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仕事帰りにワールドカップ日本戦を現地観戦した話(その4)

ワールドカップのチケットと航空券は確保した。あとはホテルか。。。。

ところがホテルの確保も困難だった。300万人に満たない国民数のカタールに、ワールドカップ期間中の45日間で120万人が訪れるのだからホテルが足りないのも無理もない(そう考えるとビジネスビザの発給停止もやむを得ないのかも)。
普段1万円台のホテルでも1泊10数万円もするし、コンテナハウスやテント村は1泊3万円とリーズナブルだけど仕事先から遠いし最低宿泊日数が規定されていて予約に進めなかったりする。
FIFAの宿泊予約サイトは満室の反映が遅いのか、途中まで空室ありで進めることができてしまい、予約支払い画面に遷移するタイミングで満室で断られることが何度もあり時間も精神もすり減らしてしまう。

とりあえずバックアップでキャンセル可能なホテルの部屋を確保し、引き続きFIFAサイトでリーズナブルな部屋の予約が可能かチャレンジし続けることにした。
(ちなみに、入国ビザに相当するHayyaカードの取得にはW杯チケットと宿泊予約の写しが必要なのでこの時点でビザも申請)

カタール滞在も2泊に限定して徹底的に経費削減することにしたのだが、最低宿泊数が3泊の施設も多く、かえって選択肢を狭めてしまったのかも。。。いや、経費削減だ。

ホテル不足に対応するためドーハ港に停泊したクルーズ船は2泊を受け付けてくれそうなのでターゲットをそこに絞って予約サイトでポチポチし続けることにした。

何日かトライしてついにクルーズ船の予約がとれた!
しかし翌日『手違いでオーバーブッキングしてしまったので予約を取り消しました』とのメールが届き、見事に予約が消されていた。
OMG!

これについてはFIFA Accommodationにクレームを入れて対応を待つことにした。
2日後には『クルーズ船のアクセシブルルーム(車椅子対応の部屋)をアサインした。お詫びにミールパッケージを付けました。』との回答が。部屋はどうなのか分からないけど3食付きにアップグレードされた。

これで出発準備は整った。やれやれ。


つづく


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