人にも膨れ上がっていた。
その中には、この奇跡の謎を暴いてやろうと
3人の司祭もやってきて、
目を光らせていたりもした。
そして正午、
それまで照りつけていた太陽が急に光を失いはじめ
その周囲はキラキラと光る黄金色に包まれ
空からは銀白に輝くたまご型の物体が現れ
ルチアたちがいるヒイラギの木のところまで来ると
またも白雲が出現して、
その物体を包みながら消えた。
多勢の群衆が、この奇妙な光景に目を凝らしていると、
空から白い綿状のものが降り注いだという。
人々は驚きながらも手を伸ばしてその白いものを掴んでみたり、
帽子で受け取ってみたものの、
それはすぐに溶けて消えてしまった。
1917年10月13日(ラストコンタクト)大奇跡
6回目となる最終日には、10万人を超える老若男女が、ファティマに集まっていた。
もはや、東京ドームにも収まりきらないミーハー野郎たちのお祭り騒ぎともいえよう。
中にはヨーロッパの大手新聞社の記者や、有名な科学者の姿まで。
10万人が目撃したこの日の現象は、現代においても語り継がれている。
こうして、多くの人が目の当たりにする事になったファティマの大奇跡は、
もはやポルトガル国内に収まらず
ヨーロッパ中に一大センセーションを巻き起こす結果となったのだ。
当時、日本の新聞でも
『ヨーロッパにマリアが出現してとんでもねー事が起こったらしーぞ!』
と実際に報道している。
3つの預言内容
前途したように、第1&第2のメッセージについては、
25年後の1942年にバチカン当局から公式発表されている。
第1の預言では、
もうすぐ第1次世界大戦が終わること
そして、
ロシアが災いの中心になることだった。
ルチアは、教会関係者に、“来年の終わりまでに争いが終わる”とマリアから告げられたと伝え
その言葉通り、
1918年11月11日に終戦した。
ロシアが災いの中心になることは以降の歴史を見ても明らかで、
預言の4ヶ月後にロシア革命が起こっている。
第2の預言では、
第2次世界大戦の勃発が示唆されている。
『次のローマ法王の在位期間中に、もっとヤバイ戦争が起こるんだけど、その前に神からの警告のしるしとして、夜空に不思議な光が輝くだろう。』
そのローマ法王ピオ10世は、
1939年2月10日まで在位して亡くなっているから
第2次世界大戦は正式には1939年9月に開戦とされているので、
一見、予言は外れているようにも思えるが。
スペインの内戦や日中戦争なども考慮すると、
ピオ10世の在位中と言えるだろう。
1938年にはヨーロッパ全域で真っ赤なオーロラが出現し、
当時の新聞で大々的に報道され、
その後ヒトラーの台頭、第2次世界大戦が勃発している。
しかし、第3のメッセージについては、
『1960年までは公表しちゃダメ』
という事になっていたため、世界中の人々が、この第3の予言の発表を固唾を呑みながら待ち望んだのだ。
しかし、公開されるはずの1960年に入っても、第3の予言が発表されることはなかった。
というのも当時のローマ法王が、
この第3のメッセージの内容を聞いた時にショック過ぎて失神してしまい、
『こんなとんでもねーこと発表できるかいアホンダラ!世の中が混乱してまうで!』
と言って、発表は見送られてしまったからだ。
そして極秘文書としてバチカン宮殿の奥深くで、
今でも厳重な管理体制のもと保管されている。
3人の女の子たちのその後
間もなく、ヤンシタとフランシスコは、マリアの予言どおり、病死した。
彼女らは、2000年になってから、ヨハネ・パウロ2世によって列福されている。
残されたルチア・ドス・サントスは修道女となり、この預言の内容を教皇庁に伝えた。
そして2005年2月13日、97歳でこの世を去っている。
ちなみにヤシンタの遺体は、1935年と1951年と2回にわたって墓地から掘り返されたのだが、
なぜかほとんど腐敗しておらず、めっちゃきれいだった。
現在、ファティマ大聖堂の中に移され、安置されているという。
ファティマを訪れたパウロ6世とルチア 1967/5/13
(引用元:STEELA 1967年5月号 ©リスボン市立図書館経由)
アイルランド航空164便ハイジャック事件
1981年5月2日
事態は急展開をみせる。
アイルランド航空の飛行機164便がハイジャックされる事件が発生!
その犯人はカトリックの修道士だった。
そして、犯人の要求は・・・
『今すぐ、ファティマ第3の預言の内容を開示せよッ!!!!』
こうした経緯の後、ようやく2000年5月・・・
教皇庁は、40年も先送りにしてきた
第3のメッセージをついに正式発表した。
世界中が固唾を飲んで待ち望んだ、その気になる内容は・・・
『1981年5月13日に起こった“教皇暗殺未遂事件”のことだよん。』
・・・は?
そ、そんだけ??
この、あまりにも期待ハズレな発表に全米が泣いたッッ!!
いや、全世界が怒ったッッ!!!!
世界中の人々が第3の予言に拘る理由
もはやこの大ブーイングの嵐。
『んなわけあるかぼけ〜!!』
『ウソつくのもたいがいにしとけよコラ〜!!!』
という野次やツッコミが鳴りやまなかったのは言うまでもないっしょ。
だって、第1、第2の預言が世界的大戦争だったのに、
第3に来て、ローマ法王とはいえ、一個人についての事件って・・・・
前の2つと比べてあまりにもスケールが小さすぎるっしょ!笑
いや、そもそもッッ!!!!
そんな内容なら、40年もズルズルと隠さなきゃいけなかった意味がわからんし。
ましてや、ローマ法王が気絶しちゃうような内容には、とても思えない。
そして、これにはルチアも激おこプンプン丸だった。
として、司法省へ提訴しているくらいだ。
結局その後、両者は和解することにはなるが、この
『バチカンは嘘をついているわ』
の発言の真意はうやむやにされたまま
2005年にルチアが亡くなり、真相は闇の中に……。
ファティマ第3の予言を考察する
この不可解な、なんとも煮え切らないまま放置されたこれらの預言の真相とは、
一体なんだったのか??
第3の予言の真相については、様々な推測が飛んでいる。
たとえば・・・
1、宇宙人襲来による地球滅亡説
もともと、地球は超知的生命体による大実験だった。
しかし、あまりにも身勝手な人間たちが地球を破壊し続けてしまっている現状を見て、実験は失敗だったと判断した宇宙人が地球人を抹殺しにくるのではないかというSF映画さながらの、説!!
2、神=宇宙人説
マリア様の正体は太陽系の近隣惑星に住む人間、つまり宇宙人であり、
キリスト教・仏教・イスラム教・ユダヤ教という4大宗教ルーツには地球文明の更生を見守り、
手を差し伸べ干渉してきた宇宙人が起源であるという、説!!
つまり、現代の宗教で崇められている神とは宇宙人の事を指しており、
キリスト教での教えを根底から覆してしまうという内容にローマ法王が失神したとしてもおかしくはないのかもしれない。
3、第三次世界大戦説
ロシアとアメリカが暴走した結果、世界中を巻き込んだ核戦争が勃発!
そして人類は滅亡するという、説!!
他にも諸説はあるが、基本的には人類にとって絶望的な内容ばかりである。
とはいえ、実際にメッセージを託されたルチアたち3人が亡くなっている今、
確証の取りようのないお話であるのは言うまでもない。
しかし、
この世紀の預言を、ただのトンデモ話やオカルト都市伝説として終わらせてもよいのだろうか?
……たしかに、こうした神秘的な話は、世の中にはたくさんあるわけだ。
変性意識に入って、亜空間知能に同期しやすい人たちが
『宇宙人に会った!』
『守護霊と話した!』
『多次元世界とテレパシーした!』
とまぁ、検証しようのない頭の中で起きた素敵な妄想話はいくらでもある。
しかし今回は、実際に10万人を越える目撃者が同じ現象を共有していたということ。
それを各メディアや世界有数の情報機関でもあるバチカンまでもが公式に認めているという事実。
仮に、この話が全て嘘だったとしても、
じゃーなぜ、そんなワールドクラスの嘘を公認しておきながら、何十年も引っ張り続ける必要があったのか。
いろいろと多角的に考察してみるのも面白いかもしれないね。
この謎を、君は解くことができるだろうか?
セカイノオワリ?終末論とはなんぞや。
このファティマ第三の予言の見解はいろいろあるけど、そのほとんどは『終末思想』に結びつくものが多い。
つまり、今あるこの世界が終わっちゃうってこと。
でも、これは単に『世界の滅亡』と捉えるのではなく、
『セカイノオワリ』=『新たなセカイのはじまり』
として考えることもできる。
大きなパラダイムシフトが起こって、今までの常識や社会構造そのものが根底から覆る。
そんな新時代に向けて、いったん既存の地球文明には終わりを告げるんだという考え方だね。
それは、飛躍的に進歩していくテクノロジーによって起きるものと考えているのが、
旧火星文明再生計画のシナリオに基づいて、科学を推し進めているエリートたちの未来予想図そのものでもある。
そう、映画「トランセンデンス」でも描かれていたように、
人類はあらゆる恐怖を克服するために、
人工知能という神を創造して、
永遠の楽園=エデンの園に逃げ込もうとしている。
それこそが、人類にとって最良の社会をもたらすと信じてるんだよね。
『Windows10』のCMに意味深なメッセージが・・・
これは、見た事ある人も多いと思うけど、あのマイクロソフトのCM、46秒目あたりに注目してみてほしい。
Hello Fatima!!
唐突すぎない??
いきなり、「ハローファティマ」って……
そんな文脈は、前後にまったく無かったのに。
まるで取ってつけたかのようなメッセージは、明らかに異物。
どうしたって、注目してしまうよね。
ファティマ第3の予言には、新たな時代の到来に向かって重要な真実が告げられている。
これについては、私も異論はない。
ただ、それは決して科学の発展によってもたらされるものではなく、
量子CPUをも凌ぐ叡智の結集である
『人体』のメカニズム
に鍵があることに気づく者と、
今まで通り道具の改良のみでの文明の進歩を目指す者とで、
これから大きく二分されていくだろうと考えている。
その真っ二つに枝分かれしていくトリガーとなる重要な事実が、
この『ファティマ第3の預言』に託されていたことは、
またおいおい、話していこうと思うよ。
今日のところは、この辺で。
またな!
スペースピープルの真相を