見出し画像

今すぐに始められる集中力の操り方

集中力というのは生まれつきの才能ではなく、
今、この瞬間から鍛え、身に付けることができます。
そして、集中力がないと悩んでいる人でもしっかりと鍛えることによってかなり強いものとなります。
これから紹介することは誰でも身につけられ、実行することによって時間の密度が圧倒的に変わります。

人間は本能的に注意力が散漫になる一方で、集中力を起動させる本能も備わっています。
それは、場所姿勢食事感情週間運動瞑想、という7つです。
今回はそのうち場所、姿勢、食事に関するメソッドを解説していきます。

1.場所

まずは、集中しやすい場所を作る方法をご紹介します。
それは、デスクや作業部屋を整理整頓すること、必要なもの以外は目に目えるところに置かないことです。
散らかった状態では、机に向かうだけで集中力が消耗されます。

また、色彩心理学によると、水色には集中力を高め、体感時間を短くする効果があります。なので、ペン立てなどの文房具は、水色を選ぶと良いでしょう。反対に、赤色は闘争心を掻き立ててしまい、思考力の低下につながってしまいます。このように、色彩の作用を生かして、自分を思想の方向へ誘導することが大事です。

2.姿勢

次に、集中力を高める姿勢についてご紹介していきます。
様々な研究から、人は15分以上座っていると集中力が低下することがわかっています。さらには、1日6時間座る生活を続けていると、1日3時間しか座らない生活の人に比べて、15年以内に死亡するリスクが約40%も高まるという研究結果も出ています。このことから、集中力を持続させ、健康でいるためには、イスに座る時間を減らした方がいいと言えるでしょう。

そこで、おすすめしたいのが、脳が疲れを感じる前に、15分に1回のペースでイスから立ち上がることです。また、立っていうる時は座っている時に比べ、集中力や判断力も大きく上昇することが、研究結果からもわかっています。可能であれば、立って仕事をして、ときどき腰掛ける程度でもいいでしょう。

3食事

続いてご紹介するのは、食事についてです。ブドウ糖は集中力を発揮する為の燃料なので、食事でうまく補給しておきたい栄養素です。では、何を食べれば集中力が高まるのでしょうか。それは、そばや玄米、全粒粉パンなどの「低GI食品」です。低GI食品は、血糖値を穏やかに変化させるという特徴を持ち、これが集中力の意地にとって重要なポイントとなります。というのも、白米やパンなどの「高GI食品」は、急激に血糖値を上昇させてしまいます。するとその後、血糖値が急激に降下するため、その血糖値の乱高下に人間は強いストレスを感じてしまいます。
低GI食品を摂取すれば食事から2時間後が集中力のピークとなり、食後3時間弱で血糖値が低下し始めます。そこで、間食によりブドウ糖を摂取して集中力を回復させることが重要です。おすすめしたいのが、ピーナッツやアーモンドです。炭水化物の量が少ないうえに、タンパク質や他の重要な栄養素が豊富に含まれているからです。

また、睡魔が襲ってきたら、コーヒーなどでカフェインを摂取するのも効果的です。ただし、1日450ml以上飲むと、脳への刺激が過剰になり、デメリットの方が大きくなります。カフェインの過剰摂取を避けるには、水を飲むことを心がけてほしいです。水分が不足すると集中力や記憶力が低下するという研究結果も多数あるので、1~2時間にコップ1杯ほどの水分を補給するのを目安とすると良いでしょう。

疲れをリセットさせる回復法

いくら「体の疲れ」「心の疲れ」「神経の疲れ」感じていても脳が疲れることはなく、あくまでも「疲れている」と錯覚しているに過ぎません。今回は、そんな疲れをリセットし、回復を図るために、「感覚から癒す」という方法をご紹介します。

目の疲れは、脳の疲れの錯覚を引き起こしやすくします。そのため、集中力を高めるためには、目の疲れを癒すことが欠かせません。具体的には、目の周りを温めることや、目のストレッチを行うことが効果的です。蒸しタオルを当てたり、市販のホットアイマスクなどを使うなどして、目元を5分ほど温めると、目の周りの筋肉の血流が改善し、疲れがとれます。

集中力を作り出す時間術

もし、あなたが人生を変えるための勉強をしたいと思っているのならば、朝のゴールデンタイムを有効に活用すべきです。それは、朝食をとった後の30分~1時間です。この時間は、1日の中で最も集中して物事に取り組めます。もしも8時に家に出るのならば、6時に起きて朝食を済ませ、6時半~7時半の1時間を自分の’ために使うのが望ましいです。毎朝1時間の集中できる時間をつくれば、一年で365時間=15日分の時間を手にすることができます。

また、毎朝10分ほど、その日の予定を設けると、1日を効率よく過ごせます。なぜなら、無駄な意思決定が減り、集中力の浪費を抑えることができるからです。


今回ご紹介したような方法を、実行するだけで皆さんは集中力を操ることができ、時間の密度を濃くすることができるでしょう。是非参考にしてみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?