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庭や たにぞえ 曽根史子さん

今回は、建築デザインの中でも外構の部分で庭づくりをされている曽根さんにお話をお聞きしました!庭仕事をしながらカフェ経営と新たなライフスタイルに挑戦されている方です!

Q,曽根さん本日はよろしくお願いします!
曽根さんは経歴が面白い方とお聞きしてますが、
今の働き方になるまでの経緯を教えてください。

最初は小学校5年生の時の英語教室で英語に触れて、
「自分は日本に生まれる子じゃなかったんだ!」と思い、絶対にアメリカに行きたいと感じていました。中学生で1週間留学し、高校の17歳でAFS(American Field Service)という団体を通じてアメリカのテキサス州に
留学し、学生時代は海外を大満喫しました。

しかし、現地の友人との感覚の違いから、自分って日本人だなと自覚してしまいました。アメリカでは黙っていると透明人間扱いされてしまうため、
日本に帰国した後は何をするにも一緒に行動する友人達を見て疑問を
持つようなりました。

そんな中、国際系の短期大学へ進学し、同じ考えを持つ友人が出来ました。同時に四大生の友人もできましたが、皆同じ服装でインターンや就職活動
などの画一的な生活をしている様子をみて、海外的な考えで「組織的な意味の分からないルールに縛られたくない!」と思い、フリーターになることを選び、8社の会社を転々としました。

そのような20代を過ごしてからは、結婚し、旦那さんがタイに行っている間に花のお仕事や勉強をされている彼のお義母さんに出会い、次第に植物に
興味を持ち始めました。

その後、1年ガーデナーを経験して、そこにいらした有名な先生からの影響で剪定に興味を持ち、庭師さんなどに教えてもらいながら職に就くという経緯でした。

Q、そうなんですね。ここではカフェを経営しているそうですが、それはなぜ始めたのですか?

父は祖父が立ち上げた建設業を継いでいるのですが、実は建設業が好きではなく、色々な団体での外の活動を頑張っていました。

そこで仲良くなったコーヒー屋さんが辞めると言ったときに、十勝で長年
営んできたお店が他の地域の資本になるのは勿体無いということで、
父がM&Aをしました。

父から取締役に誘われましたが、その時期は私自身、庭師としての勉強を
メインで行っていたため、最初は取締役の誘いを断りました。
ですが、とかちむらで出店するという話になった時に、このまま従来の
やり方をするのではなく、せっかくなら今の時代に合わせたコーヒー屋さんを目指してみたいという気持ちがあり、引き受けることにしました。

というのも、以前アメリカで訪問したコーヒー屋さんの、常連客のメニューを覚えていたり、うっかりお金を払い忘れてもみんなで笑っているような、地元密着感溢れる雰囲気のあるコーヒー屋さんを自分でも作ってみたいとも思ったからです。

とかちむらにあるマテナ珈琲

Q,朝4時に起きて朝の発信をされていますが、きっかけは何ですか。

クラブハウスで知った、あるインフルエンサーに影響をうけて、色々な方のお話を聞くようになりました。先行者優位という言葉をそこで学び、先に
やることで良い効果を得られるかもしれないと思いました。
声を褒められることも多く、もともと話すことが好きだったので、
Podcastなどで話しをしていました。

ですが、外部へ向けて話すということはその内容に対しての責任があるので、より具体的にリサーチするようになりました。
リサーチし、インプットしたものをすぐにPodcastでアウトプットをする。そのようなサイクルのおかけで自分の知識も豊かになって行きました。
発信しているのは、自分の成長を重視している部分が大きいですね。

Q,他にもFacebookで庭やたにぞえの仕事風景などを上げていますがここではどんな目的がありますか。

広告宣伝が主な理由ですね。私たちらしさをどう伝えるかを考えたときにSNSという媒体があったので活用してます。発信を見て面白いと思った人はその発信を見続けてくれます。それは私たちと波長があった人だと思うんですよね。その方たちが私たちに依頼してくださり、一緒に庭を作っています。

作業中の一コマ

Q,note、facebookなど発信をしながら、庭師、カフェのオーナーとやることが多いと大変ではないですか。

やんなきゃと思う気持ちはありますが、それよりも楽しいことが多いですね。もちろんイヤなことや色々なことを言ってくる人も沢山いました。
ですが、そもそもそのようなことに対して我慢せず、嫌なことに対してはすぐにシャッターをおろすようにしてからは気持ちが楽になりました。タスクが溜まっても全部が自分にとって楽しいタスクだから苦ではないですね。

多忙ながらも素敵な笑顔で活動している様子が素敵です

Q,働く上で大事にしていることは何ですか。

仕事とプライベートにONOFFがないことですかね。自分らしさを大事にすることが次の仕事に繋がっていくと思います。一見全然関係のないことにも
繋がっていて、ビジネスの前に一人の人間なんだなって思います。
自分のことを好きになってくれた人相手の方が、仕事に対してもいい
パフォーマンスが出来ると思います。人間性に惹かれる人がその道に進んでいいと思いますね。人間の充実は仕事に結びつく気がします。

 Q,確かに人間味がある人って素敵ですよね。

アメリカでも企業人よりもフリーランスが主流になっています。
つまり個の時代で自分らしさがかっこいいと思います。ある程度のルール、信用の中でではありますが、自分が充実していればいいのかなって。
何か仕事で詰まった時は、自分を変えた方がいいかもしれませんね。

本日はありがとうございました!
今回のように色々な価値観のお話を聞くという機会がない学生の皆さんも
多いと思うので、そのような方々に何か1つでも響くものがあると良いと
感じました。

今回お話を聞いた曽根さんについての各種情報です!
お話にもありましたが、とても発信に力を入れられてる方です!
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