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「h1タグ」の意味や要素の構造、使い方、注意点について解説!|3分で分かるSEOコラム

<h1 タグ>とは

「h タグ」は「heading」の略で、HTML 要素になります。日本語では h タグが「見出しタグ」とも呼ばれています。ですので、「h1 タグ」は「見出し 1」という意味で、ウェブサイトのページの第一見出しとな ります。ウェブサイトは雑誌や新聞や本などと同じように、「見出し」は、そのページの各コンテンツの内 容を簡潔に表現する目的で利用します。

つまり、h1 タグ、または見出し 1 を適切に設置すれば、Google ロボットにもユーザーにも、コンテンツ の構造やそのページの伝えたいことを理解してもらいやすくなります。
一方で、もし h1 や見出し 1 が無ければ、Google ロボットにとっては何が大切なのかを判断する材料が 無くなり、またコンテンツを読みに来た人にとっては、そのページが何を伝えたいのか分かりにくくなる 可能性があります。


h1 要素の構造

h1 タグは見出しを表現する HTML タグで、「h1 タグ」から見出しの重要度を示すレベルを 1~6 の数字 で表現することができます。下記のように並ぶ通り「h1」が一番重要度が高く、「h6」が一番重要度が低 いことになります。

<h1>大見出し</h1>
<h2>中見出し</h2>
<p>テキスト・説明文</p>
<h3>小見出し</h3>
<p>テキスト・説明文</p>
<p>テキスト・説明文</p>
※h1、h2、h3~h6 の順に段階構造が適切に設定されます。


h1~h6 の使い方

h タグの使い方はルールがあるので、正確に使えば間違いなく、ユーザーも理解しやすくなり、検索エンジ ンにも評価されやすい記事を書けます。h1~h6 を使う順番を守っていきましょう。それでは、使い方やル ールに関して、説明いたします。

1.基本的には「h1 タグ」の見出しから順番に設置していきましょう
デザインの都合に合わせて、ページの一番上にいきなり h2、h3、h4 を設置したりすることは良くな いので、避けてください。

2.h1 タグの利用は 1 ページにつき 1 つが原則
h1 タグはページのテーマになり、一番大きな見出しになります。同じページに複数使用するのは、 クローラーが記事のテーマを読みに来た時、伝わりづらくなります。これは直接的にマイナス評価と はなりませんが、正確に設置してあげることで、多少評価が上がることが想定できます。

3.h2〜h6 は複数使用で大丈夫です

4.記事構成は理論的に記載しましょう
ページにはいくつかのセクションがあるので、ページ全体をカバーできる文章、またもっとも重要な 文章は「h1 タグ」に設定すると良いです。その次に重要で伝えたいことは h2~h6 タグの順番で分けて、 設定していきましょう。

5.サイトのロゴ、または画像には「h1 タグ」を設定しないようにしましょう
クローラーが回ってくるときに、ページの見出しは画像になると読み込めないため、基本的には 「h1」タグはプレーンテキスト(リンクの設置されていないテキスト文字)に対して設置するようにした 方がいいです。


h1 のよくある誤った使い方

1. 全ページのロゴに共通で設定している
h1 がページのテーマなので、各ページごとに最も伝えたいことを表すテキストに設定すると良いです。 全ページロゴを設定してしまうと、ページコンテンツをアピールもできないですし、施策をしたいキー ワードもアピールするチャンスを逃しているということになります。

2. 他のページへのリンクに設定している
h1 は施策を行うページで一番伝えたいことを記載しますので、リンクに設定すると評価がリンク先ペ ージのものになってしまいます。

3. あるカテゴリ下層ページで、そのカテゴリ TOP と同じ設定をしている
h1 はそのページのものになるので、各ページでユニークな記載になるはずです。カテゴリ TOP と同じ設 定をしてしまうと、Google が同じテーマのページと認識してしまうため、施策としてはあまり良いやり 方ではありません。

最後になりますが、現在の SEO は、「h1 タグ」にキーワードを入れたらそれだけで SEO に効果がある というほど単純なものではなくなっているので、「h1 タグ」に対応しながら、そのページのコンテンツを マッチさせていくことが大事になってきます。h1 タグやコンテンツが充実していて、ページ内容がまとま ることでクローラーに理解させやすくするということを意識して活用しましょう。


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