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精神科受診-10

約3週間ぶりの受診日。
比較的待ち時間が少ないクリニックだと思うけれど、今回はいつもより混んでいた。

座っているのがしんどくて、壁にもたれかかりながら順番が来るのを待った。

やっと名前を呼ばれて、診察室へ。

最近はメモを書くほど伝えることがなくなってきたのと、会話をする気力が出てきたこともあり、口頭で伝えることができた。

・気分の波はあるが、頓服の使用頻度は減った
・例年秋から冬にかけて落ち込みがひどくなるので乗り切れるか不安

毎年冬が1番きつくて、医療機関にお世話になるような事故はだいたいその時期に起こしてきた。

先日大学のカウンセリングでその話をしていて、「それは精神科の先生に伝えておくと良いと思う」と言ってもらったので、伝えることにしたのだ。
結局処方はそのままだったし、言って意味があったのか分からないけど…


毎回診察の最後に「他に聞きたいことはありますか」と尋ねてくれるので、ひとつ気になっていたことを質問した。

食欲がなくて、体重が減り続けていてしんどいこと。そして、それが精神科の薬と関係あるのかどうか。

答えは「薬は関係ない」だった。
そういう副作用はないらしい。強い緊張状態が続いていて食欲がないのだろうとのこと。

食欲を増やすような薬もあるけど今は使いたくないと言われて(女性には後から薬を戻してほしいと言われるらしい)、様子見という感じになった。

当たり前かもしれないけど、色々考えて処方を決めて下さっていることが伝わってきて、ありがたいなと思う。

主治医は外来が混んでいても忙しそうに見せなくて、いつも通りのテンポで話してくれるので、それもとてもありがたい。
忙しそうだと「私の番は早く終わらせなければ」と思って何も言えなくなってしまうから。

つくづく、私は出会う人に恵まれていると思う。
色々ハズレも引いたけれど、良い出来事や出会いもちゃんと起こっているし、後者の方を大切に記憶しておきたい。


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