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対話の記録 資料作り回、第4回〜第5回 言葉の分類・可視化フェーズ

こんにちは、おしょうゆです。
今回は資料作り回、第4回〜第5回の対話を振り返ります!

*第1回〜第3回までの対話の記録はこちら*

資料作り回、第4回〜第5回の対話テーマ

第1回から第3回での発想・アウトプットをうけて、資料作り回、第4回〜第5回では主に第1回から第3回までに出てきた言葉や特徴、青春基地で起きている現象などを分類・可視化していく作業を行ないました!
資料作り回、第4回〜第5回のテーマは以下になります。

資料作り回「第1回から第3回で出ちゃった言葉たちをまとめよう」(2021/05/07)
第4回「ことばの分類と可視化」(2021/05/24)
第5回「ことばの分類の細分化(つづき)と現象に名前をつける」(2021/05/31)

資料作り回は、第1回から第3回までで出てきた青春基地についての様々な言葉たちを、議論の感覚・熱を忘れないうちに「なにがよいと思ったんだっけ?」「これはどんな流れで生まれた言葉なんだっけ?」という視点から1つの資料にまとめてあとから振り返ることができるようにするという目的で開催しました。

その資料(=コンセプトメイキング資料)をもとに、より詳しく内容を深ぼって青春基地そのものの研究として作業を進めたのが第4回と第5回という感じになります!

今回の可視化の方法

資料作り回はGoogleスライドでの整理、第4回から第5回は資料作り回で作成したスライドを印刷し、手作業で「現象」と「構成要素」に振り分けて分類したあと図と絵を描いてみる、という流れで可視化を行ないました。

資料作り回で作成したコンセプトメイキング資料は、こんなかんじです。

スクリーンショット 2021-09-15 22.51.34

各々、議事録から良いなと思う言葉や、青春基地を表す言葉を拾ってきてスライドに入れるという流れで進めました。
まとめる項目として、言葉とその言葉がでてきた流れ、良いと思った理由などを設定し、それらを踏まえて第1回から第3回までで共通して出ている言葉やみんなの考え方などを抽出していきました。

この作業を通して、「みんなの共通認識=コンセプト」を抽出するのも目的の1つでした!

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第4回から第5回までは、コンセプトメイキング資料に集まった言葉たちを紙に印刷して手作業で分類を進めました!(たのしかった!)

第4回から第5回の流れとしては、

【第4回】
①言葉を「〜系」でざっくり分類
②さらに細分化して*「現象」と「カルチャー」に分類
③分類したものを定義するために絵や図で可視化
*ここでは「現象」=「(青春基地で)現に起きている様子、出来事、空気」、「カルチャー」=「想定外、予測せず生まれているもの」と定義しています。

【第5回】
①分類したものをさらに細分化
②それぞれに名前、キャッチコピーをつける

という感じで進めました!
「カルチャー」部分の説明がむずかしいのですが、カルチャーには今までの青春基地の流れが濃く含まれています。
代表のわこさんの説明をそのまま書かせていただくと、

■Phase1(2−3年前)「Vision」
⇒設計して活動を進めていた。ある程度流れや見せ方をデザインしていた。
■Phase2(今)「Culture」(uncontrol)
⇒構成そのものは、人に帰属しない。設計からの脱却、今は設計しなくても面白いところにいける。今は設計じゃなくて「カルチャー」、アンコントロールの第2フェーズにきてる。

というかんじです。
主に青春基地として活動する上での見せ方や考え方などについての変化を加味して、今現在青春基地で予期せず生まれているメンバーの動きや繋がりなどを「カルチャー」として分類していきました。

第4回第5回言葉の分類

実際に分類したカテゴリはこんなかんじでした!

第4回〜第5回沼カテゴリ

また、分類したものをそれぞれ表す図・絵を描くワークも行なったので、みんなが描いた図と絵を遠目で紹介します。

第4回第5回みんなのイラストたち

第5回では第4回で分類した現象とカルチャーをさらに細分化し、それぞれに名前・キャッチコピーをつけるという作業を行ないました。

今回のキーワード

今回のキーワードとしては、

・現象=カルチャー=アフォーダンス?
・見通しをあえて持たない
・「こうあるべきが苦しい」⇒New Generation
・個々からはじまる⇒個じゃなくて、個々。みんなの「やりたい」からはじまる
・ネガポジからの脱却⇒ネガもポジもどちらもある状態が自然体であるという感覚。完璧である必要がない。
・活動の主語は「わたしたち」ではない。
モチベーションは場の副産物⇒場があることで、じぶんのなかにある火に空気が送られてモチベーションが生まれる

などが出てきました!

また、第4回・第5回を通して青春基地で起きている現象や特徴、面白さについて深ぼっていく中でWebサイトの構成についても少しイメージが進みました。

全て、理解されるようなページにするというよりは青春基地が考えていることや面白がっていることをそのまま覗けるようなページもあってもよさそう!ということで第4回・第5回で深ぼってきた青春基地の面白さ・研究部分を「沼」と呼び、それらを載せるページを「沼ページ」と呼ぶことになりました。

というわけでこの先、ページ構成の1つとして青春基地での現象、面白さなどを深掘ってまとめたページを「沼ページ」と呼びます!ので「沼ページ」と書いてあったら青春基地の面白いところを分析・研究してぎゅっと詰め込んだページなんだな、と思っていただければと思います〜!

思ったこと

資料作り回、第4回〜第5回を通して思ったのは、青春基地のメンバーはとにかくタフ!!!!ということが1番強いです。笑
実はそれぞれの回、全て4時間ほどぶっ続けで議論してまして、まさに「沼」にみんなハマっていたおかげで時間を忘れて4時間も…!
それほど、青春基地は面白い発掘ポイントがあるというのもとても魅力的ですし、4時間ぶっ続けなのにめちゃくちゃ楽しんで作業できちゃうみんなの思考体力にももはや感動しました。
私自身、普段はパソコンばかりなので、第4回での手を動かして考えるワークは久しぶりにワクワクしましたし、みんなの思考に巻き込まれていく感覚もとても楽しかったです!!

一方で、今回は主に「青春基地の面白さ」について深ぼってきたわけですが、やっぱり青春基地は良い意味でいわゆる”フツウ”の組織ではないのでこれをどうWebサイトに落とし込むか…という悩みが非常に大きくなった回でもありました。

今までは「Webサイトを作る!」となったら、自分が作成するWebサイトの目的・カテゴリが同じようなものを参考としてリサーチを進めて構成やデザインを練ってきたのですが、今回はそれをそのままやっても「青春基地」にぴったり合うものが見つからない(テンプレが通じない)ので単純にNPOのサイトや教育系のサイトを真似っ子するわけにもいかず。
まさに、自分の未知の領域に挑戦する感じでとてもとても悩ましいですが同時に新しいアプローチを知ることができるチャンス!というワクワクもあって今回の対話は、さらに「がんばるぞ!!」と気合が入ったきっかけにもなりました。

全体的に、構成もデザインもかなり手探りの部分が多い分、自分のなかにある知識では足りないということをひしひしと感じますが、「それを認知してインプットできる機会であること」「自分から、自分にない知識を持っている人を積極的に頼ることを練習する機会」としても、今回のWebサイト制作を頑張りたいと思いました!

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今回は以上です!
次回は「対話のログ 第6回〜第8回 構成検討フェーズ」を振り返ります!

【お知らせ】Webサイトを公開しました。

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