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特定非営利活動法人南アルプスファームフィールドトリップについて

このnoteは山梨県南アルプス市で農業資源を活用したまちづくりを行うNPO法人南アルプスファームフィールドトリップの活動のあれこれの置き場です。


ファームフィールドトリップとはどんなNPO?

  1. 八田農産物加工施設の管理

  2. 南アルプス市内の農地の維持管理

  3. 将棋頭公園の管理

  4. 山梨県の特産品開発、製造、販売

  5. グリーンツーリズムの推進

  6. 南アルプスまでい牧場サポート

1八田農産物加工施設の管理

南アルプス市営八田農畜産物処理加工施設

令和4年4月現在ファームフィールドトリップの事務所は、南アルプス市徳永411の八田農産物加工施設にあります。この建物は、南アルプス市が合併する直前に旧八田村が建設した農畜産物の加工施設で、合併後南アルプス市の農産物を活用する加工施設として運営され、現在指定管理団体としてNPO法人南アルプスファームフィールドトリップが管理運営を行っています。


この施設は、基本的に地域の農業者や、農産加工を行う団体に開放しており、半日1570円 1日 3140円で加工施設の1室を使用することができます。
加工室は、ジャム室・漬物室・みそ室と別れていますが、それぞれの部屋名の用途に関わらず農産加工に関わる用途であればお貸しすることができます。ただし、こちらの施設を使用してできた製品で営業許可を出すことはできません。


具体的に何ができるのか、また農産加工を始めたいけれどどうすれば良いのか?などのご質問については当NPOにご連絡いただければ無料にて相談に応じております。連絡は055-282-6267まで、「加工場の件」宛てにどうぞ

2.南アルプス市内の農地の維持管理

当法人では、営農が難しくなった農地の維持管理を有償にて行っています。法人の理事長は農業者ですので、優良農地として営農が可能な農地については、農地の賃貸借契約を行って畑をお借りすることも行っています。
令和4年4月現在、NPOが主に栽培管理する農地は3haになります。
こちらの農地は、法人スタッフや、南アルプス市が募集し、当法人が受け入れ団体として活動する地域おこし協力隊員の活動圃場として営農活動を行っています。

3.将棋頭公園の管理

イベントでの山羊のふれあい体験

南アルプス市教育委員会の文化財課さんと協働して、武田信玄が建設にかかわったとされる、信玄堤堤防施設に関連した一連の堤防施設である、将棋頭の保全のために南アルプス市が所有する史跡の防草作業に当NPO法人が飼育するヤギがお仕事にあたっています。
この活動の様子が、文化庁のyoutubeでも紹介されています。

4.山梨県の特産品開発、製造、販売

マルメラータの農産加工品たち

山梨県はぶどうと桃の生産が日本一であり、日本有数の落葉果樹の生産県です。南アルプス市も、さくらんぼ、もも、すもも、ぶどう、柿などの栽培が盛んで、特にスモモの生産量は日本一となっています。そんな豊富な農産物を自分たちで加工し、「MARMELLATAマルメラータ」のブランドで全国に販売を行っています。
特に、花びらを加工してジャムに仕上げた花びらジャムシリーズは、当法人の代表的な商品として、百貨店や海外へのお土産など多方面でご紹介いただいている人気商品となっています。

きんもくせいの花びらジャムと桃の花びらジャム

NPOの商品はこちらからご購入いただけます

5.グリーンツーリズムの推進

さくらんぼジャム作り体験(画像は公開承諾済画像です)

もともと私たちは農業者3名が集まって作った、農地を使った畑遊びを推進する都市農村交流団体です。NPO設立にあたっては山梨県北杜市に本拠を持つNPO法人えがおつなげて代表の曽根原久司さんに指導をいただき設立した事業型のNPO法人なのです。

コロナ禍により体験活動が難しくなっておりますが、
令和3年度も、南アルプス市商工会さんや南アルプス市観光協会さんと協働して、果物狩り+ジャム作り+農村レストランランチを楽しむ
「完熟フルーツこだわり探訪」を実施したり

また、学校単位での校外学習の中で農業体験を取り入れてもらって
何年もお付き合いいただいている活動などもあります。

6.南アルプスまでい牧場サポート

東日本大震災において、福島県飯舘村は原発による災害のため地域のブランド牛であった飯舘牛の飼育ができなくなり、5月には全村避難となったのですが、その飯舘村で飼育されていた子牛2頭を購入し震災から2週間の3月30日には南アルプス市の遊休農地を活用して飼育を続けています。飯舘村で畜産が再開したときに、故郷の誇りの飯舘村で生まれた牛が里帰りできるように、今も南アルプスまでい牧場と名付け、有志によるボランティアさんを中心に牛を育てています。当法人はこの活動を牛のオーナーとして、飼育スタッフの人件費補助と牛の餌代、運搬のガソリン代という形でサポートしています。

私たちは事業型のNPO法人です。私たちの販売した農産加工品による利益は、上記のまちづくり活動のために使用されています。

NPOへのお問合せ等は
ホームページからご連絡いただくか

055-282-6267までご連絡ください。

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