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美術は得意じゃなかった。おしゃれを追求するシティボーイを目指すアート展

こんにちは!あらゆるスペースを簡単に貸し借りできるスペースシェアのプラットフォームを運営する、スペースマーケットです。

私たちは、
“ 場所のチカラで あなたにエール ”
というタグラインを掲げ、場所を起点にみなさまの新たな一歩を応援しています。

今回、「場所のチカラで あなたにエール」プロジェクト第一弾を始動し、弊社の原宿オフィスのラウンジを使って何かやりたい、という方を募集。第一弾の企画者として自身のポートフォリオを展示する「ぜんぶ、キタミティ。」展(併設:純喫茶#CITYBOY)を企画された北見(きたみ)さんに今回のイベント開催について背景や思いを伺いました。

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どんなイベントを開催したのかはこちらで紹介しています!
https://note.com/spacemarket/n/nae4950045906

人生のバケットリストに「アート」

もともとイベントを企画するのが好きで、これまでスポーツイベントや、音楽イベント、お祭りなど催してきました。アートイベントやってる人カッコいいなって思ってたし、一生に一回はアートイベントやってみたかった。でも自分は図工や美術が得意じゃなかったので、「アート」っていう分野は僕の中で一番遠いところにいたんです。
自分ができることを考えた時に、10年間分くらいの写真を撮り溜めていたので、それを使って写真展ができるかもと考えました。1日だけでも開催できる機会を伺っていたときに、時間単位で借りられて広く利用できるのは、ここのラウンジしかないなと。
とにかくアートがやりたかったんです。

10年撮り溜めた思い出を有効活用

写真を撮るのも撮られるのも好きで、SNSにもよく投稿しています。特に、Facebookって投稿が真面目になりすぎたり、「ちゃんとしたものを投稿しないといけない」感あるじゃないですか。だから自分は気にせずに気軽なものを投稿してました。その中でも代表的なのは、自分がジャンプしている写真を撮りためていたこと。それを有効活用できたらなと思ってました。これをアートと言ったらアート業界から怒られますけどね。

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今回もジャンプしてもらいました

「アート×コーヒー×原宿」すべてはおしゃれから

今回、アート文脈だけでなくコーヒーもサーブしていたり、スタッフがきてるTシャツにも「ハラジュクシブヤ」と書かれてます。「純喫茶#CITYBOY」という名前も、僕が上京した時から、東京に憧れを持っていてシティボーイを目指していたことから。基本的にすべておしゃれから発想を得てるんです。アートもコーヒーも原宿もおしゃれじゃないですか。

ハラジュクシブヤTシャツを着るスタッフ
こだわりのコーヒーのサーブ

普通、画廊やアート展をやるとなると、開催期間も長期間でやることが多く、準備も大変なので、これまで気軽にできる機会がなかったんです。「おしゃれ」を詰め込んだ今日のイベントをやったことで、これがまたいい思い出になると思っているし、終わった後でもまた写真を見返したりしたらそれはそれで楽しいなあと。

見てくれる人がいてこそ成り立つ

僕の友人がたくさんきてくれたんですが、10年分が飾られた「キタミ」の中には彼らが出会っていない「知らないキタミ」もいる。その中で一緒に過ごしたことがある「知ってるキタミ」を見つけたときに喜んでくれてるのが面白いなと。あと、今日きてくれた知り合いは、仕事関係で知り合った人や、元々友人だった人などバラバラで何か共通のジャンルがあるわけではない。そんな中、共通の話題である「キタミ」を通じて私がいなくても会話ができているのが嬉しかったですね。
そういう意味では、友人がきてくれたのも展示の一部だったと思ってます。写真を飾るだけじゃ成り立たなくて、それを見にきてくれてる友人がいて初めて成り立つもの。アート展ができた時点で合格点、友達がきてくれたことで120点になりましたね。

あと今日一日を通して思ったんですが、他の人の同じ写真展を見てみたくなりました。今回のイベントをみてやってみたいと思ってくれる人がいたら全力で応援したい。やった側だからわかる楽しみ方があったので、それを他の人にもやってもらえたらいいなと思いました。

シティーボーイのチャレンジは続く

次は、プラネタリウムに挑戦したいです。過去に一度プラネタリウムの貸切企画したことがあったんですが、コロナ禍で一度中止になっちゃって。次は必ず成功させたいです。ちなみにプラネタリウムは好きですが、星が好きな訳ではないんです。プラネタリウムっていう空間がおしゃれじゃないですか。おしゃれを目指していきたいです。

実現できないと思っていたその夢は実現できるかもしれない

昔でいえば1週間、半年単位とかでしか借りられなかった「場所」が、1時間単位で借りれるようになりました。そのおかげで僕の夢も一つ実現できましたし、何かやりたいことを実現しやすい時代にはなったと思います。実現できない夢だと思っていた夢のハードルが下がってきてるかもしれない。もう一回、自分の夢を思い返してみてはいかがでしょうか。

イベント当日の映像が公開されました!

北見裕介(きたみゆうすけ)プロフィール

2014年に滋賀でスポーツ大会、2018年に東京で音楽イベントを個人活動として実施。そのほかにもこれまでフットサルチーム運営や、急須で飲む日本茶のイベントなどを定期的に開催している、イベント好き。本業では、バイオベンチャーで広報担当。