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心地よく、浸る。
とある方のブログを貪るように読んだ。
お会いする前にも読んでいて、その時は言語化まで至らなかったけれど今はなぜか書きたくなった。
実際に会って、声を聞いて「読み直したら新しい発見があるかもしれない」と思ったからかもしれない。
うそ、なんとなく調べなおして読んでみただけ。見栄っ張りはやめる!
経験、知見で人は変わっていくけれど核みたいなところは変わらない気がする。
(ここはうまくまだ書けない)
少なからず今に影響を与える過去。
苦しさも悩みも糧にして生きるしかない。
そうしないと私たちは生きていけない。
ああ、この人も人間なんだなって当たり前なことを思った。
名前だけ知っている人を勝手に「キラキラ輝いててすごいなあ」と思いこんでしまう。
でも本当は私と同じようにお腹も減るし、悲しくなる日もあるし悩む。ただ見えていないだけ。見せていないだけ。
そんな葛藤も言葉の断片に見え隠れしたのが、とても勇気があるなあ...と思った。
と同時に、なぜか根拠のない共通点を感じた。
うーん、これも難しいんだけど言い回し?表現?
私の行き届かなかった範囲まで言語化してくれてる、というか。
年齢だけではない、積み重ねから生まれる表現。
なぜか初対面にも関わらず、悩みを話してしまったのもここに理由がありそう。
占い師やカウンセラーでない限り、初対面で悩みを話すことってなかなかない。
それでもなぜか話したくなってしまったのは、雰囲気や使う言葉がその瞬間の私に必要だったのかもね、なんて。
たぶん、私は私と繋がっていない人に話をしたかった。どこかで漏れてしまうんじゃないか、気づかれたら意図せぬモノが伝わるんじゃないか。
だから、全く知らない人と出会うタイミングだったのかもしれない。いや、そうだ。そうに違いない。
どう思っていたかわからないけれど...
なんだろ、その佇まいがありがたかったことは言うまでもない。
(その悩みの根本は全然違うところにあったと後日気づくのだけれど)
あー、なんかスッキリした。
今必要だったのは何も考えずに書くことだったのかもしれない。
川が生まれた場所まで遡ったけれど、全てはわからない。あたりまえだけど、髪の毛一本ぶんくらいはわかった気がする。
いや、理解がしたかったのではなくて言葉の海に浸っていたかったのかもしれない。
読んでいるその瞬間が心地よくて、抜け出したくなかった。終わりたくなかった。
なんでだろ、あ、わかった気がする。
乾いた土に染み込む水のように。
言葉を目にする機会が多いので、いつも「あーこの言い回し私にはできない、悔しい!」なんて自意識が働くことばかりなんだけど、どの文章にも感じなかった。
私の感じ方が変わっただけかもしれないけれど。
確かにその方の言葉で溢れていたんだけど、スッと入ってきた。喉ごしのいいうどんみたいに。(ビールもいいね、飲めいないからわからないけど)
わぁ、こんな感覚初めてかもしれない...。
その沁み方が心地よかったんだな、きっと。
だから何度読んでも飽きない。
コメントが一つもついていなかったから、一つずつ何か書こうかと思ったけど「鬱陶しいかな、読むの大変だよね」なんて変な気をまわしてしまった。
だからここに書いている。気づいたら1000字超えてる!
でもまだまだ書きたくて。
一人称って何と書きますか。
小さい頃、生まれ変われるとしたら男の子になりたかった。
着替えが楽だから。っていう単純な理由なんですが。(この理由を覚えてることに衝撃)
なんで男の子はパンツ1枚でいいんだろう、女ってめんどくさいなあ、と思っていた。
今は自分を受け入れることはできた気がする。
でも、性別はどうかと聞かれたら謎な部分が多い。
アンケートや問診票には「女」とスラっと丸をつけられる。しかし、である。ここからが面倒なところで。
彼氏いないの?(=いい人いないの?)にはモヤモヤする。なんでパートナーが男と決まっているのだろう、と。
私もどんな人を好きになるのかわからないのに、なぜあなたは知っているんですか。教えてください、と懇願したくなる。私は男性を好きになる、とどこで知るんだろう。付き合った数か、DNAなのか。
いっそ一人称を変えてみたら何かが変わるだろうか。「僕」「俺」に憧れていた学生時代がある。言わなかったけど。ちょっと試しにここから変えてみますね。
っていうのも、僕はこの「僕」を一生使えないから憧れているんだと思う。
男の子の特別な言葉、って無意識にすりこまれていたから。
女に生まれたことをマイナスに思っているわけではない。ただ、なぜ誰も使わないのだろうと疑問に思っていた。
(性別表現の話は詳しくないので、身体的な男女として書いてます)
僕は僕って言ってみたかったし、それが今許されるのは演劇の中だ。
俺、も言える。
あ、わかった。なんかわかった!
どんな言葉を話してもいいからインプロが好き!
以前から思ってたけど確信になる。
僕、俺、私、うち、わたしゃあ、おどん、わが...。
(途中から方言)
自由に話したいんだな〜
きっと。
僕、何をやってもいいんだ。何を話してもいいんだ。
ここまで長々と読んでくれてありがとうございました。
飛ばしてここまでジャンプしてくれた方もありがとう!
誰のブログを読んだか、それはここまできてくれたあなただけに教えますね。
よかったら読んでみて。
恥ずかしいけれど知ってほしいような、知られたくないような。人って難しい。
ブログを書き続けてくれた藤尾さん、出会ってくれてありがとうございます!!!!
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