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TOMOO LIVE HOUSE TOUR 2024 "Puddles" 6/28 Zepp Namba【ライブレポ】

セットリストは最後のパートにと思うので、
途中までは楽曲の感想については記載しない。

そして、あくまで個人の感じたことなので、
不快に思われるようなことも書いているが、
ご容赦ください。

TOMOO さんを知ったきっかけ

確か、2年前くらいだったと思う。
僕が東京で友人とボウリングで遊んでいた時、
レーン上の大画面に
「オセロ」の MV が無限ループされていた。

最初は
「今流行りの人なんだろうなあ〜」
くらいにしか思わなかったのだが、

聞いているうちに
このオセロという楽曲の
新鮮さ(聞いたことがない感じ)、
パワー・迫力を感じとった。

また、歌唱している女性の見た目に反して
声がハスキーで特徴的だなと思った。

そういう何か気になる存在として
急浮上したというのが
TOMOO さんを知ったきっかけである。

そこから、メジャーな曲は
よく聴くようになっていったが、
LIVE に足を運ぶということは今までなかった。

今回、LIVE に行くことになったのも
偶然ツアーを開催するという情報を
SNS 経由で知ったというのがある。

何事も偶然である。

会場の様子

Zepp Namba のキャパシティは
個人調べによると約2500人。

そして、ライブが行われた6月28日は
TOMOO さんの誕生日ということもあって、
ほぼ満員という感じだった。
2階の着席指定もほぼ Sold である。
2000人は入ってそうな印象。

客層に関しては、
若い男女が多めという印象だったが、
おじさんやおばさん層も少々いて、
幅広い年代に人気という感じだった。

そして、男女カップルも多かった。
TOMOO さんの音楽が
カップル共通の話題になっていることも窺えた。

ライブレポ

僕は、1階スタンディングの最右側壁中段辺りに陣取った。

楽器の構成は
電子ピアノ(TOMOO さん)
ドラム、ギター、キーボード、コーラス3名だった。

キーボードの人は、途中アコギも弾いていたので、
めちゃくちゃ仕事人である。

1曲目が始まると
ドラムの音がガシャガシャしていて、
ベースとギターの音がほとんど聴こえない。

そして、電子ピアノ、ドラム、ギター、キーボードと
楽器音の総和が大きすぎて
TOMOO さんの声が負けてしまっていた。

最初は位置的に右側スピーカーの音を
強く感じる場所にいることが
原因かと思ったが、
PA システムの調整も良くなかったのかもしれない。

2、3曲目は楽器が控えめな曲だったので、
この現象は感じられなかったのだが、
MC を挟み、
4曲目で再び激しめの楽曲にも関わらず
この現象は改善されていた。

3曲目にコーラスの方が
タンバリンを叩いていたのだが、
この音が妙に主張が強くて、
あまり印象が良くなかった。

音楽は引き算が大切と言われるが、
足し算ばかりでは
ダメになってしまうというのを実感した場面だった。

とかなり否定的なことを書いてしまったが、
僕の1曲目の印象が悪すぎて、
2、3曲目まで尾を引いてしまったのは間違いない。

どんなアーティストの LIVE を見に行っても
1曲目というのは、
演者側も観客側もノリが出ておらず、
お互いが分離した状態で存在しているので、
後半に比べるとエンジンがかかっていない。

であるからこそ、
1曲目は本当に重要なんだなと改めて感じた。

TOMOO さんついて

TOMOO さんの声はやはり魅力的である。
声がハスキーなので強さがあるのはもちろん、
暗さ、弱さも混じっている感じ。そこがいい。

音程もほとんど外さない。
ファルセットがとても上手い。

一方で、地声を長時間張ることが苦しそうに感じた。
だからこそ、高音をファルセットでカバーするのが上手い。

ただ、どうしても地声で張らないといけない楽曲もあって、
張ろうとすると、力みが出てしまい、強いオケに負けてしまう。

それと対比するように、
TOMOO さんの声と電子ピアノで始まる曲は
とてつもなく良い。

今度はピアノツアーに行ってみたいなと思った。
僕的には、大きなフェスなどよりも
小さな会場が合っているのではないかと感じた。

1曲だけネタバレになってしまうが、
後半オセロで喉が枯れていた。

僕はこの楽曲の歌唱にTOMOO さんの更なる飛躍に
つながるヒントがあるように見えた。

喉が枯れていることを本人も気づいているように、
声が枯れすぎないように、
低い声で対応するような歌唱法に切り替えた場面があった。

僕はこの場面を見た時に
上手くやりすぎているのではないかと感じた。

MC を聞いていても
TOMOO さんはおそらくピュアな方なのだと推測する。
決めつけだが、良い人すぎるのである。

僕はもっと悪い TOMOO さんを見たかった。

喉が枯れかけている時に、
少しだけ本性のようなものが垣間見れたのだが、
テクニックでカバーしてしまったように見えたのだった。

殻を脱しきれていないというか、本能を隠しているというか。
感情を爆発させて欲しいなと思った。
そういう二面性があると思うのだが、
表に出てきていない感じがした。

さっきの言葉を撤回するが、
そうであるならばフェスに出まくるべきである笑

セットリスト(たぶん)

1:夜明けの君へ
2:雨でも花火に行こうよ
3:あわいに
4:夢はさめても
5:恋する10秒
6:地下鉄モグラロード
7:shiosai
8:スコール
9:泳げない
10:雨粒をつけたまま
11:Grapefruit Moon
12:Cinderella
13:Present
14:Ginger
15:オセロ
16:Super Ball
アンコール
17:Green Gays
18:HONEY BOY
19:POP’N ROLL MUSIC

7〜10のどこかに Ex:あめ玉

音源と差があるのは理解しているが、
ベースの音が全体的にぼんやりとしていて、
もっと粒だった音を出して欲しかったという好みがある。

ギターについてもあまり聴こえなかったのだが、
オセロの際のプレイが素晴らしかった。
おお〜となった。
何の曲か忘れてしまったが、リフも良かった。

僕が一番良かったなと感じたのは、
Ginger 終わりからオセロへの入り方。
ここが僕の感情が一番表に出てきた部分。
曲が止まらないので、躍動感が継続する感じ。

続く Super Ball までの3曲がとにかく盛り上がった。
Super Ball はとにかく楽曲大賞級に良い曲である。
ディスコだったのかと初めて感じた。

会場も盛り上がっており、クラップもいい感じだった。
終演後に「めちゃくちゃ良かったねえ〜」と
感想を言ってる人が多くて、それを物語っていた。

僕も結果オーライという形で、
初 TOMOO さんはとても楽しかった。

TOMOO STAFF X より参照

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