見出し画像

ジョージアワインの会、開催

猫三です。何かと用事は入り込んでくる秋。ネタはあるのになかなか書けないnoteなことよ。

おかげさまで熱しにくく冷めやすい私のジョージア熱も絶賛、継続中であっという間に10月も終わりが見えてきた。どこまで行くのか、私のジョージア熱。ある意味、情熱を傾けているというか、情熱が溢れてると言ってもいいかもしれない。そのせいか、やたらとジョージアのことが目に入るのでさらにワクワクが増すという、個人的にはすごくいい循環。

というか、たぶん、気のせいではなくて恐らく本当に日本でのジョージアはちょっとした盛り上がりの時期に入っている気がする。先日から観たいと思っているジョージア映画『葡萄畑に帰ろう』の公開を記念して【ジョージア(グルジア)文化講座】が開催されるというし、密かに世間さまとのグルーブ感を感じている今日この頃(笑)

ちなみに文化講座の一回目はジョージアワイン。うーん、うらやましい。ちょっと遠いので予定できないのが残念だ。もちろん参加もしてみたいけど、企画するのもすごく楽しそうでいい。

とそんな話をしていたら、ポンタさんが地元でお取り寄せしたジョージアワインでのワイン会を開催するらしく、こっちでもやりませんか、と。私が考えていたのとは違う感じだけど、別口でワインイベントが開催されることに。自分が絡んでいてもいなくても動きがあるってやっぱり楽しい。地方開催だけど、興味がある人はいますかね。

で、そんなポンタさんが、猫三さんの言ってた九州のインポーターってここですか、と送ってきてくれたワイン屋さんがこちら、KAKUIDA WAIN

私が面白い取り組みをやっているなあと思ってみていたのは H&Nワインジャパン (面白そうな会社なのです)でカクイダさんじゃないんだけど、調べてみたらジョージアワインのカクイダを運営しているのは黒酢の醸造元で福山黒酢株式会社、という会社。

200年に及ぶ伝統製法によって保存されていた酢酸菌を使って玄米黒酢を作っているらしい。黒酢ってアマンと言われる甕に入れて醸造するんだけど、ジョージアでは一部の地域で今も昔ながらのクヴェヴリという甕を使う。

★鹿児島の黒酢醸造は土の上で太陽に充てて★

★クヴェヴリは屋内で土の中に埋めて醸造する。画像は外に出てますが★

鹿児島の黒酢は以前、見せていただいた会社のも広い場所で作られていて、リンクするところがある。私の中で九州&ワインと言えば、ものすごく以前に翼の王国でみた都農ワイン。あの頃はワインなんて飲んでなかったけど国産ワインが今ほどメジャーじゃなかったし、日本でもこんなふうにワインを作っているところがあるんだなとすごく印象的だった。ものすごく大雑把なくくりだけどイメージが重なって、どうしてジョージアワインを輸入しているのかも気になるKAKUIDAさん。お酢はお酒をさらに発酵させたものだし、なんだか繋がりが面白い。ジョージアワインの良さや特徴には個人的な思い入れもあるんだけど、それを仕事にした方の話は機会があったらぜひ、聞いてみたいことのひとつ。

ここ数年で日本では発酵がブームになっているけれど、酒類の自家製造は禁止されている。一方のジョージアでは自家製造が当たり前らしく、ワインを作ってるだけってところならどこにでもあるよ、とジョージア在住のコタロー君も言っていた。世界のぶどうの品種2000種(もあるんだって!!)のうち、500種がジョージアを原産としているそう。そしてジョージアでしか収穫できないという土着のぶどうも500種類あって、今も栽培されているとか。日本でも栽培されているぶどうだけど、世界的に見たら想像している以上に特殊性が強いのかもしれない。在来種や種のことはここ最近、日本国内でもよく取り上げられるテーマでもあるし、ワインや発酵はもちろん、在来種の植物やぶどうのことも少しずつ知りたいところ。詳しい人に出会えたらジョージアのぶどうやワイン、発酵の他にも世界のぶどう事情についても聞いてみたい。興味ある方、詳しい方がいらしたらぜひ、ご連絡くださいませ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?