デザイン研究所 「ガーリー」
ここ「デザイン研究所」は、わたしくことSOZO(ソウゾウ)が日々描きなぐったイラストの数々を披露する場です。今日の気分は「可愛らしさ」です。
ガーリーらしいルックと言えば、フェミニンなルックにはない遊び心とイノセントさがあります。花柄やリボン、フリルのついた洋服にはどこか魔力があるようにさえ思います。
さて今回のルックですが、遊び心ふんだんなイメージで描いてみました。
ベターなルックだが、ぶかぶかの大きなレザーのボトムス、皮革をただ張り合わせただけかのようなラギットな印象のブーツの存在によってバランスを図っている。フリルがふんだんにあしらわれたチュニックはジーンズに合わせるなど、多様なスタイルに適応できる。ショートパンツもトップスと同系素材かつ同系カラー。パステルカラーやホワイトで揃える。パジャマなので、吸水性、吸温性、にすぐれた素材がいいだろう。
本日のファッション用語:ラギット
チェーンベルトのようなフリルのベルトが印象的なルック。トップスはレイヤーを重ねたベアトップで、表面の生地を三日月形や直線状に切り込みが入れてある。こちらも大きなレザーのブーツで、どこか不思議の国の庭に迷い込んだようである。
スカートのフレア部分は型で広がりを表現されており、ワイヤーか厚手の生地で構成されている。大きな特徴は腰の部分の大きなポケットで、型の隙間にいろんな物を積み込める遊び心を表現した。厚手の生地でもよいのだが、実はイメージをしている時は、カゴバックのような素材でもおもしろいかと考えていた。確かマックイーンあたりが以前のコレクションでやっていたような・・・。
このルックにどこか、幼さを感じるのはアイテムのシルエットが大きいから。丸みを帯びて膨らんだ袖、スカート、ブーツ。各アイテムのメリハリが演出されており、首、手首、膝の細さとシルエットの妙を作り出している。歩くとふんわりとなびく、大きさと素材で構成されたかわいらしさのあるスタイルだ。
三日月形やバナナのような切込みが入ったワンピースは、ショルダーの部分が古代ヨーロッパの甲冑のようなイメージで、かわいらしさのなかに、クールな印象さえも抱かせる。足元も古代ヨーロッパのイメージではあるが、こちらは高貴な夫人が履いているサンダルをイメージしたブーツだ。
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