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フジテレビさん、視聴率下落。CMスポット下落。視聴率テレ東の下、後が無い。

【筆者コメント】
前にもコメントに書いた通り、港社長の「やっぱり、楽しくなければフジテレビじゃない」のキャッチフレーズはバブル期にこそ通用したものであって、30年間経済成長が低迷している現在では間違っていると思います。


【過去のコメント記事】


■2000年以降のテレビが衰退が顕著化してきて以来、がん末期の緩和ケアに使う麻薬の様に『吉本興業』と『ジャニーズ』を増量使用して『根本原因の癌に向き合わないで来た』。

吉本興業の筆頭である『ダウンタウン』の様に、自らを貶めネタにする笑いではなく、「嘲笑と言ういけにえを伴う醜悪な笑い」であり、その対象は芸人だけでなく俳優やタレントもそのターゲットにしており、大物俳優や弁護士や教授と言う尊敬の対象ならより面白くなるというスキームを作った。

ジャニーズで言えば、『キムタク』に代表される『スター様』であり、共演者や視聴者すら跪かせる事を強要する風潮を作った。
ドラマ視聴率30%超えた事がそのきっかけだったのだが、それって時代の偶然でしかない事を世間は冷たく理解しているのだが、キムタクやジャニーズの信者たるオタクやTV制作者は未だに再来すると信じている。

賢者の視聴者は、それを感じてTVを捨てた。


■一方、フジのドラマでは、今作らねばならないコンテンツを真摯に作っているチームもいる様です。

例えば、
2022年の『エルピス—希望、あるいは災い—』
や、
2019年~2022年にかけて何回か放送された『監察医 朝顔』
です。
これを生み出すテレビマンがいるのだから、空騒ぎを辞めて現在の日本の苦境に向き合う様な骨太のコンテンツを期待したいです。



1.フジテレビは“秋の大改編”で大苦戦「振り向けばテレ東」どころか誰もいない状況に…唯一、評価されている新枠は

デイリー新潮 2023/11/17(金)


フジテレビは「やっぱり、楽しくなければフジテレビじゃない」をキャッチフレーズに秋の大改編を行った。改編率はゴールデン帯(19~22時)が33・2%、プライム帯(19~23時)が34・5%にも及んだのだが……。

 フジの全盛期を知る世代には「楽しくなければテレビじゃない」を思い出す人も少なくないだろう。
1981年、それまでの「母と子のフジテレビ」を改め、面白くて視聴率が取れる番組を作っていこうというキャッチフレーズだった。その結果、「オレたちひょうきん族」や「笑っていいとも!」などの人気番組が生まれ、翌82年には年間視聴率三冠王を獲得。それは12年続いた。

民放プロデューサーは言う。 「昨年6月に港浩一さん(71)が社長に就任し、“夢よ再び”という思いなのでしょう。彼がフジに入社したのは76年、まさに全盛期を肌で感じた世代ですからね」  
9月29日に行われた社長会見では、こう説明している。 《木曜は“ただただ面白く”、水曜は“知的好奇心を刺激するような”、火曜・金曜は“女性が特に楽しめるような”番組を編成した》  ところが、残念ながら上手くいっていないという。

「10月から11月にかけて、バレーボールW杯やプロ野球のクライマックスシリーズと日本シリーズなど特番が相次いでいたため、11月第2週になってようやくレギュラー放送の平常運転となりました。
すると、フジの視聴率の落ち込みが目に付くようになったのです。特に“ただただ面白く”の木曜日が苦戦していますね」

新番組がことごとく

 例えば、11月9日(木)夜の視聴率はこんな具合だ(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
19時「木7◎×部(もくしちまるばつぶ)」世帯3・5%、個人2・1%
20時「オドオド×ハラハラ」世帯2・9%、個人1・7%
21時「私のバカせまい史」世帯3・2%、個人1・9%
22時「木曜劇場・いちばんすきな花」世帯4・7%、個人2・5%

「19時台の『木7◎×部』は、嵐の『VS嵐』を引き継いだ『VS魂グラデーション』を9月末で打ち切り、相葉雅紀(40)のMC続投でスタートしました。ところが、『VS魂』よりも大きく数字を落としています。
20時台の『オドオド×ハラハラ』は『奇跡体験! アンビリバボー』を水曜20時台に移してできた新番組ですが、正直言って何をやりたいのかがわかりません」  
21時台の「私のバカせまい史」は4月にスタートしている。 「MCはバカリズム(47)。“現代の視聴率王”の彼をもってしても数字が取れません。元々は特番を数回放送し、深夜に期間限定でレギュラー放送した後、4月からゴールデンに昇格させた番組です。かつて深夜に放送されて人気を呼んだ教養風バラエティ『カノッサの屈辱』のように、深夜枠のほうが良かったのではないでしょうか」  

テレ東に抜かれた

シンガリはバラエティではなくドラマ「いちばんすきな花」だ。
「前作『この素晴らしき世界』は、鈴木京香(55)の降板で急遽、若村麻由美(56)を主役に据え、平均視聴率3・9%と大苦戦しましたが、それよりはマシという程度。昨年大ヒットしたドラマ『silent』の脚本家とプロデューサーが再タッグを組みましたが、視聴率は物足りない数字です」  

木曜ばかりではない。 「火曜も苦戦しています。オードリーの若林正恭(45)が司会の『潜在能力テスト』を打ち切り、深夜から火曜21時台に昇格した『突然ですが占ってもいいですか?』は、11月7日の世帯視聴率が3・5%、4月にスタートした22時台の『ひらけ! パンドラの箱 アンタッチャブるTV』(関西テレビ制作)は3・1%といった具合です。

また、水曜20時台に移動した『アンビリバボー』の前番組は『世界の何だコレ!?ミステリー』と、似たようなコンセプトの番組が続く編成となったのもナゾです」  

その結果……、
「11月第2週のゴールデンの世帯平均は5・2%と、テレビ東京の5・3%よりも下回った。つまり民放最下位となってしまいました。『振り向けばテレ東』と揶揄された時代もありましたが、今や振り向いても誰もいない状況です」  

もちろん、全て失敗というわけではない。 「54年ぶりに金曜21時に新設したドラマ枠の第1弾『うちの弁護士は手がかかる』は健闘しています。ところが、主演のムロツヨシ(47)が実生活で腹膜炎となってしまい、ドラマのほうも急遽、盲腸で入院する設定に。その影響か、昇り調子だった視聴率も下がってしまいました」  踏んだり蹴ったりだ。

なぜ上手くいかないのだろう。

「94年、日本テレビがフジから年間視聴率三冠王の座を奪った際、フジの番組やフォーマットを徹底的に研究したそうです。しかし、今のフジには、そうした姿勢が感じられません。

港社長の成功体験が邪魔をしているのでしょうか」  港社長は9月の社長会見で「1年かけて一番楽しくて面白いコンテンツを作るテレビ局になることを目指す」と語った。果たして――。

デイリー新潮編集部



2.フジテレビ視聴率が悲惨【テレビ東京以下に】どん底の理由

長谷川良品「テレビ悲報ch」  2023/11/23

スポットCMが激減マイナス12.6%。

コロナ禍のステイホーム時期に視聴者がある事に気付いてしまった。

【参考】
フジテレビに限らず日本テレビも、CS放送で過去の人気ドラマ一気見を流しているのは割ってしまう。

嘲笑と言ういけにえを伴う強制的な笑いに嫌気をさしている視聴者を見ていない。

【筆者】
10年前からTVで笑えていないですから、居ている事は実に納得です。

かつては、お笑い芸人の大物ダウンタウンと他の業界大物との会談をすると、その業界大物がやたら小物に見えてしまう現象があったが、それは「笑いを取れる者が賢い」と言うTV内の認識がそうさせていた。
今は逆転して、やたら芸人の笑いを獲ろうとする姿勢が透けて見えて小物観が大きくなった。

バラエティー、しかも吉本興行、しいて言えばダウンタウンに頼りすぎて来たTV界の自滅だと思いますよ。
下記の見識が納得です。




3.フジ月9ドラマ「ONE DAY」視聴率急降下で打ち切りか!?豪華キャストでも脱落者続出の理由

元テレビDさっきー テレビで言えないテレビの話  2023/11/12


役者をそろえたという点では申し分ない配役。じゃ何故??

米国ドラマ24を狙ったのか?

例えば、(テロの予告時刻が24時間後だとかの)1日に意味があればいいのだがそれは無い。


終わり

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