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土の健康と身体の健康

畑づくりと身体づくりってとてもよく似ているみたいです。

土の中には多くの微生物がいるように、人間の身体も腸内細菌、皮膚常在菌など、たくさんの微生物のおかげで成り立っています。

元気な野菜が育つには、微生物が活発であることがとても大切です。

だとしたら、人間の身体もきっと微生物の活動が活発になるようにしてあげることが一番の健康法なのかもしれません。

微生物の活動が活発になるにはどうしてあげたらいいのか?

自然農法を約20年行い、イギリスより情報発信されている今橋さんという方は、「土と植物と人間の信頼関係を築くことが大切」とおっしゃっていました。

技術的なことは細かくいろいろあるけれど、結局は一番大切なのは愛と信頼関係。
今橋さんは、毎日畑の土や植物に心の中で「ありがとう」という言葉がけをされているそう。

わたしに足りなかったのはきっとそれだろうと思いました。

亡くなった祖父は、「花咲か爺さん」とあだ名されるほど、
植物を育てるのが得意でした。
どんな弱った植物でも、祖父の元に預けるとみんな元気になって花を咲かせ、実をつけるのです。

野菜づくりを始めた時、祖父にいろいろ教わっておけばよかったと後悔しました。

けれど、今橋さんのお話を聞いて、祖父の「花咲か爺さん」の秘密は、
愛だったんだだろうと確信しました。祖父はとても心優しい人でしたから。

同様に身体に対しても足りなかったかもしれません。

食べ物や運動ももちろん大切ですが、
身体への愛とリスペクトがなければきっと何をやっても無意味。

土を育てるように、身体も一緒に育てていく。

身体は年齢を重ねるごとに衰えていくもの、と思われていますが、
土と同じならば愛をかけることによって年々豊かになるはずです。
成長は永遠。

野菜づくりはいろいろなことを教えてくれます。

いつかの空、昇り竜みたい





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