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【実話】「剣と魔法の税金対策」二巻発売記念! あるラノベ作家が相続税を学ぶハメになったワケ その1

はい、というわけでございましてね、
「剣と魔法の税金対策」二巻発売が迫りまして、
先の一巻発売時に、noteにて公開いたしました、
「【実話】あるラノベ作家が税務調査喰らった件」が、
これが意外と好評でして、なんと、発売日の初日だけで、
しかも午前中だけで1万PV行きました!

 こうなるとですね、「二匹目のドジョウ」を求めちまうのが人の性。
 なので、二巻発売も差し迫った今日このごろ、
 第二弾をカマそうと思います。
 よろしければお付き合いいただければこれ幸い。
 買ってくれればもっと幸い。
 読んでいただければ気分はヘブン。

 さて、本作「剣と魔法の税金対策」は、簡単に言えば、
「ファンタジー世界の税金話」です。
魔王の
「我が配下になれば、世界の半分をくれてやろう」
のお約束な言葉に、
「え、マジわかった」
と勇者が即答してしまったところから始まります。


 しかし、そうは問屋がおろさなかった!
 この世界は、「税法」が、森羅万象を司る
 絶対法則として存在していたのです。
 要は、「神様に税金を納める」ことが掟として存在しました。

 世界の半分ともなれば、その資産価値は莫大。
 そうなると発生する税金「贈与税」を徴収すべく、
 天から税金の天使「税天使」が降臨したからさぁ大変!

 税金逃れのために、魔王と偽装結婚を企む勇者
 しかしそれが、税天使の逆鱗に触れた!!
 天界による「税務調査」が開始され、
 一兆イェン(円)の追徴課税が発生。
 このままでは、勇者も魔王も破産まっしぐら!!

それに対抗すべく、勇者と魔王は、
今や幻となったジョブ、「絶対の神が定めた税制度」にまつわる掟
「ゼイホウ」に通じる者、世界最後の「ゼイリシ」の少女に助力を願い、
天人魔を巻き込んだ、壮大な節税作戦が始まる!

「勇者の剣に贈与税は発生するのか?」
「ミミックの超過勤務手当は?」
「アンデットモンスターに深夜勤務手当はつくのか?」
「節税の奥の手、”無駄遣い”とは?」

 とまぁ、こんな感じの物語なわけです。

で、なんでこれを私が書こうと思ったか。
上記のnoteのタイトルを見ていただければわかりますね? 
私が税務調査食らったからです。
いきなりある日突然来ます。
その時の恐怖と懊悩、
せめて、せめて元取らねぇと悔しいと、
実体験とさらに税務署・税理士さんに取材を重ね!

転んでタダで起きるものかと、
わずかでも取られた追徴課税の元を取るために作り上げた、
執念の一作なんですが、
幸いなことに、
「そこそこけっこういい感じと言えんこともないと言っている人がいたよ」
 な感じで……いいのか?
まぁともあれ、かなり順調なスタートを切らせていただきました。
ありがたいことに新聞に載ったりしましたよ。


でまぁおかげさまで「二巻発売決定」とあいなりました。
なんせ一巻時にはナンバリングされていませんでしたからねw 

んで、二巻のあらすじはというと、
税務調査を退けたものの、やっぱり相変わらずお金のない魔王城。
借金まみれの赤字経営、このままでは不渡り出して倒産だ!  
ってなことで、一発逆転の「埋蔵金探し」に取り組みます。
初代魔王の残した隠し財宝……
なんでしょう、どこかで聞き覚えのある話ですね。

なんですが・・・今回の真のテーマは「埋蔵金」にあらずです。
なんせ「税金」のお話ですからね。
そんな、日常生活ではあんま縁のないものではありません。
次なる立ちはだかる税金は、いずれ必ず皆様にも関係のある・・・
そう、「相続税」です!!

な・ん・で・す・が・・・
さて、なぜ今回、私が「相続税」をテーマにしたか、
前回は自分が税務調査食らったので税務調査の話を書いたわけです。
ええ、今回も関係ございましてね?

その前に、今から言う内容、ちょっと重く、
「笑いにくい」「反応しづらい」と思われるかもしれませんが、
ぶっちゃけ、そんな深刻になる話ではありません。
なので、そんな構えないでくださいね?
いいですか? 
言いましたよ? 
OK?

実は親が亡くなりましてね。

はい、というわけで、本日はここまで!
「その2」はまた明日お送りいたします!
みんな、見てくれよな!

「剣と魔法の税金対策」二巻は、4月20日頃、ガガガ文庫より、
全国の書店で発売!

 今回帯の応援コメントを、
「キミのお金はどこに消えるのか」
「がんばってるのになぜ僕らは豊かになれないのか」

 など、大人気経済マンガでおなじみの、井上純一先生にいただきました!
 大変面白いので、こちらも読もう!



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