見出し画像

たとえ、何もできないとしても。



辛さがあるから、優しさや温もりを知る。
人の温もりにまさる優しさを、未だ知らない。


辛さなんてなければ、気づかないのかもしれない。


雨がなければ、太陽をを祈らない。
春の午後の微睡みにまさる穏やかさを、未だ知らない。




何もできないけど、書くことはできる。
何もできないけど、祈ることはできる。

魂を引き裂かれるような無力さと、見えない何かへの怒り、ほんの少しの光を抱えている。


センターが熱を持って渦巻いている。

この感覚、演劇で使える。そんな俯瞰もいる。



お願いです。どうか、どうか。
大切な人たちがこれ以上、苦しみませんように。
1人でも生きやすい道へ進めますように。


私も。

何かに、祈る。何かに、すがる。


そんなことしかできない自分が、悔しい。

似た思いをした時期があるから、よけいに悔しい。
悔しい!! 悔しい!!!!


悲しいかな、他者の苦しみや辛さを実感したとき、己の内側以外の出来事へ文字が翔ぶ。


だから一生書き続けていられるのかもしれない。
たとえ自分の羽を犠牲にしても。


今、この瞬間もいつかの芝居に活かされる。
この思い出はいつか過ぎ去り、誰かの言葉やふと見た景色によって外の世界へ引きずり出される。
あの瞬間は、外に出してもいい。


俳優の性かもしれない。
...もうずっと、こんな冷静さとともに生きている。
いつから俳優だったんだろう。舞台に立つ前から抱えている。



補足。

「大好き!」「愛してる!」と念を飛ばすと届くよ、職場のとおばちゃんから聞いたので早速飛ばしてます。

らぶ!!!!  です。みんな、関わっててくれてありがとう!!

この記事が参加している募集

#最近の学び

181,796件

#眠れない夜に

69,707件

サポートしていただたら光栄です。いただいたサポートは、これからの記事探しの費用として使わせていただきます! 一緒に、文字の旅へ出かけませんか?