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知性というのは柔らかくてのびやかで、人をやさしく、そして自由にしてくれるものだったはず 「赤頭巾ちゃん気をつけて」

(これだけは笑わないで聞いて欲しいのだが)たとえば知性というものは、すごく自由でしなやかで、どこまでもどこまでものびやかに豊かに広がっていくもので、そしてとんだりはねたりふざけたり突進したり立ちどまったり、でも結局はなにか大きな大きなやさしさみたいなもの、そしてそのやさしさを支える限りない強さみたいなものを目指していくものじゃないか。
‥‥同時にぼくがしみじみと感じたのは、知性というものは、ただ自分だけではなく他の人たちをも自由にのびやかに豊かにするものだというようなことだった。

「赤頭巾ちゃん気をつけて」庄司薫

BSプレミアムの「世界サブカルチャー史」を見ていたら、私の座右の銘と言うべき懐かしい言葉に再会した。

そうだよな。私が最近つぶやいている言葉たちは、結局ここに帰って来るのだった。

うすうす気づいてはいたんだけどね。

※ 読んだ人はほとんどいないでしょうが、気が向いたら是非読んでみて下さい。


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