ヨロコビ

近頃の娘は、より一層誰かから頼まれたことや手伝うことにヨロコビを感じているんだろうなぁと思うことが多い。
何か持ってきてほしいとお願いされたら喜んで持ってきてくれるし、調理のお手伝いも嬉しそうにする。

最近だと、キャベツやまいたけを手でちぎりおかずや炊き込みご飯作りの準備を一緒にしてくれた。
「このくらいの大きさで、ちぎったものはココに入れて。」というシンプルな説明を聞き、想像以上に忠実にやることができる。
丁寧に、集中してやる。

食事前に手を洗いたがらない場面がちょくちょくあるけど、調理前に手洗いをするよう伝えたときのすんなり納得すぐ行動具合は、すごい。

調理している様子が見たかったりすると、高さのあるキッチンへ洗面所から踏み台を運んできたりもするから賢い。
こうしたいからこうする、って、結構高度な頭と体の動きだと思うのよね。成長。

最近の私は、食に関わることをますます娘と共にしたくなっている。
自分で作ったものを誰かが食べたり自分が食べたりすることが、すごくヨロコビに繋がる遊びのように思うから。
楽しそうだし、私も楽しいし嬉しいから。

工程に関われるということは(調理に限らず)、大人にとってもこどもにとっても、喜びに繋がることではないかと思っている。


先日あった十五夜のタイミングで、娘と材料を買いに行きお月見団子を初めて作った。
まんまる大きなお月さまも、一緒に見ることができた。
こどもの成長と共に、一緒に楽しめることが変化していき、増えていくことを実感している。


あんなに暑かった日々が、涼しくて風がきもちいーね。なんて言うようになるくらい、季節がどんどんと変わっていく。

春夏秋冬。
これからも季節の行事や調理することを家族で楽しみながら、共に作るというヨロコビを感じたい。

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