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上の子の存在

現在、妊娠9ヶ月。
妊娠中に感じた上の子(2歳の娘)の存在についての記録。


お世話の大変さ

つわりも重く他にも様々なことがあったため、おむつ替えや食事の準備など最低限やる必要のある上の子のお世話が妊娠初期からとても大変だった。

安静が必要な時期もあり、夫に仕事の休憩中一時的に家へ帰ってきてもらってそのお世話をお願いする日々がしばらく続いた。


匂いにも敏感になりおむつをなかなか変えることができず、当時布おむつだったことも更に影響しておむつかぶれを誘発させてしまったりもした。
(その後、私の楽さを最優先にして一時的に紙おむつへ)

私が横になっていても娘が静かに過ごしてくれるよう、長時間のテレビ視聴もよくさせていた。
テレビから学ぶことも多く悪だけではないとはいえ、長時間見せすぎることには罪悪感を感じていた。子は静かではあるけれど。


動く必要のあるありがたさ

私の様々な体調不良等が少し落ち着くようになった妊娠中期の後半あたりからは、誰かに頼りお願いしていたことを少しずつ私がする(できる)ようになった。

そうすると、必然的に、動く。
おむつ替えとか食事とかお風呂とか、色々と。
動かねばならぬことばかりなのが、こどもとの生活。

とってもしんどい時にそうは思えないけれど、妊婦にも体作りや体力作りのために体を適度に動かすことが必要だったりもする。(妊娠経過や状況による)
その点必然的に動く必要のある上の子がいる状態での妊娠は、第一子の時に比べて運動量が多いのでありがたく感じる部分でもある。
体調や天候の良い時一緒に行くお散歩が、いい気分転換になっている。


パワーとなる存在

上の子がいる状態での妊娠生活は、考えることもやることも多い。

病院など外出時に誰にこどもを見てもらうかとか、上の子をどうするか問題というのが色んな場面で悩みのタネになるんだなぁということを初めて痛感した。
ここで家族や周りの人のサポートは本当にありがたい。

こどもとの生活は、当たり前だが私の思うようには進まない。
私が時間を気にして焦っているときなんかは、もっともっとこどもの色々な言動に向き合う余裕がなくなってイライラしてくる。
そんな余裕のない自分に「はぁ」となる。
そんなことをよく繰り返すものだ。


が、良い意味で気を紛らわせてくれる存在だと感じているし、負担以上にパワーになることの方が多いとも思っている。
上の子がいるから、笑わせてもらったり嬉しいと思うこともドーンと沢山ある。


上の子の誕生後。
我が子を見て喜んでくれた家族の表情を見たときの感情はうまく言葉で表現しがたいけれど「この子が生まれてきてくれたことが、こんなにも人を幸せにするんだ」と強く感じて、こどもの誕生というのはすごく周りに影響を与えることでもあるのだと思った。
こんな存在がまた1人、生まれてきてくれようとしていることが嬉しいし楽しみ。

第一子のときには、陣痛からフル参戦して誕生まで立ち会ってくれた夫。
今回は立ち会いができないようだが、夫と上の子の写真をお守りに持っていってパワーをもらう予定。
今回の出産は夫がいない状況でも、助産師さんや先生のサポートを受けながら、上の子ことを思いながら、赤ちゃんと共に頑張るぞ!という気持ち。
間違いなく上の子の存在が力になってくれるだろう。


心配に思う気持ちや不安は、きっと何人目だろうと、常に一緒に過ごすことになる感情なんだと思う。
不安や心配を超える楽しみや喜びに会える日が来るという経験をしていることは、パワーとなる感情だと思う。


娘や家族とまだまだやりたいことがたっくさんあるから、母子ともに健康で無事で。を、心から願って日々過ごしている。


今このときをふたりで過ごせることに感謝

出産の時期が近づくにつれて、こうしてふたりでゆっくり歩いたり過ごしたりする時間が貴重になるのかなぁ。なんて思うことが増えた。

お腹に来てくれた赤ちゃんが生まれても、誰かに協力をお願いすれば、上の子とのふたり時間は作ることができるだろう。
でも、目の前に我が子がひとりしか存在しないという現実はもう数カ月後にはないのだと思うと、なんだかとっても愛おしく大切にしたい時間に思う。

私の体調が落ち着いてから上の子とふたりでお風呂に入れるようになったのだが、その時間がとっても楽しくて嬉しい。
入るまでは着替えの準備や私自身の気合いやらで億劫な時もあるんだけど、いざ入ってしまえば「こんなに娘だけに集中できる幸せな時間、1日の中でないかもなぁ。」なんて感じている。
湯船に浸かりながら抱きしめたり、話したり、笑い合ったり。とっても幸せな時間だ。




これからも私にとって、上の子である娘が大切な存在であることは変わらない。
お腹に来てくれた子が大切な存在であることも変わらない。

どんどん成長してくれている我が子達に感謝して、今目の前にいる上の子との時間を味わう残りの妊婦期間にする。

ここまで育ってくれたお腹の子の生命力の強さを感じ、信じつつ。
支えてくれている人の存在を思い出しながら、出産までゆったりと過ごしたい。


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