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長男、怒る!次男も怒る!

ロシアの問答無用のウクライナ侵攻、そしてここ最近は「またか」という感じの北朝鮮によるミサイル発射に、なぜにこのような暴力的で攻撃的な暴挙に出てしまうのか、その国のリーダーたちの心理状態はまったく理解できない。早くこの異常事態を止めてほしいと切に願う。

某国のミサイル発射は、かれこれ十五、六年前くらいから頻繁に行われるようになり、当初はJアラートとか、いざという時の避難方法などをメディアもしきりに報道していたと思うのだが(今はさらっと伝えるだけね)、やはり恐怖感をあおられていたようにも感じる。

そんな恐怖感増しましの頃の、小学生だった息子たちとの会話である。

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この何日間か、長男が怒っている。

「腹立つ~!あいつら、何考えてるんだ!!あんな奴ら、なくなって欲しい!」

おいおい…。(^_^;)ちょっと、過激すぎなんじゃないか?
かなりお怒りのご様子だけど、なぜだかわかるかな?

もちろん!今世界を怒りと戸惑いと不安に陥れている某国のミサイル発射に、長男もお怒りなのだ。

長男も私たち両親が見ているニュースで、その国がいろいろなことやってるのを聞いて、その都度怒りが爆発してるご様子。
で、冒頭のような過激発言が発せられているのだが…。
気持ちは非常にわかる。

でもね、国際間の様々な政治的な交渉ごとはそれはもう、民間人が考えるほど簡単なものではなく、ひどく複雑で駆け引きも非常に難しい。

確かにこの国がやることは、ひとつひとつものすごく卑怯で、約束なんかも平気で破るし、私だってそりゃはらわた煮えくり返るほどだ。

しかしだな、長男。
この世の中ものごとをみ~んな、「やられたらやり返せ」「目には目をで応戦」したら憎しみは憎しみを生む。
そんな中、わが国の首相は至極冷静に対処している様子。
まさか私は首相の崇拝者でも何でもない。

ミサイル発射したときにやった記者会見では、ものすごく冷静だったね。
一方じゃ、あまりに生ぬるい、なめられている、弱腰だ、との意見もあるかと思うが。
拉致被害者の方々のことを考えると、いい加減早くどうにかしてくれないと。ご家族は高齢化しているというのに。

でもここで強硬な姿勢で相手を怒らせたら、いきなり何をやりだすかわからない恐ろしい国だから、その国の何も罪のない一般市民やいまだ数多く残っているであろう拉致被害者が、もしかしたら犠牲になるようなことがおきるともわからない。

常に対話(話し合い)の場を持つということを頭においていると主張するわが国。

かなり難しい問題ではあるが、感情に任せて強硬手段をとらずに、もっと深く考慮してからにしないと後の祭りになりかねないから。

お怒りがなかなか静まらない長男くんだが、そんなことを親子ともども話し合ったのだった。

早く世界が平和になるように…。

ライン

「次男も、怒ってみる(^_^;)」

先日の長男と私の、ミサイル発射の話題を聞いていた次男。
わかっているのか、わかってないのか、いっちょまえにやはり怒っているようだ。

次男「ほんっとに…ミサイルなんか撃ってきたらどうなると思う!」

私「あら、あんたもそう思う?」

次男「もう!○○店もなくなるんだぞ!!」

※説明しよう。
「○○店」とは、長男や次男たち小学生が大好きな駄菓子やソフトクリームを売っている、彼らにとって大事な店であ~る。

私「へ?○○店かい…。」

次男「そうだよ!そしてこの平和な△△町(現住所)も全部やられてしまうんだよ!」

私「あ~、そうだね。ここやられたら大変だね」

次男「あ~もう!あいつらどうにかなって欲しい!」

と真似っこの次男ながら、まあまあいいとこついていた。
長男の真似するの、大好きなのだ。
いいところを真似してね~。(母の切実な願い)

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