オンライン入社から1か月 研修や実習がうまく進んでいるか聞いてみた
スペースキーの小野です。コロナの影響により、3/26から出社停止とした当社。そのような中、スペースキーで第一号となるオンライン入社を果たしたメンバーがいました。社内初となるスタイルでの入社・研修の振り返りを行いました。
青木 隼吾さん
PS運営部『RUN HACK』編集として、2020年4月に入社。幼い頃に父親に連れて行ってもらったキャンプが、アウトドア体験の原点。現在ハマっているのはトレイルランニング。いつか100マイルを走りたいと思うまでにのめり込んでいる。
青木さんのプロフィール
-入社からあっという間に1か月ですね!最近はどうですか?
はい、今は毎日オンラインミーティングもしているので、そんなに問題はないかと思います!
-それはよかった。では今日は、1か月の振り返りでいろいろと聞いていきますね。まずはこれまでのキャリアについて簡単におしえてください!
大学を卒業してから、百貨店に10年間勤務していました。最初の3年間は売場へ配属され、販売・管理を担当。その後、紳士雑貨のバイヤーへジョブチェンジし、退職までバイヤーとして様々なアイテムを扱いました。
-なぜバイヤーを希望したのですか?
百貨店は大きく「サービス部門」と「商品部門」に区分されます。商品は百貨店の売上を担う重要な要素であり、核となるもの。その「商品」に関して責任を持つのはバイヤーの領域です。利益の核となるバイヤーの業務に関わることに意義があると感じ、希望しました。これは入社当初から思い描いていたことでもあるんです。
-そうだったんですね!(想いが熱くていいなぁ。)そこから、スペースキーへ転職を決めた経緯は?
キャリアを広げたいという想いが一番ですね。バイヤーの役割は、良いものを消費者に届けること。ただ、良いものを誰かに届けたいということであれば、「物」に限ったことではないのではと考えました。編集の仕事は、その点で想いは同じ。バイヤーの仕事もやりがいがあり楽しかったのですが、「物」に限らず世の中にある素晴らしいこと・ものを多くの人に届けられるのではと思い、編集の仕事に興味を持ちました。
スペースキーに興味を持ったのは、趣味のキャンプやトレイルランニング(以下、トレラン)をやっていたから。好きなアウトドアの分野に関われるのはとても面白そうだと考え、エントリーしました。
-アウトドアの話が出たので、青木さんのアウトドア歴についても聞かせてください!
僕は静岡県の出身で、山も海もすぐ近くにあるような環境で育ちました(それが原点ですね)。子どものころは家族でよくキャンプにも行き、楽しかった思い出が今でも印象に残っています。しばらく遠ざかっていたのですが、再開したのは大人になってから。社会人になって東京で働くようになって、自然が恋しくなっちゃって。登山やトレランにのめり込んでいって、現在に至ります。今、最もハマっているのはトレランです!
-トレランの魅力ってなんでしょう?
トレランの大会に初めて出場したのが3~4年前。20kmくらいのレースに友人と気軽に参加したのですが、思っていたものと全然違いました!レース全体がお祭りのように盛り上がっているんです。地元の方たちが応援してくれて、ハイタッチとかもしてくれて。完走した達成感はもちろんなんですが、あの高揚感や一体感がすごく楽しくて。そこからすっかりハマっています。
-なるほど!走りすぎて身体を壊さないように気を付けてくださいね!
選考から内定まで
-選考~内定について振り返ります。スペースキーへの理解についてはいかがでしたか?
応募した時点では「Webメディアの会社」という認識でしたね。ただ、選考が進んでいろいろと知っていく内に、Webメディアを中心とした情報発信だけじゃなく、アウトドア全体を通じて関わる人たちや社会をよりよくしているのが実感として理解できました。スペースキーの役割が社会に必要、そう認識したと同時にその仲間に入りたいと強く思いました。なので、内定をもらったとき、素直に嬉しかったですね!
※スペースキーの事業についてはこちらもどうぞ!
-それはよかった!ところで、前職と比べると安定度も規模感も全然違うかと思います。不安はありませんでしたか?
前職は大手百貨店なので規模感は大きく、一般的に考えると安定感もあるかと思います。ですが、個人的には規模感の変化による不安はほぼゼロですね。それには奇しくも、コロナの影響もあるのかと。
コロナの影響もあって、大企業でも先行きが全く見えなくなりました。この機会に、働き方や今後のキャリアについて考える人は増えているのではないでしょうか。仮に会社という組織から出た時に何ができるか。その人が社会に何を提供できるかが今後は重要となっていくのではないかと思います。そのような考えから、もっと幅広いスキルを身に着けたい。事業規模の安定性よりも、スペースキーでの経験が自らの糧になることのほうが魅力的に感じましたね。
-事業の安定性よりも、自分の価値観に合った「やりたい!」と思える仕事だったんですね。
そうですね。"良いものを消費者へ伝える"能力と、好きなランニングが合致した仕事なんて滅多にないですからね。趣味も活かしながら、より幅広い経験が積めるのではとイメージできました。
-自身の強みや適性への評価はされていると感じましたか?
編集は未経験なので、そこでは勝負できない。そこを補填するものとしてアウトドアへの「熱量」と「これまでの仕事への推進力」という点で評価してもらえたことは嬉しかったです。これまでやってきた"良いものを消費者へ伝える"という想いを評価してもらえたのだと。また、業界もまったくの畑違いからの挑戦でしたが、そこを共感してもらえたのも大きいですね。いろいろなバックグラウンドをもった多様性を認めてくれる会社なのかもと考えたら、安心できました。
-(ベタ褒めすぎてこわいなぁ。笑)
入社から現在まで
-次に入社~現在について聞きますね。入社直前の3/26から、スペースキーは「原則出社停止」になりました。オンラインによる入社が急遽決まったわけですが、そのあたりの不安はいかがでしたか?
リモートで始まることへの不安はもちろんありました。未経験で1人で在宅でできるのかどうか、コミュニケーションは大丈夫なのか……など。実際は、自分がどれだけできているかは別にして、前に進めてはいるのかなという感じです。
-入社直前にバタバタしてしまって、改めてすみませんでした!研修は実際どのように進みましたか?
入社後3日間は、オンライン研修がぎっしり詰まっていました。内容は、
・会社について
・編集業務とは
・『RUN HACK』とは
・編集とは SEOとは 著作権とは
などです。座学での研修だったので、出社してもしなくても内容は同じだと思います。
それ以降は、実際に記事作成をしながら一連の流れを学んでいます。キーワードの検索意図を分析したり、SEOのテクニックを学んだり。その都度、上長の深作さんやマーケ担当の長澤さんにフィードバックを受けながら学んでいる最中です。覚えなくてはいけないことが多いので、リモートで1人モクモクとできる環境はありがたいですね!
-なかでも、難しいと感じていることはありますか?
キーワード設定の考え方や分析は、今までの業務と通ずるものがあるので、比較的スムーズにできているかと。課題と感じているのはライティングですね。言葉の使い方であったり、表現であったり。たくさん書きながら、ライティングスキルを磨いていきたいです。タイトルのつけ方などは深作さんが詳しいので、そのスキルを吸収していきたいと思っています。
-これまでの経験は強みは活かせそうですか?
何が必要で、どう伝えるかというこれまでの経験は活かせているのではないかと思っています。記事作成においても、把握してわかりやすく伝えることが大切ですので。ライティングはあくまで手段。SEOなど学ぶ要素はたくさんありますが、ベースはこれまでのバイヤーとしての経験が活きてくるのではないかと考えています。
-強みを活かしつつ、新たなWebのスキルをプラスしていっているのですね。当初イメージしていた、スペースキーで積める経験についても予想通りでした?
「良いものを多くの人へ伝えたい」というやりたいことへの想いは変わっていません。やってみて、伝えるためのスキルは確実に幅広くなっていると感じます。今までは百貨店による対面、今はWebメディア。場所をすらしただけですが、対面していない不特定多数に伝えられるスキルにより、可能性がぐっと広がる。リアルとデジタル両方に伝えるスキルが身につけられるので、とてもワクワクしています!
-前向きに進められているようで、安心しました!その上で、スペースキーに期待することはありますか?
業務ついては、毎日ワクワクしながら進められています。当初不安だったコミュニケーションの部分も、毎日オンラインで顔を見ながらやりとりしているので、思っていたよりも問題ない印象です。
ただ、いくらオンラインとはいえ実際話せていない人もまだまだ多いので、もっと社内の親睦は深めていきたいですね。あと、出社時はきっと意識していなくても存在するコミュニケーションがあるはず。そこは不足しているので、文字にできない雰囲気も感じ取れるようになれたらいいですね。文化とか、一体感とか、リズムとか。スペースキー独特の空気感を早くリアルな環境で感じられたら嬉しいです。
また、他部署のみなさんとの交流も少ないので、もうちょっとあったらいいかな。僕もがんばりますが、みなさんも気軽に話しかけてくれると嬉しいです!
-ぜひ!社内で存在感をアピールしていってくださいね。今日はありがとうございました!